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患者さまに寄り添う医療は、働く人の幸せから。「またここで働きたい」と言われる職場|医療法人 光彩会 津田眼科

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

医療法人光彩会津田眼科グループは、川崎市を中心に3院体制で地域医療に貢献している眼科専門のクリニックグループです。1997年千代ヶ丘に「津田眼科」を開院したのを皮切りに、2001年には「宮前平津田眼科クリニック」、2005年には「宿河原津田眼科クリニック」を開院し、着実に発展を続けてきました。同クリニックの職場としての特徴は、スタッフの定着率の高さ。20年以上勤務しているスタッフも在籍しているだけでなく、一度家庭事情で退職した方が「またここで働きたい」と戻ってくるほど、働きやすい環境が整っています。

現在、視能訓練士と視力検査員、それから医療事務員を募集しているという津田眼科の津田則子院長に、職場の魅力についてお話を伺いました。人を大切にする経営姿勢と、スタッフひとりひとりが生き生きと働ける職場づくりへの想いがとても印象的なインタビューとなりました。

目次

1.スタッフ同士の交流が活発で明るい職場

各クリニックの雰囲気についてお聞かせください。

私たち津田眼科グループは川崎市内に3院の眼科を運営しているのですが、それぞれのクリニックにはムードメーカーがいて、どのクリニックもとても明るい雰囲気です。私も休日にはスタッフと一緒に食事に行くこともあり、立場関係なく仲が良い職場です。私が院長を務める津田眼科にもひときわ明るいムードメーカーがいて、いつもみんなを笑顔にしてくれます。こういった方がいてくれると職場全体に活気が出ますので、新しく入ったスタッフも馴染みやすいのではないでしょうか。

また、3院それぞれに特徴はありますが、スタッフ同士の助け合いの精神は共通していると感じています。たとえば、誰かが休暇を取る際には自然とフォローし合える関係性が築けていますし、診療でちょっと困ったことがあれば、すぐに相談し合える雰囲気です。

私も普段からスタッフとのコミュニケーションは大切にしていて、LINEでスタンプを送り合ったりしています。医療機関という職場柄、緊張感を持って仕事に臨むことは大切ですが、適度なリラックス感や信頼関係がないとチーム医療もスムーズに進まないですからね。

グループ全体での交流機会はあるのでしょうか。

はい。忘年会や食事会などは3院合同で行うこともあります。コロナ禍で一時中断していましたが、昨年から少しずつ再開しています。過去の忘年会では、夜景が綺麗な渋谷の高層タワーをお借りして、スタッフ一同楽しい時間を過ごしました。こうした集まりは、普段別々のクリニックで働いているスタッフ同士が交流を深める貴重な機会となっています。

また、以前は社員旅行も実施していて、箱根や伊豆はもちろん、出雲大社や北海道にまで行きました。スタッフみんなで美味しいものを食べたり、陶芸体験や牧場見学などをしたり、どれも楽しい思い出です。現在は感染症の状況を考慮して一時中断していますが、また状況を見ながら再開を検討したいと考えています。

職場の雰囲気作りで心掛けていることはありますか?

そうですね。普段からスタッフの様子は良く観察していて、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。困っていることや悩んでいることはないかなど、私から気さくに声をかけることで、スタッフが意見や不満を溜め込まないよう意識しています。

クリニックの規模が大きくなると、経営陣とスタッフの距離が開いてしまいがちですが、私はできるだけその距離は近づけていきたいと考えています。些細な変化や課題にも早めに気づき対応できるだけでなく、役職や年齢関係なくスタッフ同士気軽に相談できる、風通しの良い職場にしていきたいですね。

2.子育てにも理解があり協力的なスタッフ

子育て中のスタッフはいますか?

はい。現在も育休中のスタッフがいますし、産休や育休を取得したのちに職場復帰するスタッフも多いです。女性スタッフは結婚や出産といったライフイベントの機会も多いですが、当院では必要な時にしっかりとお休みすることが当たり前の流れとして受け入れられています。

実際に子育てを経験したスタッフも多いので、急な発熱での早退や学校行事での休暇など、育児と仕事の両立に必要な配慮については、みんなが自然と理解を示してくれます。育休から復帰したスタッフのブランクを心配する声も聞きますが、当院では研修体制もしっかり整えていますし、何より周りのスタッフが温かくサポートしてくれるので心配はいりません。

子育てスタッフに対しては、具体的にどのようなサポート体制があるのでしょうか?

お子さんがまだ小さい間は、幼稚園のお迎え時間などに合わせた時短勤務が可能です。また、お子さんの運動会や発表会などの学校行事への参加はもちろん、急な体調不良などによる早退にもスタッフ同士で柔軟にカバーし合っています。どのスタッフも子育てに理解があり、協力的な雰囲気です。

また、子育て中のスタッフの中には部活動やお子さんの習い事の送迎などで、特定の曜日や時間帯の勤務が難しい方もいます。そういった方でも、できるだけ希望に沿った勤務シフトを組めるよう配慮していますので安心してくださいね。もちろん忙しい時はありますが、急な欠員が出ても運営に支障がないような人員配置を心がけています。家族やお子さんのために休まなくてはならないのに、毎日目が回るほど忙しくては、なかなか「帰ります」とは言い出せないですからね。

グループならではのサポート体制はありますか?

