利用者ファーストのための職員ファーストへ。多様な働き方が叶う環境で、介護を起点に幸せを届ける|社会福祉法人光風会
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大阪府東大阪市にある社会福祉法人光風会は、「特別養護老人ホームたちばなの里」と「特別養護老人ホームたちばなの里別館永楽」を拠点に、特養やデイサービス、ショートステイ、居宅介護支援などのサービスを複合的に展開しています。
利用者の暮らしを支えるためにも、スタッフが心身ともに健康で働ける環境整備に力を入れているのが光風会の特徴です。介護ロボットを活用した腰痛対策や多様な働き方の実現、着実な成長を応援する人材育成制度など、さまざまな面から快適な職場づくりにアプローチしています。
今回は、たちばなの里・施設長の次田さんを取材。職場の魅力について深掘りしました。
目次
1.地域活動で介護施設に親しみを

施設の特色や強みについて教えてください。
介護施設は、用事が無ければ入ってはいけないイメージがあるかもしれません。私たちは、そんな敷居を少しでも低くできるよう、地域に根差した活動やまちづくりへの参画に力を入れてきました。目指すは、誰もが気軽に入れる公民館のような存在です。
2024年から、地域を巻き込んだ「たちばな祭り」を主催。飲食店による屋台や地元サークルによるステージ発表、子ども向けの体験ブースなど、子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさんで、大盛況のうちに終えることができました。
中でも、施設の館内ツアーが好評だったのはうれしい限りです。これをきっかけに入所につながった例もあるんですよ。
特に、子育て世代は働き盛りな上に子育てが最優先となるため、介護施設は縁遠い場所かもしれません。しかし親の介護は突然訪れ、予行演習はできないもの。早いうちから介護を自分ごととして考えてもらうためにも、このような機会をきっかけに足を運んでいただきたいと考えています。
福祉=介護ではなく、福祉とは人々の幸せについて考えることです。そのために私たちができることは無限にあります。それを一つひとつ形にしていき、誰もが安心できるまちづくりにつなげていきたいです。
2.多様なメンバーが活躍中

施設ではどれくらいのスタッフが働いていますか?
法人全体で約200人が勤務しています。このうち、介護職は113人、看護師は16人です。
3年ほど前から介護士がもっと利用者さんとかかわる時間を捻出するために介護助手を採用し始めました。食事の配膳や部屋の清掃、ベッドメイキング、入浴後のドライヤー、利用者さんの話相手など、直接の介助には当たらない業務を担当します。介護助手のスタッフが増えたことで、介護士が利用者さんと向き合う時間が確保できるようになりました。
スタッフ全体の男女比は2:3ほど。平均年齢は40代後半ですが、18歳から82歳まで幅広い年齢層のスタッフが活躍していますよ。
80代の方もいらっしゃるんですね。
長年看護師として当施設に勤めてきたスタッフで、現在は業務委託で働いてもらっています。専門職は80歳までという規定はありますが、「まだまだ元気だから働きたい」と志願してくれました。
たとえ勤務日数や時間が現役時代の半分でも、2人いれば現役スタッフ1人分です。高齢のスタッフでも、経験を活かして活躍できる場はいくらでもありますからね。
他にも多様な働き方の例を挙げると、長年ヘルパーとして働き、2年前に認知症になってしまったスタッフがいます。認知症を理由に退職するのではなく、清掃業務や施設内の喫茶カウンターを手伝うなど、働き方を変えて活躍してもらっています。
高齢のスタッフや障害などのあるスタッフも、自分の強みを生かした働き方ができるのがこの職場の一番の魅力です。今後もスタッフの希望に応じ、柔軟に働けるようにしていきたいですね。
職場の雰囲気はいかがですか?
介護はチームで行うもので、決して一人ではできません。当施設では仲間を大切にすることをスタッフ全体の共通認識としており、コミュニケーションを最重視しています。そのため、年齢差や上下関係にとらわれず会話が活発で、とても活気がありますよ。
現場で起きるミスは、結局のところコミュニケーション不足によるものが多いと思うんです。そして、コミュニケーションの入り口となるのが挨拶です。私たちの職場では、笑顔で挨拶をすることをルール化し、お互いにコミュニケーションが取りやすい環境づくりに努めています。
3.健康経営で心身ともに元気に働ける環境を

