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最新技術と充実した待遇で、長く働ける職場づくりを目指す|社会福祉法人 隆徳会 特別養護老人ホーム サニーヒル板橋

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

都営三田線「本蓮沼駅」から徒歩2分。緑豊かな住宅街に佇む特別養護老人ホーム サニーヒル板橋は、令和元年8月の開設以来、板橋区における新しい形の介護施設として注目を集めています。高級ホテルを思わせるモダンな外観、明るく開放的なエントランス、そして最新のICTシステムを駆使した先進的な施設運営は、従来の特別養護老人ホームのイメージを大きく変えるものでした。

定員100名を超える大きな施設でありながら、各ユニットではきめ細やかなケアが提供され、地域交流スペースを活用した様々な取り組みは、地域に開かれた福祉施設としての新たなモデルケースとなっています。また、充実した待遇と働きやすい職場環境づくりにも力を入れており、職員一人ひとりが安心して働ける職場を目指しています。

今回は、施設長の山崎さん、事務長の栁沼さん、介護課長の高倉さんに集まっていただき、施設の特徴や待遇、働きやすい職場づくりへの取り組みについて詳しくお話を伺いました。

目次

1.入居者と職員の双方に配慮された快適な施設環境

―まずは、施設の特徴について詳しく教えていただけますでしょうか。

山崎:

当施設は開設時から、「入居者さまだけでなく、職員にも快適な空間を」というコンセプトで設計しています。エントランスを入ってすぐのギャラリースペースは、まるで高級ホテルのロビーのような雰囲気です。実際、見学に来られた方からも「とても綺麗でびっくりしました」という声をいただくこともあるんですよ。

山崎:

私たち職員も過ごしやすく、職場としてもとても働きやすい環境だと思います。介護室は他の施設と比べてもゆったりとしたスペースがありますし、休憩室も充実しています。

栁沼:

そうですね。お菓子や軽食、飲み物なども買えるので、気分転換や小腹が空いたときなどはとても助かっています。また、昼食では種類豊富な冷凍食品から好きなものを選んで買えるサービスもありますし、施設のすぐ隣にはコンビニもありますので、お弁当を持って来れなくても安心です。

2.地域に根ざした施設づくりと交流の実践

―地域に根ざした施設として、力を入れている取り組みはありますか?

山崎:

はい。私たちは社会福祉法人ですから、「地域に開かれた施設」であることは重要なことだと考えています。そのため、毎週月曜日と木曜日の午前中には地域交流スペースを開放し、地域の高齢者の方々向けの体操教室を開催しています。

高倉:

これは本当に良い取り組みだと思います。地域の方々が定期的に来られることで、施設に活気が生まれますし、何より入居者さまが地域の方々と交流できる貴重な機会になっています。

山崎:

コロナ禍前は、カフェテリアのような交流スペースとしても活用していました。感染対策で一時的に利用方法を変更していますが、今後もより一層地域の方々との交流の場として活用していけたら嬉しいですね。

3.業界トップクラスの待遇で、安心して働ける職場に

―給与体系や手当について詳しく伺えますでしょうか。

栁沼:

はい。当法人で働く魅力のひとつは、充実した待遇面です。例えば、ショート夜勤の際には1回あたり10,000円の支給があるなど、待遇面は業界内でもトップクラスの水準だと自負しています。

栁沼:

他にも最大40,000円の住宅手当など、職員の待遇の良さには、他の法人から転職された方も驚いていました。

―有給の取得状況や、希望休の取りやすさなどはいかがでしょうか?

栁沼:

年間休日は117日、有給休暇の取得率も約80%と、業界内では高い水準です。お休みに関しても、なるべく希望に添えるよう配慮しています。有給休暇の保持期間も一般的には1年間が多いですが、当法人は2年間有効です。そのため、ある程度貯まった有給をまとめて取得することも可能です。

高倉:

お休みに関して言えば、仕事と育児、介護の両立に向けてのサポートも手厚いですよね。お子さまが小さいと、急な子どもの発熱による早退などは仕方ないですから。当施設には子育てしながら働く職員が多いので、雰囲気的にも休みやすいのではないでしょうか。また、男性の育児休暇取得にも積極的であり、仕事だけでなく家庭も大切にしてほしいという法人の姿勢を感じます。

山崎:

介護施設という24時間稼働の職場では、通常、残業が多くなりがちです。しかし、当施設では効率的な業務分担と「ひとりで抱え込まない」という意識が根付いており、次のシフトの職員へ適切に引き継ぐことで、残業時間を大幅に抑制できています。

高倉:

介護業界では「自分の担当だから」と抱え込みがちな職員も多いものですが、当施設では個別面談を重ね、業務の優先順位づけを明確にしてきました。その結果、「今日中に終わらせるべき仕事」と「次の勤務者に引き継いでも問題ない仕事」の区別ができるようになり、その結果、不要な残業が減り、効率的な運営が実現できています。

高倉:

また、以前は管理者が行っていたシフトの調整業務にAIを導入したことで、職員の希望を尊重しつつも施設の人員配置を効率的に調整できるようになりました。月4〜5回ある夜勤シフトも、以前のような煩雑な手作業での調整が不要となり、管理者の業務効率が大きく改善されています。

4.最新技術で実現する質の高いケアと業務効率化

―ICTの導入にも積極的なようですね。具体的な事例を教えていただけますでしょうか。

高倉:

はい。当施設では開設当初から、最新の見守りシステムとベッドセンサーを導入しています。これは施設建設時からの計画的な取り組みでした。

山崎:

現在、行政からの助成金で多くの施設がICT化を進めていますが、私たちは一歩先を行く取り組みをしてきたと自負しています。特に見守りシステムは、入居者さまの安全確保と職員の負担軽減の両面で、大きな効果を上げています。

―具体的にはどのような効果があるのでしょうか?