3院体制のメリットを最大限に活かして、困ったときには他のクリニックから応援に来てもらえる体制を整えています。特に医療機関の場合、人手不足は直接患者さまへのサービス低下につながりかねません。そのため、急な欠勤があっても対応できるよう、日頃から各クリニック間で連携を取っています。

また、当グループのホームページには各クリニックの待ち時間がリアルタイムで表示されており、利便性の向上とともに患者さまのストレスを軽減しています。このシステムのおかげで、「いつまで待たせるんだ」といった苦情も減り、スタッフの負担軽減にもつながっていると感じます。

3.充実の福利厚生と働きやすい勤務体制

具体的な福利厚生について教えてください。

社員旅行などの費用は福利厚生の一環として、基本的に法人が負担しています。これは日頃からクリニックと患者さまのために一生懸命働いてくれているスタッフへの感謝の気持ちを込めて、みんなでリフレッシュできる機会を大切にしたいと考えているからです。

医療の現場は心身ともに緊張する場面が多いものです。だからこそ、仕事を離れた場所でリラックスして過ごす時間を大切にしています。そういった機会を通じてチームの絆も深まりますし、それが結果的により良い医療サービスの提供にもつながっていくと感じています。

勤務時間や休憩についても工夫されているそうですね。

9時から19時までの勤務時間の中で、スタッフには2時間の休憩があります。状況に応じて30分交代で順番に休憩を取ることが多いですが、「全く休憩に入れなかった」なんてことはありません。残業に関しても、患者様の診察が早めに終われば定時前に上がっていただくなど、極端な残業時間にならぬよう気をつけています。

2時間という長めの休憩時間には、忙しい中でもしっかりとリフレッシュして欲しいという想いがあります。忙しい日々の中でもゆとりを持った働き方を提供したいですし、患者さまへの対応の質を保つためにも重要なことだと考えています。

また、一部のクリニックでは自動釣銭機を導入するなど、業務効率化も進めています。これからもスタッフの声を取り入れながら、働きやすい職場作りに力を注いでいきたいですね。

4.寄り添った教育と理想の職場づくり

新しいスタッフの研修体制についても教えていただけますか?

新しく入ったスタッフには3ヶ月間の研修プログラムがあり、1週間ごとに何を学ぶか、どのように研修を進めていくかなど、個人に合わせた計画を立てています。また、1人で不安な思いをすることがないよう必ずマンツーマンで指導する体制も、安心して学べるポイントではないでしょうか。

特に医療事務や看護師として「眼科勤務は初めて」という方も多いので、基本的な業務から丁寧な指導を心がけています。研修期間中は定期的に面談の機会も設けるなど、不安や疑問点の確認と払拭を大切にしています。意識しているのは、機械的な教育を一方的に押し進めるのではなく、ひとりひとりの習得状況に合わせた柔軟な教育体制です。必要に応じてカリキュラムを変更したり、研修期間を延長したりと臨機応変に対応しています。

求める人材像について教えてください。

眼科や小さなクリニックでの勤務経験がなく、大きな病院での経験しかない方でも問題ありません。大切なのは「明るく優しい性格」であり、人の気持ちを理解しようと努力できるかどうかが判断基準です。「この人は何を考えているのだろう」「何をしてほしいのだろう」と、相手の立場に立って考えられる想像力のある方を求めています。

これは患者さまに対してだけでなく、スタッフ同士でも大切にしたい姿勢です。人が好きで、誰とでも前向きにコミュニケーションが取れる方であれば、スキルや資格は問いません。そういった方は、どこでも活躍できる人材になると確信しています。

最後に、求職者の皆様へメッセージをお願いします。

私たちは、スタッフひとりひとりが生き生きと働ける環境づくりを大切にしています。かつて当院で働いていた方が、他院での勤務を経験した後「やっぱりもう一度ここで働きたい」と戻ってきてくれたことがありました。スタッフ同士の関係性や雰囲気の良さには自信がありますが、このように再び戻ってきてくれるスタッフがいるということは、経営者として本当に嬉しく、誇りに思います。

特に最近は、医療機関で働くスタッフの方々の働き方改革が注目されていますが、当院では開院当初から「働きやすさ」を重視してきました。その結果、長く働いてくださるスタッフが多くなり、そんなスタッフたちの経験を活かした質の高い医療サービスが提供できるようになりました。

人と接することが好きで、相手の気持ちに寄り添える方はぜひ一緒に働いてみませんか?温かいスタッフと充実した研修制度があるので、眼科やクリニックがはじめての方でも大丈夫です。皆さまとお会いできることを楽しみにしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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