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ワークライフバランスも、充実した子育て支援もあり!働きやすい環境で、理想の看護・介護を実現する |医療法人敬愛会 東近江敬愛病院

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

滋賀県東近江市にある「医療法人敬愛会 東近江敬愛病院」は、救急医療から長期療養、在宅医療まで対応するケアミックス型の病院です。「気づける看護」を合い言葉に、患者様はもちろん、ともに働くスタッフと向き合い、寄り添う環境づくりに注力。滋賀県のワークライフバランス推進企業でもあり、平成24年には厚生労働大臣より、子育てサポート企業として「くるみんマーク」の認定を受けました。

今回は、当病院で看護部長を務める西塚さんにインタビューを実施。病院の特徴や業務内容、看護師としてのやりがいなど、さまざまな視点から質問にお答えいただきました。

目次

1.看護師、介護スタッフを募集しています

本日のインタビュイーの方へ、自己紹介をお願いします

西塚さん:

宮崎出身の西塚知恵美と申します。看護師になるため、地元宮崎の高校と専門学校が一緒になった5年一貫校で学びました。その後、滋賀にあるここへ就職。子育てのために一時期休んだ期間もありますが、26年間、この病院で看護師を続け、現在、看護部長を務めさせていただいています。

今回、募集しているスタッフの職種について教えてください

西塚さん:

看護師、看護補助スタッフ、そして介護福祉士の方を募集しています。いずれの職種の方も、療養型の当院で私たちと一緒に働いていただく形になります。介護福祉士については、資格を持っている方が望ましいのですが、現時点で資格を持っていなくても、入職後に必要な研修を受講していただければ問題ありません。

また、業務については、看護師と介護職員のどちらにも夜勤や時差勤務があります。勤務体制は病棟によって異なりますが、チーム全体で無理のないようにサポートし合いながら業務を行っています。

2.偶然の成り行きで選んだものの、この病院を選んで正解!

西塚さまが看護の道を志したきっかけとは?

西塚さん:

私が看護師をめざした理由は、幼い頃におじいちゃん、おばあちゃんと同居していた経験が大きいかもしれませんね。とくにおじいちゃんっ子で、祖父が癌を患って闘病生活に入ったとき、家族全員で在宅看護に取り組んだことがきっかけでした。当時、近くの開業医さんと連携しながら、自宅療養をして、祖父を家で看取ることができたんです。その経験から、患者さんやお年寄りに寄り添う仕事がしたいと思うようになりました。

私が看護師になることは、もともと祖父の願いでもあったんです。中学生の頃から少し意識していたところはありますね。

就職先として、貴院を選んだ理由は“うっかり”?

西塚さん:

当初は、父のうっかりミスがきっかけだったんです。私は奨学金で高校、専門学校へと進んだんですが、卒業後は一定期間、奨学病院で働くことが決まっていたんですね。奨学病院といっても、宮崎にもあるので、当然、地元で就職するものと思っていたら、父が間違って県外希望の申請を出していたんです。当初は戸惑いましたが、懇親会を年に1、2回開催していて、その折に求人担当の方ともお話する機会があって、感触がよかったんですよ。なので、これも縁だと思って、無事入職することになりました。

あと、当院の創設者は宮崎の日南出身だったことに親近感を持ったのも理由の一つですね。家族も、初めは驚きながらも「これならいけるかもね」と応援してくれました。

新人時代、どんなことを大変だと感じましたか?

西塚さん:

当初は、夜勤の体力的な負担が大きかったですね。体が慣れるまでは結構きつかったです。人出が少ない夜勤は、患者さんがいつ急変するかわからないため、事前に一人ひとりの状況を把握しておかなければなりません。その情報共有にも時間を取られますしね。ですが、これも慣れでどうにかなります。

私の場合は、段々慣れてきて、結婚後は夜勤明けの家事を楽にする方法や、仕事終わりの楽しみをつくるなど、自分なりの工夫をしています。たとえば、食事を作り置きして、帰ったらすぐ寝られる体制を整えておくとか(笑)。家族も協力的で、子どもたちは昼間寝ている私を起こさないように気遣って、お風呂や掃除、食事など手伝ってくれたことには感謝しています。

先輩の立場に立った今、後輩へはどう接していますか?

西塚さん:

誰でも新人のときは、何かと不安を感じていると思うんですよ。その点、当院はプリセプターシップ(新人指導制度)がしっかりしていますし、月1回のフォローアップ研修も実施しているため、先輩や同僚に相談しやすい環境だと思います。もちろん、私も院内を巡回しながら、患者さんだけでなく、若い看護師たちの様子も見ていて、「困ったことがあったら、誰にでも頼っていいんだよ」って積極的に声をかけるようにしています。医療や介護現場の技術や知識だけじゃなくて、人間関係の悩みもどんどん相談できるような職場にしていきたいですね。

3.働き続けるための体制が整っている

貴院で働いていて良かったと思うことを教えてください

西塚さん:

子育てへの理解が深くて、さらにさまざまな支援制度が整っていることです。私が子育てをしていた頃は、今ほど充実した制度ではなかったのですが、それでも休暇の取得や夜勤のスケジュールなどは、柔軟に対応してくれたことが印象的でした。

