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在宅生活を支える新しい介護の形 ー定期巡回・随時対応サービスの仕事とは|株式会社リハビリコンパス 定期巡回・随時対応サービスこんぱす24

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

在宅での介護ニーズが高まる中、24時間体制での介護が必要な方とそのご家族にとっては、自宅での生活維持は簡単なことではありません。特に夜間の対応や、体調の悪化に伴う緊急対応など、従来の訪問介護サービスでは十分にケアできない課題が存在しています。

そんな中、株式会社リハビリコンパスが提供する「定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス」は、在宅介護の課題を解決する新しいサービスとして注目を集めています。短時間の定期訪問と24時間の随時対応を組み合わせることで、施設介護のような手厚いケアを在宅でも実現できる画期的な取り組みです。

同社が提供する「定期巡回・随時対応サービスこんぱす24」は、利用者ごとに異なるニーズに合わせた柔軟なケアと、24時間365日の安心を提供する在宅介護サービスとして、地域の方々から高い評価を得ています。

今回は、埼玉県で複数の介護サービスを展開する株式会社リハビリコンパスの採用担当である神山さんに、サービスの特徴や働く環境について詳しくお話を伺いました。

目次

1.新しい介護の形で、在宅生活を支える

―まず、定期巡回・随時対応サービスの特徴について教えていただけますか?

はい。当サービスは、施設介護と在宅介護をつなぐ新しい形の介護サービスとして位置づけられています。従来の訪問介護とは異なり、24時間365日、利用者さまとそのご家族さまのサポートが私たちの仕事です。要介護1から5の認定を受けた方を対象としており、正式名称は「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」です。

―従来の訪問介護サービスとは、具体的にどのような違いがありますか?

最大の特徴は、1回の訪問時間が短く、その代わりに1日の訪問回数を柔軟に設定できるという点です。従来の訪問介護では「2時間ルール」という規定があり、一度訪問したら次の訪問まで2時間空けなければならないという制約がありました。しかし、当サービスではそういった制限がないため、例えば朝の服薬確認で5分、昼にまた状態確認で5分という柔軟な対応が可能です。

1日の訪問件数は多い時で12〜13件になりますが、1回の訪問時間は基本的に5分から長くても15分程度です。短時間でも必要なケアを必要な時間に提供できる、それが私たちのサービスの特徴です。

―ケアの内容について、もう少し具体的に教えていただけますか?

定期的な訪問では、朝晩の服薬確認や体調確認、簡単な身の回りのお世話など、短時間で済むケアを中心に提供しています。一見すると短時間の簡単なケアのように思えるかもしれませんが、短時間の訪問だからこそ、限られた時間の中でより細やかな観察と的確な判断が重要です。

利用者さまの普段の様子をよく知っているからこそ、気づける変化があります。いつもと少し表情が違ったり、声の調子が普段と異なっていたり。そういった小さな気づきを大切にしながらも、専門的な知識をもとに必要なケアにつなげていく。それが私たちの役割だと考えています。

―利用者ご本人や、ご家族からの反応はいかがですか?

特に印象深いのは、がんのターミナル期の方を支援したケースです。「このサービスがあったからこそ、最期まで在宅で過ごすことができました」と、ご家族さまから感謝の言葉をいただきました。訪問看護ステーションと密に連携しながら、ご自宅での看取りをサポートさせていただいたケースです。

また、夜間の緊急対応も重要な役割です。例えば、転倒して起き上がれないような場合、救急車を呼ぶべきか迷われるご家族さまも多くいらっしゃいます。そういった際に状況を確認し、必要に応じて救急対応につなげるなど、24時間体制だからこそできる支援を提供しています。

―通常の訪問介護とは異なるやりがいについて教えていただけますか?

このサービスを通じて、利用者さまの在宅生活を支えられることに大きなやりがいを感じています。これまでは施設入所しか選択肢がないと思われていた方でも、このサービスにより在宅での生活を継続できるケースが数多くあるのです。ご本人やご家族さまの「家で暮らし続けたい」という願いを叶えてあげられることが、私たちの大きな喜びです。

また、定額制のサービスであることで、利用者さまが必要な時に必要なだけサービスを利用できる点も、私たちのサービスのメリットです。ケアマネジャーも予算の心配をせずにケアプランを組むことができますので、利用者さまひとりひとりに合わせた柔軟な支援が可能となっています。

2.24時間体制でも実現する、働きやすい環境づくり

―24時間体制というと、働き方に不安を感じる方も多いのではないでしょうか?

確かに、24時間365日というと大変そうに聞こえますが、実際の勤務は4交代制を取っています。通常パターンの8時30分〜17時30分以外にも、早番(7時~16時)、遅番(13時~22時)、夜勤(22時~7時)という形で、無理のないシフトを組んでいます。また、フレックスタイム制も導入しており、ある程度柔軟な働き方が可能です。

特に夜勤に関しては、段階的な導入を心がけています。いきなり夜勤を任されることはなく、まずは日中の業務に慣れていただきます。その後、夜勤帯の業務を先輩職員と一緒に経験しながら、徐々に覚えていただく流れになりますので安心してください。

―実際の夜間対応は多いのでしょうか?

