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年休125日で家族との時間も大切に◎クラブ活動も盛んな明るい職場|特別養護老人ホーム かんだ連雀

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

東京都千代田区にある特別養護老人ホームかんだ連雀は、地域の高齢者の方々に対して充実した介護サービスを提供している施設です。社会福祉法人多摩同胞会が運営するこの施設では、地域に根ざしたケアを誇りにし、利用者ひとりひとりが安心して暮らせるよう、手厚いサポートが行われています。最寄駅はJR秋葉原駅と交通アクセスも良好で、職員にとっても通いやすい職場です。
そんなかんだ連雀では、介護の質を高めるだけでなく、職員が長く快適に働ける環境づくりにも力を入れています。「年間休日125日」という業界内でも高水準の休日数や、ICTの積極的な導入による業務の効率化など、働きやすさを追求した様々な取り組みが行われています。さらには、職員ひとりひとりのスキルアップやキャリア構築のため、8段階のキャリアアッププランや公正な評価体制も整っているとのこと。
長期的なキャリアを見据えた支援や最新の技術を活用した働きやすさへの工夫など、かんだ連雀で働く魅力を、施設長の峯さんにインタビューさせていただきました。

目次

1.仕事とプライベートが両立できる働きやすい職場

ーかんだ連雀では、仕事とプライベートの両立を大切にしているとのことですが、実際の具体例を教えていただけますか?

かんだ連雀では職員が長く安心して働き続けられるように、仕事とプライベートのバランスが取りやすい職場環境づくりに力を入れています。たとえば「125日の年間休日数」は、福祉業界では非常に恵まれた条件だと思いますが、この中には当法人独自の「法人休」という特別休暇が、年間12日も付与されています。この法人休には、「仕事だけでなく、自分の時間や家族との時間もしっかり確保して欲しい」、そんな思いが込められています。

私自身、家族との旅行や趣味の時間にも十分な時間を確保できており、休日には仕事から離れてしっかりとリフレッシュできています。仕事と休日のメリハリがつきやすい職場環境は、心身の健康維持にもつながっており、職員全体の高いモチベーションにも貢献しているようです。

また、職員の勤務体制に採用しているシフト制では、職員同士相談しながら休暇を調整できるというメリットがあります。お互いのフォローによる無理のない勤務を目指しており、子育てや家庭の事情にも配慮したシフトになるよう意識しています。お子さんの行事はもちろん、幼稚園の急なお迎えなどにも職員同士の柔軟な勤務調整で対応しており、チーム全体でサポートし合えています。

このように、かんだ連雀では仕事だけでなくプライベートも充実させ、心身のバランスを保ちながら働ける環境が用意されています。家族との時間を大切にしたい方や、自分の時間を持ちたい方にも非常に働きやすい職場ではないでしょうか。

ー多職種協働を推進するにあたり、どのような工夫をされているのでしょうか?

かんだ連雀では、介護職員、看護職員、管理栄養士などが連携して、利用者様に最適なケアを提供しています。毎月行われるミーティングでは、各セクションのリーダーが集まり、現場での課題や改善点を話し合います。これにより、現場の声を反映した効率的な業務運営が可能となり、職員間のコミュニケーションも円滑になっています。

2.ICT導入による業務の効率化と働きやすさ

ー業務効率化を目的とした、ICT化の取り組みについて教えてください。

はい。ICT化の取り組みの一つとして、書類業務のデジタル化があります。まだまだ現在進行形ですが、以前までは同じ内容を複数の書類に繰り返し記載するなど、ムダ な時間と労力を要していましたが、書類業務をデジタル化するとともに一元化へ向け生産性向上として見直すことで、全職員が同じシス テム上で情報を共有しやすくなってきました。このシステムでは利用者様の情報を一度入力すれば、全ての職種でその情報にアクセスできる ため、職員同士の連携がスムーズになるだけでなく、書類作成にかかる時間も大幅に短縮されました。

さらには、リアルタイムでの情報共有も可能になったため、状況の急変にも即座に対応できるようになりました。例えば利用者様の体調が急変した場合、介護職員がすぐに状況をシステムに入力。看護職員が即座にその情報を確認できるようになっています。各職員が速やかかつ適切な判断が取れるようになり、緊急時の対応レベル向上や一貫したケアの担保などに役立っています。

業務の無駄が削減されれば、その分利用者様とより多くの時間を過ごせます。これにより利用者様とのコミュニケーションが増え、個別ケアの充実とともに職員のストレス軽減にもつながっているようです。

このようなデジタルツールの導入は、業務効率の向上だけでなく、職員がより柔軟に働ける環境づくりにも貢献しています。今後もさらに業務の効率化を進め、職員の負担軽減とケアの質向上を両立させる取り組みを続けていきたいと考えています。

ー他に導入しているICTツールはありますか?

iPadやiPhoneを導入したことで、各記録業務の効率が大幅に改善されました。iPhoneなら音声入力も可能なので、操作に苦手意識があるスタッフも使用でき、かつ手書きの記録に比べて圧倒的に短時間で業務が進みます。

