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プリセプター制度で身近な先輩がこまめにサポート 幅広い看護の経験を積める|中津胃腸病院

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

大分県中津市で、外科・消化器外科や内科、消化器内科、肛門外科などの診療を行っている中津胃腸病院。現在、職員・患者ともに増えており、主に看護師を募集しています。急性期や緩和ケア、訪問看護まで幅広く対応している病院のため、さまざまな経験を積みながらキャリアアップしていくことが可能です。

中津胃腸病院は、20~40代の若手・中堅が多く働き、活気のある病院です。身近な先輩がこまめに相談に乗ってサポートするプリセプター制度を採用しているため、未経験の人も安心して働ける環境です。入職後は、ラダー制度のもと充実した研修を受けられるため、スキルや専門性を身につけたい人にとっては、ぴったりの環境です。

目次

1.胃と腸に関わる疾患を中心に、急性期から緩和ケアまで対応

――中津胃腸病院はどんな病院でしょうか。

中津胃腸病院は名前の通り、胃がんや大腸がんをはじめとする、胃と腸に関わる疾患を主に扱っています。急性期から緩和ケアまで対応しているため、一貫した治療を行えます。

病床は、一般急性期、地域包括ケア、緩和ケアの計112床です。今回、主に募集している看護師の夜勤体制は変則2交替で、一般急性期、地域包括ケア病棟では3人夜勤、緩和ケア病棟では2人夜勤の体制をとっています。看護方式は、固定チームナーシングです。

当院は現在、患者数も職員数も増えている状態です。患者さん向けの夏祭りなどのイベントも実施しており、院内は明るい雰囲気です。これから新しい職員が入ってきて、またさらに活気づいてくれたらありがたいと思っています。

――どんな方が多く働いていますか。

20~40代の若手・中堅が多く働いており、平均年齢は40歳です。若手も含め、職員全員が力を合わせて日々の医療に携わっており、活気があります。

――どんなことを大切にして、医療にあたっていますか。

病院の基本理念として「安心して、気持ちよくかかれる病院」ということを掲げています。そして看護師は「『尊重』『思いやり』『信頼』の安心な看護を提供します」という看護理念のもと、患者さんのことを思い、患者さんの立場に立って、どんな風に自分たちが貢献できるのかを考え、看護にあたっています。

2.外来、急性期、緩和ケアなどさまざまな現場を経験できる

――中津胃腸病院で看護師としてキャリアを積んでいく意義について、どう感じていますか。

当院に入職すると、看護師は外来、急性期、地域包括、緩和ケアのそれぞれの担当に分かれます。そのほか、最近は訪問看護にも力を入れています。そのため、さまざまな場面での看護を経験できるという点は、当院の特色だと思います。

急性期や地域包括の看護は若手、新卒の看護師も担当できますが、緩和ケアや訪問看護を担当する場合は、ある程度の知識や経験が求められます。訪問看護では看護師が1人で行動することもありますし、緩和ケアでは精神的なケアも必要です。

現在、当院では緩和ケア認定看護師が地域連携センターに配置され、訪問先の患者さんの緩和ケアもしながら、病院内の緩和ケアの担当者とやり取りしています。また、看護師が行えることよりも幅広く医療行為を行える診療看護師(NP)が、訪問看護や、病院での褥瘡のケアなどもしています。こうした専門的な資格を取得している看護師を今後も増やしていきたいと考えています。

――資格の取得支援もしているのでしょうか。

資格によって詳細は異なりますが、ファーストレベル研修、セカンドレベル研修などの研修費用を一部補助しています。また、半年や1年など一定期間、研修に行かないといけない場合も出勤扱いとしますので、給与を受け取れます。

――入職後のキャリアパスについて教えてください。

ラダー制度を採用しており、一人ひとりの看護師が着実に成長できるよう、支援しています。「ラダー新人」「ラダーI~Ⅴ」「管理職」という7つのステップがあり、それぞれの段階に応じてスキルを伸ばしていくことが可能です。

たとえば、「ラダー新人」は1年を通して新人研修や自部署で看護を学びます。「ラダーⅠ」は基本的な看護手順に従って、必要に応じた助言を得て看護を実施する段階です。さらに「ラダーⅡ」は標準的な看護計画に基づき自立して看護を実施する、などと徐々にレベルが上がっていき、「管理職」の段階になると、看護論やマネージメント論を応用し、自部署を管理・統率する役目となります。