高倉:

入居者さまのベッドのマットレス下に設置されているベッドセンサーは、心拍数や呼吸の状態まで把握できる優れものです。もし普段より呼吸が荒くなっている場合は、発熱の前兆かもしれませんし、すでに体のどこかに不調をきたしている可能性もあるわけです。このベッドセンサーのおかげで、入居者さまの変化にいち早く気付き、予防的な対応ができるようになりました。

栁沼:

これにより、夜間の業務負担も軽減されました。以前は定期的な巡回が必要でしたが、今はシステムで状態を確認できるので、睡眠を妨げることなくケアできています。

高倉:

このセンサーは、終末期の入居者さまのケアでも重要な役割を果たしています。バイタルデータの変化から、残された時間を予測することもある程度は可能になるのです。そのため、万が一の時は最後にご家族との時間を過ごせるよう、前もってご連絡することができています。

―他にも活用されているシステムはありますか?

山崎:

オンライン面会システムも3、4年前から導入しており、コロナ禍で面会制限が必要になった際もスムーズに対応できました。現在は比較的コロナが落ち着きましたが、遠方のご家族さまなどとは、定期的にオンライン面会を実施しています。

栁沼:

介護記録のデジタル化も、業務効率の改善につながりました。スマートフォンやタブレットでその場で記録が入力できるため、職員の記録業務の負担が軽減されました。 また、電子化によって情報共有が容易になり、入居者さまの状態変化にもより迅速に対応できるようになっています。これは結果として、ケアの質向上にもつながっていると実感しています。

高倉:

他には、入居者さまの睡眠状態を見守る「眠りスキャン」を活用して、より良い睡眠をサポートしています。例えば、夜間に徘徊の多い方には、日中の活動量を増やすことで夜間にぐっすりと眠ってもらえるなど、データに基づいたケアで、入居者さまの生活をより快適にするお手伝いができていると感じます。

5.風通しの良い職場づくりと充実の人材育成

―職場の雰囲気づくりで特に力を入れていることを教えてください。

山崎:

施設内の掲示板に、日々の出来事や伝達事項、時には法人の理念などを掲示して情報共有を行っています。SNSやスマートフォンの操作が苦手な職員もいるため、こうした従来型の情報共有も大切にしています。また、掲示板を見た職員同士で会話が生まれるなど、自然なコミュニケーションのきっかけにもなっています。

高倉:

職員からの提案も積極的に取り入れています。例えば「ケアワーカーをケアしようの会」は職員発案の取り組みです。レク委員会のメンバーが企画して、職員のためにカレーを作って振る舞うんです。

栁沼:

このような「職員を大切にしよう」という取り組みは年に3回ほど開催しているのですが、実際に働いていても職場の雰囲気作りに良い影響を与えていると感じます。

―研修制度についても詳しく教えていただけますか?

高倉:

はい。人材育成には特に力を入れており、介護技術の向上だけでなく、メンタルヘルスケアやマネジメントなど、幅広い内容を学ぶことができます。

また、職員の役職や経験に応じた段階的な研修プログラムも整備しています。例えば、ユニットリーダーには部下との面談方法や評価の仕方など、現場で即戦力となる実践的な研修を行っています。

6.キャリアパスとスキルアップ支援

―キャリア形成についてはどのようなサポートがありますか?

山崎:

キャリアパスは当法人の強みの一つですね。一般職員として入職後は、ユニットリーダー、フロアリーダー、主任と段階的にステップアップできる道筋を明確に示しています。職員一人ひとりが将来の姿を思い描けるよう、私たちもしっかりサポートしています。

高倉:

そうですね。各段階で求められるスキルを定め、それに合わせた研修プログラムを用意していることも特徴です。定期的な面談では、一人ひとりの課題や目標をじっくり確認し、着実な成長を後押ししています。

栁沼:

資格取得のサポート体制も充実していますよね。介護福祉士や介護支援専門員など、職員の「次のステップに進みたい」という意欲に応えられるよう、試験対策講座の費用補助や勤務調整なども行っています。

7.未来を見据えた施設づくり

―目指している施設の将来像について教えてください。

山崎:

私たちの施設で一番大切にしているのは、職員が「長く働きたい」と思える職場づくりです。考えてみれば職場で過ごす時間って、家族や友人との時間よりも長いですよね。だからこそ、職員全員が居心地よく過ごせて、なおかつ成長も実感できる。そんな職場にしたいと考えています。

高倉:

私が特に大切にしているのは、提案できる環境です。職員からの提案を積極的に取り入れ、実現していく。その結果、入居者さまやご家族から「ありがとう」とお声がけいただける。そんなやりがいのある職場を目指しています。

栁沼:

新しい技術は、これからも積極的に取り入れていきたいですね。ICT化を進めることで、職員の負担を減らしながら、より質の高いケアを提供していければと考えています。

―最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

山崎:

私たちの理念は「好きでよかったと思える施設」なんです。これは入居者さまはもちろん、職員自身も「ここで働いてよかった」と感じられる場所でありたいという想いが込められています。「自分が入りたい」「自分の親を預けたい」、そう思える施設をみんなで作っていきませんか。

高倉:

経験の有無は問いません。大切なのは健康で前向きな気持ちです。特に、「こうしたら良くなるのでは?」と考えて提案できる方は、きっと私たちの施設で力を発揮できると思います。先輩職員が丁寧にサポートする体制も整っていますので、ご安心ください。

栁沼:

働きやすい環境づくりには本当に力を入れていて、待遇面も充実しています。まずは、気軽に施設見学に来ていただければと思います。実際の雰囲気を感じていただけたらうれしいですね。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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