スキルアップの機会が充実◎人柄重視のクリニック|医療法人社団慈協会 市原メディカルキュア
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千葉県市原市で、内科・外科の診療をはじめとして、消化器・呼吸器・循環器・内分泌・脳などの幅広い疾患に対応する「市原メディカルキュア」。勉強会の機会が充実しているので、知識を深めながらよりよい医療の提供を、スタッフ一同目指している職場です。
「市原メディカルキュア」では、診療放射線技師、理学療法士、臨床検査技師、管理栄養士などの幅広い職種のスタッフが身近に協力しあっています。時には医療の厳しさに直面することもありますが、職員同士の仲はよく、後輩がキャリアやライフプランについて先輩に相談するような、アットホームな雰囲気もあるそうです。
目次
1.職員同士で新たな知識を学び合う機会が充実
「市原メディカルキュア」の特徴を教えてください。
当院は開院から50年以上の歴史を持ち、地域の医療、福祉に携わってきました。19床というコンパクトな有床クリニックですが、院長以下、専門医チームが、MRIやCTなどの設備を活用しながら、的確な医療を地域の人々に提供しています。
資格取得への支援も手厚いと伺いました。
遠山洋一院長は市原看護専門学校の講師を務めています。
職員が看護師などの資格の取得を希望した場合、当院が市原看護専門学校への推薦状を書きます。
市原看護専門学校の学校長である中村文隆医師は、当院で循環器内科の診療にあたっています。無事に入学できたら、当院が入学時に最大15万円、その後は月額5万円を貸与する奨学金制度も活用していただけます。資格取得後、当院で勤務し、所定の条件を満たした場合、返還の必要はありません。
職員が医療に関する知識を学ぶ機会はありますか。
週2回、メーカー主催で医薬品ついて学ぶ勉強会を開催しています。それ以外にも月1回、院内で医療安全、医薬品安全、感染、褥瘡、栄養といった分野に分かれた委員会も開かれ、様々な職種の職員が学び合っています。
患者さんの病態がわからずして、患者さんの気持ちには寄り添えませんよね。病態がきちんとわかるからこそ、患者さんから頼りにされます。職員には、より深く学ぶことを通じて、医療機関で働くやりがいや喜びを持ってほしいと思っています。
当院では、併設している特別養護老人ホーム「サニーヒル」の利用者さんを受け入れることもあります。ですから、おむつ交換から体位転換、入浴、食事介助についても医療、介護の2つの観点で先輩たちに教わることができます。医療福祉の資格を取りたい場合は、サニーヒルを運営する社会福祉法人で知識を学んでいただくことも可能です。
2.先輩が親身になって相談に乗ってくれる
職場の雰囲気はいかがですか。
看護師は院長とよくコミュニケーションを取れていると思います。懇親会も定期的に開かれますし、和気あいあいとした雰囲気です。
キャリアやライフプランについて、後輩が先輩にアドバイスを聞くことも多いようです。看護師、栄養士といった同じ資格をもつ先輩が親身になっていろいろと教えてくれるため、そのアドバイスをもとに、私のもとに「福祉の経験を積みたい」「看護学校に行きたい」などと相談が来ることもあります。
もちろん、医療現場においては患者さんの最期に立ち会うこともあり、医療の厳しさにも直面します。仲間同士厳しい会話をすることもありますが、そんな時こそ、皆が熱い気持ちで一丸となって闘っていると強く感じると思います。
職員のみなさんのワークライフバランスはいかがでしょうか。
看護師はだいたい月173時間の変形労働制で働いていますが、残業はほぼなく、休日も週2日取れています。有給休暇についても、総務から頻繁に「取ってください」という声かけがあるので、「有給を取るのが申し訳ない」という雰囲気はゼロだと思います。他の部署も、職員同士で助け合って、人がいない時もやりくりしながら有給休暇を取得しています。
忙しい部署だと月40時間ほどの残業はありますが、毎週、部署ごとの残業状況を院長や総務などが確認し、人繰りの調整をしています。
3.患者さんを理解する温かい心と情熱がある人に来てほしい
どんな人材を求めていますか。
レベルの高い技術や知識は、当院で経験を積んで学んでいただければ身につきます。それよりもまずは、患者さんを理解しようという温かい心や情熱がある人を求めています。最初は周りの知識レベルが高いと感じるかもしれませんが、そういった先輩たちが引っ張ってくれるので、入って来る段階では知識ゼロでかまいません。
入職を考えている方へのメッセージをお願いします。
医療法人社団 慈協会 市原メディカルキュアでは皆で一丸となって、病院をあらゆる面でよくしていきたいと思っています。先日も、職員から「書類の処分に手間がかかるから、タブレットを活用してほしい」という提案を受けました。職員は、私の目の届かないところでの改善点もよく教えてくれます。ですから、新しく入職される方も仕事をする中で「こうした方がいい」と思ったことがあれば、ぜひ言ってください。
それから、「シングルマザーとして子どもを育てている」といった子育ての状況、家族の持病や障害などの事情も、遠慮なく面接の時に話していただければと思います。状況を考慮した上で、給与や勤務時間についてのご相談に柔軟に応じていきたいと思っています。