――さまざまな担当がありますが、配属はどのように決まりますか。

まずはその時に人手が足りないところに行くということが基本ですが、本人の希望も聞くようにしています。

配置換えは、それぞれの職場の雰囲気なども含めて総合的に考え、1年に1回実施しています。さまざまな現場を経験することで、視野が広がり、幅広い知識を身につけることができます。

――研修も体系立てて行っているそうですね。

年間を通して、他部署研修や看護手順研修、救急蘇生研修、外来研修など実践的な研修を多数実施しています。研修は各部署の教育チームが担当しており、テーマによっては診療看護師や緩和ケア認定看護師から専門的な話を聞くこともあります。

3.プリセプター制度があり、年の近い先輩に気軽に相談できる

――そのほか、キャリアアップのためのフォローもありますか。

プリセプター制度を採用しており、3年目前後の看護師が新人の看護師のプリセプターとなり、こまめにフォローしています。年齢が近いですし、近くで仕事をしていることも多いので、困ったときにいつでも相談できます。面談も定期的に組むようにしており、プリセプターも、少し前に自分がどんなことに困っていたか、どんなことを知りたかったかという経験も踏まえて、丁寧に指導しています。

――新人の看護師にとっては心強い存在ですね。

プリセプターたちは話しかけやすい雰囲気を作り、自分から新人の看護師に「悩んでいることはない?」と聞いているので、新人の看護師も安心して仕事に臨めているようです。問題が起こった時も、その日のうちに解決できるように一緒になって考えたり、新人の看護師が経験したことのない処置があれば、積極的に参加できるように声掛けをしたりして、一人ひとりが着実に成長できるよう、工夫して指導に当たっているようです。

――他職種との連携はいかがでしょうか。

他職種と合同の勉強会を月1回、実施しています。そのほか、「RelayForLife」という、がん患者さんやご家族を支援するチャリティーウォーキングイベントに、さまざまな職種の職員が参加しています。

また、あまり大きくない中規模の病院のため、院内で1日会わない人はほとんどいません。会うたびに挨拶もするので、他職種であっても遠い存在という印象はありません。みんな仲よく話せるので、患者さんのことで気になることがあってもすぐに相談しやすい雰囲気があります。

――待遇や福利厚生面でのPRポイントはありますか。

サントリーさんの自販機を設置しており、週1回、2人で一緒にカードをかざしたらドリンクが出てくるというサービスを受けることができます。普段から一緒にいる人だけでなく、普段あまり話さない人ともコーヒーやお茶を飲みながら気軽にコミュニケーションをとってほしいという思いで設置しています。職員たちにとっては気分転換にもなりますし、仕事上のコミュニケーションもこれまで以上に円滑にとれるようになっていると思います。

そのほか福利厚生面では、インフルエンザの予防接種代が無料ということもPRポイントです。

4.有休を取りやすい環境で、消化率は70%

――ワークライフバランス面でのPRポイントを教えてください。

看護師の有給休暇消化率は70%ほどです。職員の休み希望を聞いて有休を当てているので、有休は取りやすいと思います。

さらに、育児や介護などの事情を抱えた人も働きやすい環境だと思います。時短勤務者もめずらしくありませんし、介護休業を取る人も増えています。お互いの事情に配慮し合い、業務をカバーし合っています。

また、中津市は都会すぎず、店もコンパクトにまとまっているので住みやすいと話す看護師が多いですね。唐揚げも有名ですし、おいしい居酒屋、おしゃれなカフェもたくさんあります。看護師たちは、オンとオフの切り替えをしっかりして、リフレッシュもしているようです。

――求める人材像について教えてください。

コミュニケーションをしっかりとできる方を求めています。自分がわかっていないことを把握し、質問事項を簡潔にまとめて聞く、自分が間違ったことは素直に認めて人に聞く、ということができる方が望ましいです。

もちろん、知識はある程度あった方がいいですが、それ以上に他の人との受け答えやコミュニケーションが大事です。多くの患者さんや医師、コメディカルと接するからこそ、高いコミュニケーション能力が求められると思います。

――入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

中津胃腸病院では、入職を考えてくださっている方の見学をいつでも受け付けています。お気軽にご連絡ください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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