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24時間保育可能な託児施設あり 地域住民のかかりつけ病院としてアットホームな雰囲気|医療法人社団威風会 栗山中央病院

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

千葉県四街道市で内科や外科、耳鼻咽喉科など幅広い診療を提供する「栗山中央病院」。地域住民のかかりつけ病院として、アットホームな雰囲気が特徴です。近隣の介護施設や病院とも連携し、高齢者の救急搬送も受け入れています。

「栗山中央病院」には24時間保育可能な託児施設もあり、育児をしている人も働きやすい職場環境があります。育休からの復帰率は100%です。また、プリセプター制度を導入し、ブランクのある方にもマンツーマンで指導するので、しばらく看護の仕事から離れていた方も安心して勤務できます。

目次

1.地域住民のかかりつけ病院 92床のアットホームな雰囲気

――栗山中央病院はどのような病院でしょうか。

当院は1985年に開院し、今年で40周年を迎える、92床の小規模病院です。四街道駅からはバスで10分ぐらいかかりますが、四街道インターがすぐそばにあるので、車で通勤する方にとっては交通の便がいいところだと思います。

当院には、「清く・優しく・温かく」という言葉が開院当時から受け継がれてきました。その理念は大切にしながら、安心・安全で信頼される病院となることを目標に、地域医療と医療安全に力を入れています。

当院は、近隣の多くの介護施設の協力病院であるとともに、高齢者の救急搬送の増加に対応する病棟として、地域包括医療病棟を取得しています。急性期一般入院基本料の5も取得しています。かかりつけ病院として長く通院してくださる患者様がとても多く、アットホームな雰囲気が特徴です。また、職種間の連携がとれている病院だと日頃から感じています。

――今回募集している職種や、主な仕事内容を教えてください。

看護師、准看護師、看護補助、外来で医師の診療を補助するドクターアシスタントを募集しています。

看護師は、病棟配属の場合は入院患者さんの看護にあたりますので、検温、点滴、ナースコール対応など、勤務内容や1日の流れ自体は多くの病院とあまり変わりません。外来の看護師は外来の患者さんの対応、胃カメラや大腸内視鏡など、検査のサポートをします。手術室に興味がある方であれば、手術室にも入ってもらいたいと思います。

看護補助は、入院患者さんの生活支援をします。主にオムツ交換、排泄の介助、全身の清拭や着替えのお手伝い、食事の介助などをします。そのほか、ベッドメイキングや入退院時の部屋の準備も仕事です。1日におむつ交換をする患者さんは30~40人ほどいらっしゃいますので、排泄介助やおむつ交換が1日の業務の中心となります。

ドクターアシスタントは、診察室への誘導や、検査の説明、誘導が主な業務です。

2.ほかの病院との連携も密 地域医療を学べる

――職員の皆さんは、どんなことを大切にしてお仕事にあたっていますか。

私が看護部長として看護部の職員に求める人物像が、当院の精神でもあります「清く・優しく・温かく」、その中でもとくに「優しく・温かく」を大切にして働いてもらいたいと思っています。「優しく・温かく」は、患者さんやご家族にはもちろんですが、ともに働く仲間への態度としても求められることです。そのうえで、プロフェッショナルとしての知識や技術も身につけて患者さんに接してほしいと思います。

――どんなときに栗山中央病院で働くやりがいを感じますか。

日本全体が超高齢化社会を迎える中、当院に入院している患者さんも80代、90代はもちろん、中には100歳を超える方もいらっしゃいます。高齢者、認知症の患者さんへの看護を学びたい方にとっては、やりがいを持って勤務いただける環境だと思います。

それから、当院はほかの病院との連携を密にとっていますので、地域医療を学びたいという方にもぴったりの職場です。

――職場の雰囲気はいかがでしょうか。

職員は20~70代まで幅広い年齢層がいます。ジェネレーションギャップが話題になって皆で笑い合うこともしばしばです。年齢や経験の差による壁がなく、活発にコミュニケーションがとれている職場だと感じています。

