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育休取得100%に夏季休暇も取れる職場ーフレックス制でプライベートも充実◎|株式会社かくの木

  • 更新日
投稿者:堀尾 健太

埼玉県新座市にある株式会社かくの木は、保険調剤薬局、福祉用具貸与・販売、在宅介護支援などの事業を展開する会社です。1992年の設立以来、朝霞地区(朝霞、新座、和光、志木)の医療福祉を支えてきました。

スタッフの「働きやすさ」を大切にしている同社は、埼玉県「多様な働き方実践企業」最上位のプラチナ認定や、シニアが活躍できる職場環境づくりを推進する「シニア活躍推進宣言企業」にも認定されており、スタッフの働きやすさに真剣に取り組んでいる企業として認知されています。また、男性職員を含めた育児休業取得率も100%を誇るなど、子育て中のスタッフにも理解がある職場です。

今回は、そんな株式会社かくの木採用担当の原さんと店舗スタッフの田原さんに、かくの木で働く魅力について詳しくお話を伺いました。

話を聞いた人
採用担当

採用担当 原さん

店舗スタッフ 田原さん

店舗スタッフ 田原さん

目次

1.埼玉県「多様な働き方実践企業」に認定されている職場

「多様な働き方実践企業」について教えてください。

原さん:

はい。「多様な働き方実践企業」とは、職員の仕事とプライベートの両立に理解があり、活き活きと働ける職場環境づくりに積極的に取り組む企業を、埼玉県が認定する制度です。制度にはグレードがあり、当社は令和元年12月に最上位のプラチナを取得しました。

この認定を取得するためには、フレックス勤務や時短勤務、育児休暇の取得率など、多様な働き方に取り組んでいる実績を客観的に証明する必要があり、単にこのような制度があるだけで取得できるものではありません。直前の更新では、9つある評価項目の全てにチェックが付き、当社の取り組みや実態を改めて評価いただけました。

中でも特に評価が高かったのが、「育児休業取得率」の高さです。男女ともに取得率は100%であり、男性でも気兼ねなく育休を取得できる環境が整っています。産前産後休暇や育児休暇はもちろん、子供の病気の看護休暇なども、男女問わず取得しやすい職場です。

制度の認定を目指したのはいつからでしょうか?

原さん:

正直なところ、もともと制度の認定を目指してきたわけではありません。創業以来、スタッフの「働きやすさ」を大切にしてきた結果として、評価していただいたという認識です。プラチナ認定をいただいたことに満足することなく、これからもスタッフの働きやすさに真剣に向き合っていきたいと考えています。

魅力的な休暇制度などはありますか?

田原さん:

年次有給とは別に設けられている夏休み休暇は、とても嬉しいですね。薬局業界は病院に合わせて日曜や祝日も営業するケースが多く、長期休暇を取りづらい業界です。そんな中、当社では職員が交代で自分が希望する日に4日間の夏季休暇を取得できます。

この夏季休暇制度は、単に休暇を付与するだけでなく「必ず取得すること」を前提としています。決められた期間内に取得しなくてはならず、通常の有給よりも優先して消化しています。このような強制力のある休暇制度は、社員のワークライフバランスを重視する会社の姿勢そのものだと思います。忙しい業務の中でも休暇を取る機会を確保することでリフレッシュできたり、プライベートの充実につながっていると実感しています。

2.かくの木で実現できる柔軟な働き方

なぜ、かくの木はそこまで働きやすさにこだわるのでしょうか。

原さん:

当社がスタッフの「働きやすさ」を大切に考えているのは、創業時の想いがあるからなんです。株式会社かくの木は1992年、3名の女性によって創立されました。当時は今よりも家庭内の役割分担があった時代。そんな中で「家庭と仕事の両立をするための働きやすい環境づくり」への意識が強かったのだと思います。この想いは、時代に合わせて制度を変えながらも現在に至っています。

当社は社員の半数以上が女性ですが、性別や役割に縛られず、個々の人生の選択は平等にあるべきという考えのもと、仕事と家庭の両立に全力で取り組んできました。そうした積み重ねが、多様な働き方認定の「プラチナ」取得にもつながっているのだと思います。例えば2024年1月には、ワークライフバランスや共働き世帯の増加など、柔軟な働き方へのニーズに応えるためにフレックス制を導入しました。「社員一人ひとりのライフスタイルに合わせて働いて欲しい」それが、多様な働き方実践企業としての私たちのスタンスです。

ライフイベントでのお休みを取得することへの理解はありますか?