他にはインカム(無線)を活用することで、全職員がリアルタイムで連絡を取り合うことができています。夜間の緊急対応や利用者様からのコール対応なども、職員同士で対応が被ることもなくなり、本当に働きやすくなりました。

それから、見守り支援システムの「眠りSCAN」もとても便利ですね。眠りSCANは利用者様のベッド下に設置されたマットで、心拍数や体動を検知できるシステムです。利用者様がベッドから起き上がるのを感知しアラートで知らせてくれるので、夜間の徘徊などにも迅速に対応できています。また、利用者様が眠っているかどうかもデータで確認できるため、何度も確認のために部屋を訪れる必要がなくなりました。限られた人数でも効率的なケアを提供できるようになり、とても仕事がやりやすくなったと感じています。

積極的なICT化は、職員のストレス軽減においても大切な取り組みです。iPhoneやiPad、インカムの導入だけにとどまらず、より働きやすい職場にするために、改善活動の手は抜けません。

3.明確なキャリアアッププランと公正な評価制度

ーキャリアアップと評価について教えてください。

かんだ連雀のキャリアアッププランは、職員ひとりひとりが着実に成長できるよう、8段階にわたるステップアップの仕組みを設けています。厚生労働省が定める職能要件を基にしつつ、法人独自の基準も加えたプランです。この制度では、職員が自分の現在のスキルレベルを理解でき、次に目指すステージも目に見えてわかるなど、それぞれに合った目標が立てやすいというメリットがあります。

評価面談では上司が個々の職員と目標を確認し、達成度に応じた評価を行なっています。面談の結果に基づいて昇給や昇格が決まるため、公正な評価を心がけています。努力が報われる評価制度が確立されていることも、長期的に働き続けたいと思える理由のひとつではないでしょうか。

ーOJTについてもお聞かせください。

新入職員や経験の浅い職員には、OJTを通じて現場でのスキルを習得してもらっています。生活相談員をはじめ、各フロアには主任やリーダー、先輩介護員など経験豊富な職員が教育担当として配置され、日常業務の中でのマンツーマン指導を行います。実際の職場の流れや利用者様とのコミュニケーションの取り方は、肌で感じて欲しいと考えています。

また、OJTの評価に関しては一人の上司に依存するのではなく、公正かつ客観的な視点から職員の成長を見守れるよう、二重チェックの体制を取っています。このような仕組みが確立しているからこそ、どんな職員でも自分のペースで成長しながらも、しっかりとキャリアを築いていけるのだと感じます。

4.職員間の絆を深める活動と子育て支援

ー職員同士の交流やコミュニケーションを促進する取り組みはありますか?

当法人では職員同士の親睦や健康づくりのため、クラブ活動が行われています。野球やフットサル、マラソンなどさまざまなクラブがあり、法人から助成金も出ています。どのクラブ活動もとても盛り上がっており、休日はみんなでわいわい楽しんでいるようです。

また、かんだ連雀独自の取り組みとして、ちょっとしたお茶会を開いています。このお茶会は仕事のことだけでなく、たわいもない世間話や雑談など、ざっくばらんにおしゃべりできる集まりです。部署が異なる職員同士でも交流できる機会があることで、相互理解が深まり、職場の雰囲気が良くなっていると実感しています。誰でも自由に参加できるので、気軽に参加してもらえたら嬉しいです。

ー子育て中のスタッフへのサポートについて詳しく教えてください。

はい。柔軟な勤務形態だけでなく託児施設などもある当法人は、子育てしながらでも働きやすい職場であると自負しています。仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業を厚生労働省が認定する制度である「くるみん認証」も取得しており、法人全体でお子さんがいるスタッフのサポートを積極的に行っています。

育児休暇はもちろん、産前・産後休暇の取得も推進していますので、不安を抱えやすい時期の職員も安心して働けるのではないでしょうか。また、職場全体で復帰を歓迎する雰囲気があることも、仕事と育児の無理のない両立を可能にしている要因であると感じています。

このように、かんだ連雀では子育てをしながらでも無理なく働ける環境を提供し、職員が家庭と仕事を両立できるよう、多方面からサポートしています。今後もさらに働きやすい環境を目指して改善を続けていきたいですね。

ー求職者の方へメッセージをお願いします。

特別養護老人ホームかんだ連雀では職員ひとりひとりが安心して長く働ける環境を整えることで、プライベートも仕事もどちらも大切にして欲しいと考えています。「年間休日125日」や、法人独自の休暇制度「法人休」など、仕事と生活のバランスを保つためのサポートが充実していますので、家族との時間を大切にしたい方にはぴったりな職場です。

また、職員ひとりひとりのキャリアを大切にしており、明確な目標を持ちながら仕事に打ち込める環境にも自信があります。努力が報われる評価制度もしっかりしていますので、働きやすさだけでなく、仕事のやりがいも十分に得られるのではないでしょうか。

私たちが一緒に働きたいのは、何でもできる即戦力の方だけではありません。入所者様にも職員に対しても、優しさや思いやりが持てる人です。私たちと一緒に働き、利用者様の生活を支えながら、あなた自身も成長できる充実した仕事に挑戦してみませんか?温かいケアを提供する仲間として、皆さんと一緒に働ける日を心よりお待ちしています。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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