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「人を大切にする」会社ー業界トップクラスの待遇で選ばれる訪問看護ステーション|株式会社ひとはな

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

医療施設での看護とは異なり、利用者の生活に寄り添い、その人らしい人生を支える訪問看護。横浜市を中心に訪問看護サービスを提供する株式会社ひとはなは、よこはまグッドバランス賞を3年連続で受賞するなど、働きやすい職場としても高い評価を受けています。人手不足と言われる介護業界にあっても毎年スタッフ数を増やし、事業展開も積極的に進めている同社。訪問看護、訪問介護、居宅介護支援など、地域に密着した在宅医療・介護サービスを展開し、多くの利用者とその家族から信頼を寄せられています。

今回は、同社の訪問看護リハビリステーションで管理者を務める小澤さんに、仕事の魅力や職場の特徴についてお話を伺いました。面倒見の良い小澤さんはスタッフからの信頼も非常に厚く、「お母さんのような存在」と慕われているようです。そんな小澤さんならではの視点で、訪問看護の魅力ややりがいをお話いただきました。

目次

1.利用者さまの生活すべてを見つめる訪問看護の醍醐味

―病院での看護と訪問看護では、どのような違いがありますか?

病院での看護は主に治療に重点を置き、体の状態を診る形での関わりが中心です。一方で訪問看護では、利用者さまの生活全体を見る必要があり、利用者さま本人だけでなく、ご家族とも深く関わっていくお仕事です。普段の暮らしぶりや性格なども理解しながら、一人ひとりに合った看護を提供していくのです。

そのため、時には利用者さまの生活自体の改善が必要になることもありますが、それには何より信頼関係が大切です。毎日の何気ない会話や関わりを大切に、少しずつでも利用者さまを理解できるよう努めています。生活習慣の改善にはどうしても時間がかかります。それでも焦らず丁寧に信頼関係を築きながら、その方の暮らし全体がより良くなるようサポートすることが、訪問看護の特徴だと思うのです。

―訪問看護ならではのやりがいを感じる瞬間はありますか?

当然ですが、利用者さまは一人ひとり、異なる人生を歩まれてきています。この仕事をしていると様々な方との出会いがありますが、いつも感じているのは、私たちが支援してあげるというよりも、むしろ人生の大先輩から、大切なことをたくさん教えていただいているということです。長年の人生でされてきた経験や培われてきた考え方などは、インターネットや書籍では決して学ぶことはできません。

私自身、このような日々の関わり合いを通じて、看護師としての視野が広がっただけでなく、人生観も豊かになったと感じます。訪問看護は、病院のように多くの患者さまを診るのではなく、お一人おひとりとじっくりと向き合い、その方の人生に寄り添える、とても深みのある仕事です。

時には「人生の最期」に寄り添わせていただくこともあります。そうした時には、看護師としての重大な使命と、言葉にできないやりがいを感じます。

2.ICTを活用した働きやすい環境づくり

―職場環境についての、特徴的な取り組みを教えてください。

はい。当社では、ICTやAIなど最新のテクノロジーを積極的に取り入れています。スタッフ一人ひとりに支給されるノートパソコン、iPad、携帯電話、骨伝導イヤホンのおかげで、とても効率的に仕事が進められていると感じます。このように最新の技術や機器を積極的に導入できるのも、働きやすい環境づくりへの投資を惜しまない社長の姿勢があってこそです。

訪問看護では専門のシステムを導入することで、外出先でも完全に仕事ができる環境を整えています。iPadを開けば、事務所にいなくても利用者さまの状況がリアルタイムで把握できるなど、効率性や利便性の良さは、他の法人から転職してきたスタッフも驚いています。

訪問看護スタッフの負担軽減のため、場合によっては通勤用の車両を会社が用意し、自宅近くの駐車場も会社負担で確保してくれます。また、直行直帰制も導入しています。外出先でiPadを開けば利用者さまの情報の入力と確認ができるため、より多くの時間を患者さまのケアに充てることができるのです。

さらには、各事業所では使いやすいソフトウェアを適宜導入するなど、積極的に新しいものを取り入れる姿勢も特徴的な会社です。社長自らが展示会などに参加し、最新のツールやシステムの情報収集を行っているそうです。

―コロナ禍での対応はいかがでしたか?

介護業界全体が本当に大変な時期でしたが、弊社では運営するネットショップがあったため、コロナ禍で衛生用品が不足する中でも、消耗品などに困ることなくスムーズに対応できました。業務以外の部分では、コロナ禍で忘年会も開催できなくなってしまいましたが、本当に大変な時期に職員が頑張っている姿に感謝の気持ちを込めて、忘年会をオンラインでの開催に切り替えました。現在では、この「オンライン忘年会」がすっかり定着しています。職員全員に楽しんでいただけるようなイベントとなっています。

忘年会では、社長や取締役がキャラクターの衣装を着て登場するなど、とても賑やかで楽しい雰囲気です。また、毎年賞品が豪華な抽選会も実施され、スタッフ全員に景品が当たるため、どのスタッフも楽しみにしています。

3.充実の待遇と手当で、業界屈指の働きやすさを実現

―子どもがいても安心な、独自の休暇制度などはありますか?