ターミナルケアの方がいらっしゃる時期を除けば、夜間の緊急対応はそれほど多くありません。コアタイムは朝と夕方の時間帯で、その時間帯は忙しくなることもありますが、夜間は比較的落ち着いています。

夜勤帯は緊急時の対応待機が中心となるため、自己研鑽の時間としても活用できます。24時間体制と聞くと息つく暇もないように思われがちですが、実際にはゆとりを持った働き方ができています。

―業務効率化の面での工夫についても教えていただけますか?

はい。当社ではICTの活用に特に力を入れています。スマホのチャットツールや専用の業務用アプリを導入することで、職員間の情報共有もスムーズです。また、直行直帰も可能な体制を整えているため、必要に応じて社用車でそのまま訪問先に向かうこともできます。

さらには、業務記録システムもデジタル化されており、訪問時の記録や申し送り事項なども効率的に共有できます。24時間体制のサービスでは、シフト交代時の引き継ぎが特に重要になってきますが、ICTを活用することで、大きなストレスなく働けています。

3.積極的なコミュニケーションと風通しの良いオフィス

―職員とのコミュニケーションや教育体制について教えていただけますか?

職員とは定期的に面談の機会を設けることで、コミュニケーションを図っています。新入職員には試用期間明けの面談はもちろん、採用担当者による月1回程度のカジュアル面談も実施しています。本部の採用担当者が面談を行うことで、直属の上司には言いにくい悩みや不安なども、気軽に相談できるよう配慮しています。

また、当法人は人事考課を毎月実施しているのですが、そうすることで職員の成長や課題をタイムリーに把握し、必要なサポートを素早く提供できています。日々の業務の中での小さな進歩や努力も見逃さず、定期昇給や昇格に反映することで、職員の成長意欲を支えたい、そんな想いがあるのです。

―職場の雰囲気づくりで工夫されていることはありますか?

フリーアドレス制を採用している当社のオフィスは、壁のない開放的な空間です。文字通り風通しがとても良く、部署を超えたコミュニケーションが自然と生まれます。

また、当社には職員同士で気持ちを伝え合う「サンクスカード」という制度があり、相手への想いをカードに書き、専用の掲示板に張り出しています。普段なかなか伝えられない感謝の気持ちも、自然に共有できる仕組みを取り入れています。

4.職員に好評な福利厚生制度でプライベートも充実

―福利厚生も充実していると伺いました。

そうですね。特に職員から評判が良い福利厚生制度は、某有名テーマパークの割引です。家族の分も割引になるため、お子さんがいる職員には特に喜ばれていますね。また、パーソナルジムの利用割引などもあり、こちらは男性職員に好評です。

働く職員の長期的な支援として確定拠出年金制度も導入しており、将来に向けた資産形成もサポートしています。もちろん介護休暇制度もしっかりありますので、職員自身の家族介護と仕事の両立も応援しています。

―子育て中の職員の方はいますか?

はい、子育て中の職員も在籍しています。小学生未満のお子さまがいらっしゃる場合は夜勤のある定期巡回よりも、日中のみの訪問介護を担当していただくなど、働く方の状況に応じて、最適な部署を提案させていただいています。

5.キャリアアップを積極的に支援

―資格取得やキャリアアップについての支援体制を教えていただけますか?

はい。当社では、資格支援をサポートする制度も充実しています。部署ごとに年間研修予算も確保しているため、学会や外部の勉強会への参加支援にも積極的です。

また、10以上の事業を展開している強みを活かし、様々な職種へのキャリアアップが可能です。例えばケアマネジャーを目指す方には、必要な研修を社内で完結できる体制があるなど、異なる職種へもチャレンジできる環境です。会社全体で、職員ひとりひとりの長期的なキャリア形成をしっかりとサポートしています。

―副業に対する支援も行っているそうですね。

当社では、本業との相乗効果が期待できる副業を積極的にサポートしています。例えば、介護タクシーの資格を持つ職員が、外出支援サービスの一環としてその資格を活かした業務を行うなど、職員の専門性を活かした取り組みを支援しています。最近では、季節を感じていただけるよう、コスモス畑への送迎を行ったと聞きました。

―最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします。

当社は、「『人』として、『専門職』として、『チームこんぱす』として一緒に成長していく」という行動指針を掲げています。この3つの軸は、私たちの理念の根幹をなすものです。特に大切にしているのは、利他の精神です。自分のためだけでなく、利用者さまやそのご家族のために何ができるかを常に考え、行動できる方を求めています。介護の仕事は、まさに人の暮らしに寄り添い、支える仕事です。そんな私たちの想いに共感し、共に成長していける方との出会いを楽しみにしています。

当社は多事業に展開している強みを活かし、様々な職種にチャレンジできる環境が整っています。介護の専門性を高めながらも、キャリアアップを目指せる職場です。24時間体制と聞いて躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、段階的な教育体制と充実したサポート体制がありますので、安心して働ける環境だと自負しています。少しでも興味をお持ちの方は、お気軽に応募していただけたら嬉しいです。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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