たとえば、私の場合は夫の両親と同居しているので、家族のサポートを受けながら働くことができましたが、まわりに頼る家族がなくても、働き続けられるような支援をしていると思います。とくに、近くに託児所や病院の保育園があるのは、親にとってはありがたいこと。

就業時間については、当院は通常だったら、準夜勤、深夜勤ともできて常勤扱いになるのですが、家庭の事情で準夜勤しかできない、深夜勤しかできないという方もいますが、その事情を踏まえてシフトを組んでくれます。土日も全部出られなくても、保育園に合わせて出勤できれば常勤扱い。近年では、子どもが小学生までは夜勤が免除される制度になっていて、非常に画期的だと思っています。

産休や育児休暇については、他の企業様とさほど変わらない内容ですが、復帰しやすいことが当院のいいところです。私の場合は1人目のときは1年間育休を取得しましたが、2人目以降は数ヶ月の育休を取った後に、アルバイト勤務から少しずつ復帰し、体を慣らしてから常勤に戻るという形を取らせていただきました。無理なく段階に復帰しやすい環境があったおかげで、私は4人の子持ちです。

子育て世代には、リフレッシュ休暇も助かっていると伺いましたが

西塚さん:

はい。私が子育てをしていた頃は、保育園には勤務日にしか子どもを預けられませんでしたが、現在は月1回あるリフレッシュ休暇の際も、子どもを預けられるようになりました。この制度があるおかげで、自分の時間を持つことができるし、子育て中の心身のリフレッシュにも役だっていると思います。

4.プライベートを重視したワークライフバランスのモデル病院

医療の仕事の大切さややりがいは?

医療の現場では、何が正解で何が不正解かは、一概に判断することはできません。でも、患者さんと向き合って、寄り添う姿勢がもっとも重要。患者さんの日常に寄り添い、何に苦しんでいるのか、どんなサポートが欲しいのかを聞き出して、それに応えることが、看護師の役目じゃないでしょうか。私は患者さんの思いを受け止めて行動する「気づきの看護」を大切にしています。

これは、そのまま地域に密着した医療の提供をめざす当院の方針でもあり、私のやりがいです。患者さんに「ありがとう」と言われたときや、小さな変化に気づいてサポートができたとき、看護師の仕事を選んで本当に良かったと思います。

スキルアップ制度はありますか?

あります。看護協会の研修費用の助成制度があります。看護師が希望する研修に参加する際、費用のサポートを受けられるため、より自由にキャリアアップを目指すことができます。

介護スタッフについても同様で、資格取得やスキルアップに必要な研修に対して、本人の申請があれば助成制度を利用できます。たとえば、介護福祉士の資格取得に向けた研修や、実務者研修の費用は、一部、病院側が補助してくれます。

ワークライフバランスのモデル病院となっていますね

当院はワークライフバランスの充実に注力していて、県のモデル病院に登録されています。たとえば、土曜の残業を極力減らす取り組みを行うほか、業務を計画的に進めることで、スタッフ全員が余計な残業をしないでいいように努めています。

具体的には、土曜の外来は午前中のみのため、病棟の行事や業務は午後に行うことが一般的ですが、当院では基本的に平日に予定を組むよう調整して、土曜にフリーになれる時間を確保しています。シフトについても、多くのスタッフが土日祝を休めるよう工夫しています。

また、スタッフの勤務希望制度も特徴的だと思います。月に5日まで勤務の希望を提出することができて、そのうち3日は公休として認められます。とくに子育て中のスタッフには、さらに希望を考慮して、育児と仕事を両立できるよう臨機応変に調整しています。当院には若手からベテランまで、いろいろなライフステージのスタッフがいて、お互いに勤務、休みを調整し合っています。

その他、気に入っている福利厚生はありますか?

はい、いろいろありますよ!リラクゼーションのためのマッサージ代の助成や、ワクチン代の補助など健康面でのサポートもしてくれます。ほかにも、休日数は122日に増えました。また、3年、5年、10年と勤続年数に応じて取得できるリフレッシュ休暇もあります。

直近の予定としては、スタッフがもっとリラックスできるよう、職員用食堂のリニューアルが計画されているとか。食堂は誰でも利用できて、職員食はココイチのカレーやジャージャー麺など、メニューのバリエーションが豊富です。

あとは、スタッフの誕生日には院長がプレゼントとメッセージカードを贈ってくれます。

5.自由な気風を楽しみながら、看護・介護の道で活躍を

ヘアやアクセサリーは、どこまで許容範囲ですか?

髪型やアクセサリーについては、比較的緩いと思います。髪型については、とくに厳しい規定はありませんが、髪飾りは派手でないもの。ピアスは片耳1個まで、派手でないものは装着してもOKということになっています。

もちろん、制服はありますが、介護スタッフについては、お風呂や食事など汚れやすい業務があったり、夏など汗だくになって行う作業もあるため、白や黒のTシャツを着てもよいことになっています。

入職を希望している方へのメッセージ

当院では、新人スタッフの成長を大切に考えています。独自の研修制度を設けて、年に5回ほどは院外から認定看護師を招いての研修を実施。介護スタッフについては、経験がない方でも安心して働ける環境を整えています。医療職の経験がなくても、入職している先輩がたくさんいるので、興味があれば、ぜひ見学に来て現場を見学してみてください。

私たちの新しい仲間として、一緒に成長していけることを楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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