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地域を大切にするクリニックー情熱を持って共に成長していける仲間を募集中|医療法人 梅田アンドアソシエイツ

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

愛知県小牧市で地域医療の中核を担う医療法人 梅田アンドアソシエイツ。3つのクリニックと1つの有料老人ホームを展開し、地域に根差した医療サービスを提供しています。2024年、創立25周年という大きな節目を迎えた同法人は、次の四半世紀に向けて新たな一歩を踏み出そうとしています。
同法人の中でも、桃花台スマイルクリニックは内科を中心に消化器・呼吸器・循環器領域の専門治療から、外科・リハビリテーション科まで幅広い診療を展開。地域住民の健康を支える医療機関として、確かな存在感を示してきました。
また、働く環境としても法人全体で魅力的な職場づくりに力を入れており、育児支援制度の充実や残業時間の削減、独自の福利厚生など、職員が長く安心して活躍できる仕組みを整えています。
今回は桃花台スマイルクリニックを中心として、法人全体の魅力に関して事務局長の山本さんにお話を伺いました。次の25年を見据えた職場づくりから日々の業務環境まで、詳しくご紹介いたします。

目次

若手が活躍できる、活気ある職場環境

まずは職場の雰囲気についてお聞かせください。

法人全体として、明るく活気ある職場だと思います。どのクリニックもベテラン職員から若手スタッフまで、年齢に関係なく生き生きと働いています。中でも2017年にオープンした桃花台スマイルクリニックは、経験豊富な責任者を中心に、20代から30代の若手スタッフが多く在籍。フレッシュな雰囲気の中で、日々元気よく患者様に対応しています。

また、メリハリの効いた雰囲気も当クリニックの特徴です。職員同士の会話や笑顔が絶えない一方で、患者様に向かう姿勢は真剣そのもの。休憩は交代での取得ですが、お昼を食べに行ったり買い物に出かけたり、それぞれがリフレッシュの時間として有効活用しているようですね。

他のクリニックからの転職者の方はいますか?

はい。他のクリニックや病院から転職されてくる方も多く、こちらとしてもありがたい限りです。私たちのクリニックは地域に根差した医療機関として認知されており、毎日たくさんの患者様が来院されます。忙しいことも多いですが、それと同時に、地域に愛されるクリニックとして、他では得られないやりがいも大きいと自負しています。もちろん、個人によって感じ方は様々ですが、長く勤めているスタッフも多いことから、働きやすい職場だと言えるのではないでしょうか。

職員同士の交流についてはいかがですか?

食事会などの交流はありますが、プライベートには過度に立ち入らないようにしています。また、私たちは地域との交流をとても大切にしており、お花見会やゴルフコンペなどのイベントを定期的に開催しています。これらは強制ではなく自由参加ですが、楽しみにしている職員も多いんですよ。こうした地域交流は、これからも続けていきたい取り組みです。

職員同士の交流でいえば、実は以前はアメリカやイタリアなどへの海外社員旅行も実施していました。法人が半額を負担する制度で、月々3000円程度の積み立てで参加できる魅力的な制度でしたね。時代の変化とともにニーズが変わり現在は休止中ですが、職員みんなが楽しめて良いコミュニケーションが生まれることを考えたら、今後も何か新しい形でできたらな、と考えています。

働きやすさを追求する、充実の職場環境

育児と仕事の両立支援について、具体的な取り組みを教えてください。

当法人の職員の約8割は女性です。そのため、仕事と子育ての両立支援は特に重視しており、産休・育休の取得は当たり前の文化として定着しています。理事長自身がこの方針を強く推進していることもあり、職員が安心して休暇を取得できる職場だと思います。

育児中の職員には、それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟な働き方を提案しています。例えば出産前は正社員として勤務していた方が、育児期間中はパートタイム勤務に切り替え、お子さんの成長に合わせて再び正社員として復帰するというケースも珍しくありません。実際に、お子さんが小学生や中学生になった後に正社員として復職された方も多数いらっしゃいます。

また、日常的な両立支援にも積極的であり、子どもの急な発熱など、緊急時には迅速かつ柔軟に対応しています。特に、インフルエンザなどの流行期は子どもの体調不良も増えますが、「仕事より子どもを優先する」という考えのもと、必要な休暇を取得できるよう配慮しています。

制度はただあるだけでなく、実際に利用されていることや、活用しやすい雰囲気が最も重要です。効率や利益だけを追求すれば、最低限の人員での運営も可能でしょう。しかし私たちは、職員一人ひとりが安心して働ける環境こそが、質の高い医療サービスの提供につながると考えています。だからこそ余裕を持って人員を配置し、急な休暇にも柔軟に対応できる体制を整えているのです。

残業や休暇取得の状況はいかがでしょうか?