はい。当社では子育て中の方が安心して働けるように、特別休暇の制度を充実させています。例えば、入社後6か月以内の有給休暇が発生しない正規職員も利用できる「子ども特別休暇」があります。お子さんの看護や学校行事のために、最大3日間取得が可能です。

その他にも、育児休業を取得された方には「初めてのHappy Birthday休暇」をご用意しています。これはお子さんの1歳の誕生日を迎えた日に休暇を取って、ご家族と特別な時間を過ごしていただくためのものです。

小さなお子さまがいても、子育てと仕事を頑張るスタッフを応援できるようにしています。制度として病児保育室費用補助の制度があります。

―給与面での待遇はいかがでしょうか?

そうですね。当社は、手当やインセンティブも本当に充実していますので、スタッフに対する待遇はかなり手厚いと感じます。緊急時の出動手当やターミナルケアの際の特別手当など、様々な場面でのスタッフの働きに応える制度が用意されています。

訪問件数や時間数に応じたインセンティブなどもあり、頑張りが適切に評価される仕組みです。ただし、一部のスタッフだけに偏ってしまうと不公平感が生まれてしまうので、全体的にバランスが取れるよう配慮しています。

さらには、日曜・祝日の出勤に対する手当も他社と比べるととても充実していますので、若手スタッフも高いモチベーションで働けるのではないでしょうか。とにかく、給与水準の高さには自信がある会社です。実際に転職してきたスタッフからも、「これまでの職場の中で、最も待遇の良い職場です!」という声が聞かれました。

4.スタッフの心に寄り添う職場づくり

―職場の雰囲気はどのような感じですか?

20代から50代まで幅広い年齢層のスタッフが在籍していますが、とても楽しく明るい雰囲気です。私たちは、スタッフ自身の働きやすさを大切に考えています。スタッフが働きやすく、自分の人生を豊かにできてこそ、患者さまへのより良いケアにつながると考えているからです。

職場の良好なコミュニケーションづくりの一環として、スタッフ間での感謝の気持ちを伝え合う取り組みを行っています。毎月一人のスタッフを選び、他のメンバーが匿名でメッセージを書いて専用のボックスに入れます。「困ったときに助けてくれてありがとう」「いつも笑顔が素敵です」といった温かい言葉が集まり、それらをまとめて本人に渡します。この取り組みを通じて、スタッフ一人ひとりが自分の存在価値や役割を実感でき、チームの絆も一層深まっていると感じます。

また、「ごはんの輪」という食事を通じた交流の機会や、全社員が気軽に参加できる取り組みとして、ウォーキングラリーを定期的に開催しています。 ウォーキングラリーは専用のアプリを使って、個々の歩数を記録しながら楽しく健康づくりに取り組んでいただけるイベントです。取り組みを通じてチームでコミュニケーションを活性化させる効果もあり、職場全体の一体感が生まれると好評です。イベントをきっかけに会話が増えたり、共通の目標を持って取り組むことで、自然と社内の交流が深まっています。

―研修制度についてはいかがでしょうか?

各事業所で計画的な研修プログラムを作成し、段階的なスキルアップを支援しています。特に訪問看護は日々の医療技術の進歩も速いため、常に新しい知識とスキルを習得できる環境は大切です。

また、一人ひとりの成長をきめ細かくサポートするため、入職後のプリセプター制度をはじめとした個別の相談にもいつでも対応できる体制を整えています。職場での困りごとはもちろん、個人的な相談にも親身になって応じることで、スタッフが安心して働き、成長できる環境づくりを心がけています。

―職場のチームワークを保つために心がけていることはありますか?

管理者として大切にしているのは、毎日一人ひとりと必ずコミュニケーションを取ることです。スタッフの様子に少しでも変化を感じたら、すぐに声をかけるようにしています。また当社では「人を大切にする」「相手を尊重する」「自分の行動を振り返る」という3つの行動指針を掲げています。謙虚な気持ちで互いを思いやれる職場づくりを、全員で目指しています。

より良い職場環境を作るため、定期的にスタッフの声を集めるアンケートも実施し、運営に反映させています。社長自身もスタッフのことを本当に大切に思っていますし、楽しく働ける職場になるよういつも全力で取り組んでくれています。そうした姿勢が会社全体の文化として根付き、求人を出すとすぐに応募が来る人気の事業所となれた要因ではないでしょうか。

―どのような方に入社して欲しいですか?

私たちが求めているのは、何より素直な方です。技術やスキルも大切ですが、それ以上に相手を思いやれる心を持った方と一緒に働きたいと考えています。訪問看護はチームワークが必須で、一人では決してできない仕事です。困ったときに助け合える、そんな関係性を大切にできる方と一緒に働きたいですね。

当社では20代から50代まで幅広い年齢層のスタッフが在籍していますが、年齢に関係なくお互いに学び合える関係性です。若手には温かく寄り添い、ベテランからは豊富な経験を共有してもらうなど、世代を超えた交流も活発です。

訪問看護の仕事は、時に重い責任を伴うこともあります。しかし、利用者さまの生活に寄り添い、人生の重要な場面に関わらせていただける、とてもやりがいのある仕事です。事務所では和気あいあいとした雰囲気の中、スタッフ同士が支え合いながら日々の業務に取り組んでいます。看護の仕事を通じて共に成長し、地域の在宅医療を支えていきませんか。皆さまと一緒に働ける日を心待ちにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。
2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
病院チームでの求人原稿作成とコンテンツマーケティングが仕事の中心です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。