原さん:

お休みについてはそれぞれの事情に合わせて取得しており、周囲の理解はもちろんお互いサポートし合う風土ができています。

また、仕事との両立が大変な「親の介護」のための休暇も取りやすいようサポートしています。実際に長期でお休みを取った社員もおり、周りからは「大変だと思うけど、しっかり親孝行してあげてね」と声をかけられていました。ライフイベントへの理解があり、スタッフ同士「お互いさま」で支え合えるのは、かくの木の大きな魅力だと思います。

フレックス制度について教えてください。

原さん:

はい、当社では1ヶ月単位のフレックスタイム制を導入しています。薬局の営業に支障がない範囲での運用が前提となりますが、1ヶ月の標準労働時間内で、それぞれの事情に合わせて自身の勤務時間をある程度柔軟に調整できる制度です。具体的には、「コアタイム」と呼ばれる必ず勤務しなければならない時間帯以外で調整を可能としています。

例えば、「16時に退社しても早退扱いにはならず、月の所定労働時間を満たしていればOK」といった具合です。これにより、子育て中の社員の急な呼び出しや、個人的な用事にも対応しやすくなりました。

田原さん:

月初はレセプト請求が忙しく残業が増えますが、その分10日以降は調整して早く帰る日を作るなど、柔軟な働き方ができています。フレックス制のおかげで、「終わったら早く帰ろう」という空気感が生まれました。もちろん、必要な仕事はこなした上ですが。メリハリをもって働けるようになったおかげで業務効率も上がったような気がします。

3.未経験でも安心の研修制度

田原さんは未経験から入社されたそうですね。

田原さん:

はい。前職はまったく違う業種で、薬局でのお仕事は未経験でした。初めは不安もありましたが、OJTのトレーナーが1年間付いてくださり、細かく業務を教えてもらえたのは心強かったです。

実際に受けてみたOJTトレーニングはどうでしたか?

田原さん:

保険の事や、薬局の事などOJTを通しながら学ぶべき項目を少しずつ学んでいきました。薬局の業務は本当に奥が深くわからないことだらけでしたが、1年かけて少しずつ身につけていきました。

ありがたかったのは「いきなり独り立ち」というわけではなく、困ったときはいつでもトレーナーに相談できる体制があったことです。「わからない」とすぐに言える環境があるのは、未経験の新人にはとてもありがたかったです。

OJTトレーナーはどのような方ですか?

原さん:

トレーナーは入社したスタッフの知識レベルに合わせて選んでいますが、必ずしもベテランスタッフが担当するわけではありません。かくの木では、薬局の事務職が担う重要な業務、受付、入力、請求、調剤補助など、入社2~3年で習得できるようにOJTプログラムを準備しており、このプログラムを通して概ね業務を習得できた若手社員がトレーナーを担うことも多くあります。

他に、未経験から入社される方向けのサポートは何かありますか?

田原さん:

薬局での勤務経験がない方が入社する場合、通信講座の案内があり、希望すれば受講することができます。また、入社後にはこれまでの経験やスキルに応じたオリエンテーションを受ける事が出来るので安心して入社できる環境が整っています。

他にはどのような研修があるのでしょうか。

原さん:

eラーニング研修では、コンプライアンス研修をはじめハラスメント防止、個人情報保護などを学習します。あとは「かくの木研修」では、スキルや資格を身につけたスタッフ自身が講師となって、講座を開催することもあります。

過去には漢方の資格を取ったスタッフが漢方薬の原料である生薬を持参して、漢方に関しての講座を開催したり、介護用品のメーカーさんをお招きして、介護用品についての研修や、地域の大学教授をお招きしてお話をしていただいた事もありました。自発的に楽しく学び合う文化が、かくの木の大きな強みだと感じています。

4.IT化で業務効率の改善を進める

積極的なIT化に取り組んでいるとお聞きしました。

原さん:

はい。近年はIT化、DX化を積極的に進めており、業務効率アップにも取り組んでいます。

田原さん:

現場で特に大きな効果を感じているのは、オンラインでの処方箋受付システムです。クリニクスというアプリを活用することで、患者さんが来局する前に処方箋を受け取れるようになりました。これにより前もってお薬の準備ができ、待ち時間の短縮につながっています。

また、万が一薬の在庫が足りない場合でも「◯時ごろでしたらご用意ができます」と事前にお知らせできるようになりました。患者さんの利便性が向上するだけでなく、私たちも以前より業務にゆとりが持てるようになったと、好評の声が上がっています。

原さん:

最新の調剤機器を導入したメリットとしては、粉薬の自動分包が可能になり、調剤にかかる工数が大幅に改善されたことなどがあります。人的なミスを減らせるとともに、作業時間の短縮を実感しています。

田原さん:

私たちは中小規模の薬局としては、IT化や最新機器の導入に積極的な会社だと思います。忙しい毎日ですが少しずつ業務にゆとりができ、おかげで患者さんと向き合う時間が増えてきていると実感しています。

最後に求職者の方へメッセージをお願いします。

原さん:

私たちは、とにかく地域に根差した会社です。薬局の近くで困っている人がいれば、帰宅中でも社員が声をかける。そんな「当たり前のこと」を実践している会社です。「地域に寄り添う」という当社の理念や、地域貢献の思いに共感いただける方はぜひ一緒に働きましょう。

田原さん:

私は患者さんへの気配りができる、優しい方と一緒に働きたいですね。私がそうだったように、知識やスキルは入社後に身につけられます。手厚い研修と優しい先輩たちがしっかりと支えますので安心してください。アットホームな雰囲気の中で、働きたいと思っている方は、株式会社かくの木への応募をご検討ください。


セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/nf2f063102266

神奈川県鎌倉市生まれ。
2019年4月にセカンドラボ株式会社に入社。
病院チームでの求人原稿作成とコンテンツマーケティングが仕事の中心です。
休日は所属するオーケストラでの活動や登山、旅行とアクティブに過ごしています。

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