全体の残業時間は月平均1時間程度ですが、シフト制の職員に関してはほぼ定時で退勤できています。どうしてもレセプト業務がある月末は忙しくなりますが、早出勤務の職員を配置して対応するなど、仕組みとして残業を抑える工夫をしています。

休暇取得については、先ほども触れたように人員に余裕を持たせていますので、希望にも柔軟に対応できています。お休みは職員のモチベーションにも直結しますし、何よりも自分自身と家庭を大切にして欲しいと考えていますので、各職員の希望する働き方に近づけるよう、法人を挙げて取り組んでいます。

職場環境の改善に向けた取り組みについて教えてください。

昨年からは特に職場環境の改善を目指して、大規模なIT化・デジタル化を進めています。これは単なる業務効率化だけが目的ではありません。長年の慣例で行われてきた業務を見直し、より良い仕事の仕方を模索する取り組みでもあるのです。

具体的な例をいくつかご紹介します。介護部門では新しい介護システムを導入。記録業務の効率化を実現しました。医療機器の面では、より少ない手順で検査できる胃カメラの測定装置や効率的な洗浄装置を導入するなど、実務に直結する設備投資にも積極的です。

このような取り組みの背景には、人材確保が困難な昨今の状況があります。しかし大切なのは、それを悲観するだけでなく、職場改革の機会として捉えようとする積極的な姿勢です。IT化やデジタル化の推進で、職員の負担は軽減します。目指しているのは限られた人員でも質の高い医療サービスが提供できる、効率的な体制なのです。また、こうした新しい取り組みに法人を挙げてチャレンジする姿勢が、職員一人ひとりの働く意欲や成長機会に繋がっているとも考えています。

充実の福利厚生と教育体制

福利厚生面での特徴的な制度について、詳しく教えてください。

当法人の福利厚生制度は職員の生活に寄り添ったものが多く、職員を大切に思う法人の姿勢や価値観が表れていると感じます。例えば「誕生日休暇制度」では、職員は誕生日前後2ヶ月の間で1日休暇を取得でき、誕生日月には金券のプレゼントもあるんです。これは全社員、全グループ共通の制度として定着しています。

また、3、4年前からスタートした農業部門の取り組みも、職員に大変好評です。正式な福利厚生制度というわけではないですが、当初は介護施設での食の安定供給という課題から始まったこの取り組みが、現在では職員の生活支援としても大きな役割を果たしています。

例えば自社で栽培したお米を市場価格より2-3割安く従業員に販売したり、自社農園で収穫した野菜を不定期で無料配布することもあり、出勤してきたら新鮮な野菜が置いてある、なんてサプライズもあるんですよ。

この農業部門の取り組みは、その後のウクライナ情勢や新型コロナウイルスの影響で、食の安定供給の重要性がより一層高まり、結果として職員の生活を支える大切な福利厚生の一つとなりました。このように、私たちは従来の福利厚生制度の枠にとらわれず、職員の暮らしに実質的なメリットをもたらす取り組みを心がけています。

人材育成について、どのような取り組みをされていますか?

資格取得支援制度では、会社が認めた資格については費用の全額、もしくは半額の補助があります。特に介護職員の間では若手職員を中心に、多くの職員が資格取得に挑戦しています。法人としても、学ぶ意欲がある職員へは惜しみなく投資する姿勢ですので、どんどんスキルアップしていきたい方には、とても恵まれた職場ではないでしょうか。

また、各種研修や勉強会も随時実施しており、職員の成長をしっかりとサポートしています。特に若手職員のキャリア形成については段階的にスキルアップを支援していますので、経験が浅くても全く問題ありません。

未経験者の教育体制について教えてください。

基本的にはOJTが中心となりますが、属人的な教育にならないよう、近年、作業マニュアルの整備が進められています。例えば事務方の会計業務であれば、どういった手順で作業を進めるのかを全て文書化、図式化することで、新人でも手順書を見ながら着実に業務を進められるようになりました。

もちろん、分からないことがあれば、いつでも先輩職員に相談してください。きっと優しく教えてくれると思います。マニュアルはあくまでも基本となる指針です。マニュアルだけ渡してはい終わり、なんてことはありませんので、安心していただけたらと思います。

次の25年に向けた新たな挑戦

創立25周年を迎え、今後の展望についてお聞かせください。

今年から3Cプロジェクト(Challenge、Change、Communication)を立ち上げ、次の25年に向けた新たな挑戦を始めています。これまでの25年の実績を基盤としながら、さらなる進化を目指しているところです。

この取り組みの中心となっているのは、業務のデジタル化とコミュニケーションの活性化です。長年の慣例にとらわれることなく、より効率的で働きやすい環境づくりを進めています。同時に、地域医療の中核としての役割も大切にしながら、さらなるサービスの向上に取り組んでいきたいですね。

職員一人ひとりの意識も変化してきており、新しい取り組みへの関心も高まっています。医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、私たちも常に進化し続けることで、地域の皆様の期待に応えていきたいと考えています。

最後に、求める人材像と応募を考えている方へのメッセージをお願いします。

私たちが最も大切にしているのは、“情熱”です。経験やスキルも大切ですが、それ以上に仕事に対する責任感と熱意を持っている方と、ぜひとも一緒に働きたいですね。もちろん明るい笑顔や元気の良さも大歓迎ですが、それと同じくらい医療に携わる者としての責任感と、向上心を持った方だと嬉しいです。

給与アップを目指している方もいれば、子育てしながらキャリアを築きたい方、あるいは将来は医療事務の資格取得を考えている方など、働く目的は人それぞれです。私たちは、そういった様々な思いを持つ方の可能性を、最大限応援していきたいのです。「新しいキャリアを、梅田アンドアソシエイツで始めてみよう」そう思っていただけたら、とても嬉しく思います。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
2025年1月にコンテンツチームのリーダーに就任。
統計資料に基づく分析や求人作成の知識・経験を活かした記事づくりが得意です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。