心を込めたサービスで在宅復帰をサポート。年間休日119日、独自の福利厚生も魅力｜介護老人保健施設 虹の郷すわ

1.充実したリハビリが強み

まずは、施設の強みやこだわりなどについてお聞かせいただけますか？

梅田さん：

私たちの施設では利用者さんの在宅復帰を目的に掲げ、リハビリに力を入れてきました。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった国家資格を持つスタッフが多めに在籍し、利用者一人ひとりに合わせた個別のリハビリメニューを実施。その甲斐あって、一般棟の利用者さんの在宅復帰率は年々高まっています。

ショートステイやデイケアでは、在宅復帰後の生活に寄り添った支援も可能です。例えば、3か月ほどご自宅に帰った後、再び3か月のショートステイで重点的にリハビリを受け、また3か月間ご自宅に戻るのを繰り返す、という例もありますよ。ご家族の介護負担の軽減にも役立つと考えています。

また、当施設では口腔ケアを重視しているため、歯科衛生士が在籍しているのも特徴です。この他にも、利用者さんや面会に訪れたご家族が快適に過ごせるよう、施設内の清掃や臭い対策にはかなり気を配っています。

介護職のお仕事の流れを教えてください。

梅田さん：

利用者さんを起こして身だしなみを整え、朝食を済ませたら、午前中に入浴の介助を進めていきます。ちなみに、当施設では利用者さんを3グループに分け、それぞれ週に2回入浴する決まりです。入浴を担当していない介護士は、シーツ交換やナースコールの対応などをします。

昼食後は、レクリエーションがメインのお仕事です。季節の行事やお誕生会のようなイベントはもちろん、カラオケや健康体操、塗り絵など、利用者さんに楽しんでもらうために工夫を凝らしていますよ。アコーディオン奏者の先生を招いたミュージックセラピーは、特に人気のプログラムです。

15時のおやつ後は利用者さんの自由時間で、必要に応じてトイレ誘導やオムツ交換などの介助をします。そして夕食後はテレビ鑑賞などをして、21時に消灯します。夜勤スタッフは夕食の介助や排せつ介助をし、利用者さんをお部屋まで誘導。夜中に目が覚めてしまった利用者さんの対応もします。

2.独自の福利厚生あり、資格取得のサポートも

スタッフの働きやすさのために、工夫している点や力を入れている点はありますか？

梅田さん：

介護現場での人手不足が全国的に問題視されているように、当施設でも介護職の人数が十分に多いとは言えないのが正直なところです。しかし、そのような状況でもスタッフみんなで工夫し、有休取得の促進や時間外勤務の削減に取り組んでいます。

また、当施設では、就業時間を他の施設や病院と比べて30分短く設定しています。その点では、他よりもプライベートを充実させやすいのではないでしょうか。この他、併設する病院の敷地内には、子育て中のスタッフが利用できる保育園もあります。法人のスタッフなら無料で利用できますよ。

福利厚生制度などはいかがでしょうか？

梅田さん：

細やかなことですが、独自の福利厚生も充実しています。例えば、併設している病院で患者さんに提供している昼食を200円で食べられます。栄養バランスの整ったメニューをお得に食べられるため、スタッフからは好評ですよ。コーヒーメーカーを設置しているため、自由にコーヒーを楽しめるのもありがたいですね。

また、勤務時間中でも許可を取れば併設している病院の内科や歯科診療所を受診できるため、風邪をひいて薬が欲しい時などに重宝しています。法人のスタッフなら薬代も少しお得になるんですよ。病院に併設している施設ならではのメリットですね。

新しく入ったスタッフへのフォロー体制について教えてください。

梅田さん：

感染症の予防や認知症ケア、接遇などの基礎的な知識については、他職種と一緒に新入職員研修を受けていただきます。実際に現場に入ってからは、同じ時間帯で働く他のスタッフたちが、しっかりと目配りや声掛けをしながらフォローします。

また、介護の仕事でつきものなのが腰痛の悩みです。そこで当施設では、在籍する理学療法士が講師となって、腰痛を防ぐための介助姿勢などを学べる研修も開いています。なるべく腰に負担がかからないような体の動かし方をきちんと指導してもらえるので、介護が未経験の方でもご安心ください。

スキルアップやキャリアアップに向けたサポート制度などはありますか？

梅田さん：

介護福祉士などの資格取得を希望するスタッフがいたら、法人がその研修費用を負担する資格取得奨励制度があります。助成する額は勤続年数に応じて決まりますが、返還の必要はありません。