1日のお仕事の流れを教えてください。
デイサービス部門では、まず朝に利用者さんを迎えに行きます。車移動の他、近隣の場合は歩いて行くこともありますね。施設に到着したら、午前中は入浴介助をします。
昼食後は、利用者さんそれぞれに合わせたレクリエーション活動の時間です。カラオケや将棋、麻雀の他、ゲーム要素のある簡単なリハビリができる集団レクリエーションなどがあります。スタッフがコーヒーなどを提供する喫茶カウンターも好評ですね。夕方になったら利用者さんを自宅まで送り、1日の業務終了です。
特養部門では、利用者さんのそれぞれに合わせた生活ペースで過ごしていただくように心がけています。食事は皆さんに食堂で召し上がっていただいていますが、それ以外の時間はお部屋で過ごしたり、共有スペースで他の入居者さんとのお話を楽しんだりしています。スタッフはその合間に入浴や排せつのお手伝いをし、季節のイベントやレクリエーションも取り入れて暮らしにメリハリを提供します。
夜間は1フロアに1人のスタッフを配置。各居室にはタブレットで確認できる見守りシステムを導入しているため、夜中に目が覚めた入居者さんがいれば速やかに対応できます。転倒などの事故防止や効率的な巡回に役立っていますよ。
スタッフが働きやすい環境づくりのために取り組んでいることを教えてください。
光風会では「利用者ファーストのための職員ファースト」を合言葉に、2024年度から健康経営への取り組みをスタートさせました。
特に力を入れているのが、利用者さんを人力だけで抱え上げない「ノーリフティングケア」の実践です。介護現場では腰痛の悩みがつきもの。スタッフの身体的・心理的な負担を軽減するため、介護ロボットなどの福祉用具も取り入れながら、無理なくケアができるテクニックをスタッフ全体で学んでいるところです。
スタッフの健康を守るため、毎年の健康診断はもちろん、生活習慣病の予防に向けた特定健診も無料で受けられます。他にも毎日のラジオ体操や、バレーボール・野球などのサークル活動も実施し、スタッフの運動機会の増加にもつなげています。
また、子育て中のスタッフへのサポートも用意しています。施設内に無料で利用できる保育ルームがあるため、保育園が休みの日でも働ける環境を整えています。
働きやすさのポイントは人それぞれです。毎年スタッフからの声を集め、職場環境の改善やバージョンアップをするように努めています。
4.目標設定と定期面談で着実にレベルアップ

スタッフの人材育成やキャリアアップに向けた取り組みについて教えてください。
人材育成のためには、まずスタッフ一人ひとりの得意・不得意を見極め、丁寧にレベルアップしていく必要があります。当施設では、それぞれのスタッフが半期ごとに目標を設定し、定期的な面談を通してフォローアップ。日ごろの頑張りを賞与の評価として還元しつつ、面談を上長とのコミュニケーションの機会としても活用しています。
介護の現場はチームで成り立っています。目標を立てる際は、スタッフ自身が頑張りたいことだけでなく、職場からどんなことを求められているのかも考えなければなりません。面談ではこの部分をしっかりすり合わせることで、何をどう努力すればいいのか方向性を明確に示すように心がけています。
また、資格の取得や更新に必要な費用を法人が助成する他、研修への参加も応援します。資格取得に関わる研修に限らず、日常的な業務に役立つものやスタッフが極めたいスキルを学べるものなど、得意分野や興味のある分野を伸ばせるような研修であれば積極的に参加するよう働きかけています。
介護が未経験のスタッフやブランクのあるスタッフに対し、どのようなフォロー体制がありますか?
新入職員は経験を問わず、育成担当のスタッフが付いて指導するようにしています。ここでもまずは得意・不得意を確認した上で目標を決め、定期的に振り返りの面談を繰り返しながら、できることを少しずつ増やしていきます。目標を一つずつ達成することで自信にもつながるので、こうした振り返りの機会は大切にしています。
育成担当者とは別に、メンターも1人付けるようにしました。例えば未経験の新入職員の場合、同じように未経験からスタートした同年代の先輩がメンターとなります。いわば先生役である育成担当者には相談しづらいことも、同じ境遇で年齢が近い先輩には打ち明けやすいですよね。悩みや不安を気軽に話せる相手がいるだけでも、安心につながるのではないでしょうか。
どんな人と一緒に働きたいですか? または、どんな人が活躍できる職場ですか?
私たちが重視する点は2つあり、1つ目は笑顔で挨拶ができることです。先ほども言ったとおり、挨拶はコミュニケーションの入り口。あらゆる場面で大切なのは間違いありません。
2つ目は、初めてのことでも好奇心を持ってトライできるチャレンジ精神です。仕事もスポーツ選手のトレーニングと同じで、日々の積み重ねが質を高めていきます。まずはやってみて、回数をこなす中で仕事の質を向上していける人であれば、きっと活躍できますよ。
最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
私たちの仕事は、人の役に立つことが直接実感できる、まさに「ハッピークリエイター」だと思うんです。利用者さんから日々いただく感謝の言葉は、何よりも力の源になります。介護の仕事には、そんな魅力があふれています。
私たちと一緒に、より多くの人々をハッピーにしていきませんか? 皆さんのご応募お待ちしております!