患者さんが帰る時には、病院では禁句だとは思いますが、「またね」という言葉が飛び交う場面もあります。そのくらい、患者さんやご家族との関係性もいい病院だと思います。

――職種間の連携はいかがでしょうか。

朝のミーティングではリハビリの職員やソーシャルワーカーも一緒に、患者さんに関する情報交換をしています。また、他職種が、病棟業務の支援をしてくれることもあります。

3.育休後は100%が復職 24時間保育可能な託児施設も

――ワークライフバランス面のPRポイントについてお聞かせください。

残業は月平均8時間ぐらいで、これからもっと減らしていきたいと思っています。育休を取得する職員もいますが、100%復職していますので、プライベートとも両立しやすい環境だと思います。家庭の事情に合わせた時短勤務などの働き方も可能ですし、育児中の職員が急に休むことになっても、お互い協力し合える職場です。お子さんを24時間預けられる託児施設もあります。

有休取得率はここ数年、70~80%ほどですが、全員が100%取れるようにしていきたいと思っています。有休はパート職員も取得できます。

――業務効率化や働き方改革を進めるために取り組んでいることはありますか。

お互いに声をかけ合って、仕事が残っている人を手伝うなど、助け合いの雰囲気があります。救急の病院なので急に残業が発生することもありますが、時間帯によって「日勤の職員が対応すると帰れなくなるから、夜勤にお願いしよう」といった柔軟な対応をしています。

また、管理者の指示を待つのではなく、自分たちの職場は自分たちが働きやすいように変えていってほしいということを日頃から伝えています。自分たちで意見を出し合って業務を改善していく環境づくりに努めています。

夜勤に関しては検温の回数や方法を見直して、ほとんど残業することなく帰れる体制になりました。おむつ交換の回数や製品の見直しも進め、患者さんの安眠も大切にしながら、職員の負担も減らすよう努めています。

4.資格取得の際には奨学金も 勉強会は勤務時間内に動画を視聴

――スキルアップ面でのPRポイントをうかがえますか。

医療安全や感染、褥瘡に関する勉強会は必ず行っています。そのほか外部の講師や院長、院内の医師が中心になって、不定期でさまざまな勉強会を行っています。

勉強会は、職員が朝のミーティングの後や隙間時間に動画を視聴したり、伝達講習を行なっています。勤務終了後に勉強会のために残る、という負担はほとんどありません。

また、キャリアアップのための奨学金制度もあります。准看護師や資格がない職員が看護師の免許を取得する際には、奨学金を活用していただけます。4月からも准看護師1名が看護師の免許を取るために学校に行きますし、過去にも奨学金を使って資格を取った方は何名かいます。ほかにも取りたい資格がある職員は、相談してもらえれば支援を検討します。

なお、長く専業主婦をしていて、久しぶりに職場に戻ることに大きな不安があるという方もいらっしゃるでしょうが、必ずプリセプターがついてマンツーマンで指導していますので、安心して入職してください。

――入職後のキャリアパスについてうかがえますか。

配置転換は病棟内がメインになります。外来と病棟の間の配置転換はほとんどありません。ただ、職員本人の希望があれば、外来と病棟の間の配置転換も行っています。昇進については次の世代を育てていかなければいけないので、「この人には」と思う職員にはこちらから声をかけ、将来的に管理職として働けるよう、少しずつ育成しています。

――求める人材像についてお聞かせください。

特定のスキルや経験を強く求めているわけではありません。人と関わることが好きで、当院の理念や精神を遂行できる方、なにより働く意欲のある方を求めています。

しばらく現場を離れていて不安だという方であれば、最初から患者さんを受け持つのではなく、おむつ交換などの患者さんのケア、処置から入ってもらって、少しずつ感覚を取り戻していただくことも可能です。ブランクがある方も安心して来ていただきたいと思っています。

定年退職を迎える方、迎えた方も大歓迎です。ぜひ今までの経験や知識を思う存分生かしていただけたらと思っています。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

医療に興味がある方は、見学だけでもいらしていただければと思います。忙しいこともたくさんありますが、その中で自分の看護をできた時にはやりがいを感じられると思います。明るい職員が多いので、不安なく飛び込んでいただけたらありがたいです。あなたの力が必要です。ぜひ一緒に働きましょう。お待ちしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。