3.「楽しく過ごせる施設」を目指して

今後、どのような施設を目指していらっしゃいますか？

梅田さん：

これまで通り、在宅復帰を目指してリハビリに力を入れるのはもちろんですが、利用者さんが日々を楽しく過ごせる施設であることも大切にしていきたいです。利用者さんにとって、入居する施設は生活の場ですからね。

だから他のスタッフには、「『ここだったら安心して自分の家族を任せられる』と思える施設にしよう」とよく言っているんです。そんな風に信頼してもらえる施設を目指し、スタッフ一丸で頑張っていく所存です。

長く健やかに生きるためにも、楽しく過ごせる環境は大切ですよね。利用者さんが快適に過ごせるように工夫していることはありますか？

梅田さん：

現在はデイケア部門のスタッフが中心ですが、外部のインストラクターのもとへ研修に行き、レクリエーションや日ごろのケアに役立つテクニックを学んでいます。もちろん、研修にかかる費用は施設が負担します。

研修内容は、誤嚥の予防につながる腹式呼吸のトレーニングや口周りの筋肉の動かし方、認知症予防に有効なアロマテラピー、乾燥しやすい方向けのスキンケアなどさまざま。身につけた知識は、レクリエーションの時などに利用者さんに共有しています。いずれはデイケア部門だけでなく、入所サービス部門のスタッフにも波及させていきたいと考えています。

こうした取り組みを知り、当施設に興味を持ってくださる方も多いんですよ。利用者さんが少しでも楽しみを持てるよう、他の施設とは一味違うことにもどんどんチャレンジしていきたいですね。

4.現場スタッフ目線での魅力とは

続いて、実際に現場で働く皆さんにもお話をお聞きします。入職したきっかけと、お仕事の中で意識していることを教えてください。

Oさん：

私は現在入職4年目ですが、もともとは派遣としてこの施設で働いていました。そのまま常勤への移行を希望し、今に至ります。日ごろの仕事では、利用者さんに寄り添った介護ができるよう、心を込めてお手伝いしています。また、他のスタッフとスムーズなコミュニケーションが取れるように意識しています。

Sさん：

私は入職前に施設の見学をした時に、スタッフ同士仲が良く、明るい雰囲気の職場だったのに惹かれて入職を決めました。現在は働き始めて15年が経ちましたが、変わらず明るい雰囲気だと感じます。仕事上で心がけているのは、目配り・気配り・心配り。利用者さんに対しては、常に丁寧に接するように気をつけています。

Iさん：

入職して8年目になります。私もSさんと同じく、施設の見学時に雰囲気が良かったのが決め手になりましたね。仕事中は周囲をよく見て、他のスタッフと助け合うチームワークを意識しています。

3人から見て、虹の郷すわはどんな魅力がある職場ですか？

Sさん：

困っているスタッフがいたら他のスタッフが声をかけるなど、お互いを尊重し合って仕事ができていると思います。

Iさん：

そうですね。忙しい時間帯などは、どうしても気持ちが焦ったり余裕がなくなったりすることもありますが、だからこそ報告・連絡・相談をきちんとしようという雰囲気があると感じます。

Oさん：

前日の担当者が次にシフトに入る人のことを考えて、翌日の分も業務を済ませたり準備を整えたりしてくれていることが多く、すごく助かりますね。思いやりのある職場だと思います。

最後に、皆さんはどのような人と一緒に働きたいですか？

Oさん：

何事にも一生懸命な方と一緒に働きたいです！

Sさん：

明るく元気で思いやりのある方ですね。また、高齢の方との交流が好きな方だと、きっと活躍できますよ。

Iさん：

人員が限られているからこそ、チームワークを大切にできる協調性のある方だとうれしいですね。

梅田さん：

まず、体力勝負な仕事なので何よりも健康第一です。

人柄の面では、元気で明るく、何事にも真面目に取り組める方が良いですね。あまり消極的でネガティブだと、なかなか利用者さんに心を開いてもらえません。笑顔を忘れず、利用者さんに元気を与えられるような方をお待ちしております。

介護の仕事は厳しいイメージがあるかもしれません。でも、大変な仕事を頑張った先にある利用者さんの笑顔は、間違いなく大きなやりがいになりますよ。虹の郷すわでは、経験や資格の有無を問わず、介護の仕事にチャレンジしたい方を歓迎いたします。ぜひ一緒に、利用者さんが元気に長く生活していくお手伝いをしましょう！