IT技術を活用しながら、お世話する側もされる側も、心地の良い「快護」を目指す｜株式会社OA総研

1.最先端テクノロジーの導入で、質の高いケアに集中できる職場環境

株式会社OA総研の業務内容をご説明ください。

石井さん：

当社は東京に1か所、神奈川に2か所、千葉に3か所、計6か所のサービス付き高齢者向け住宅を運営しています。サ高住の場合、施設によって受け入れる方の入居条件は異なりますが、当社は要支援から要介護、最後は看取りが必要な方まで、幅広い方にご利用いただけるよう、間口を広く設定しています。

どの施設もリゾートホテルのように立派な造りですね。

石井さん：

はい。館内は美術館をイメージした和モダンな空間です。第一は、ご入居者様に快適で心地良い生活を送ってもらうためですが、それと同時にスタッフにも明るく機能的な職場で質の高いサービスを提供してほしいという願いがあります。

貴社は「介護テック」を実践していると聞いています。

石井さん：

「介護テック」とは、介護にテクノロジーを組み合わせた造語のことです。当社は「快護とテクノロジーで、未来をひらく」というビジョンを掲げています。介護を受ける側も提供する側も、負担が少なく快適な毎日を送るための「快護」を理想とし、その実現のために最新の科学技術を導入していくというものです。具体的には、2024年4月にコニカミノルタの見守りシステム「HitomeQ（ひとめく）」を導入しました。全6施設422床規模への一斉導入は当社が初の試みと聞いています。

コニカミノルタの「HitomeQ」を導入して、何が変わりましたか？

石井さん：

「HitomeQ」は介護施設専用に開発された見守りセンサーで、入居者様の起床や離床、転倒などを感知して、その情報がスタッフのスマホに通知されるようになっています。これまでは他法人同様、ナースコールが鳴るたびに、ほかで作業していた看護師がナースステーションまで戻ってコールの内容を確認し、呼び出しのある部屋へ行く必要がありました。

「HitomeQ」を使うようになってからは、直接スマートフォンに届く動画を確認した上で応答対応ができる為、効率が飛躍的に上がっています。また「HitomeQ」ならではの性能である、ご入居者様の情報を蓄積し、ビックデータ化することによってご入居者様に合わせた介護サービスの提供に活かしていきたいと思っております。

2.キャリアの見える化で「正当な評価＝報酬アップ」。目標を持って働ける

貴社は「介護」ではなく、「快護」の実践を掲げています。具体的にどういったものか教えてください。

石井さん：

当社では入所研修時に、新しく入ったスタッフに「良い施設とは、どんな施設か？」という質問をしています。多くの方は「入居者様にとって住みやすい場所」という言葉が返ってきますが、私たちの考えは、そこに留まっていません。入居者様だけでなく、スタッフも、会社も三方よし。これをゴールデントライアングルと呼んでいるのですが、その絶妙なバランスを崩さないよう、私たちはスタッフの働きやすさに着目し、先端の技術を用いて合理化、効率化を図っています。

働きやすい職場であることは、スタッフにとって大きな魅力ですが、お給料や昇格などの待遇についてはいかがですか？

石井さん：

当社では、お給料の手当について明確な基準をつくり、就業規則に明文化しています。当社独自の勤続手当は初年度の1年目は1000円、2年目以降は5000円ずつ、上限3万円まで勤続年数に応じてお給料が上がり、勤続手当とは別に、チーフになったら1万円、リーダーになったら2万円と、昇格することで管理職手当がプラスされます。基本給の昇給もあった上で、各種手当が上がる=長くお勤めいただき、上位資格の取得を目して役職を担うという向上心を持った人材の待遇に力を入れています。

石井さん：

当社には20代から50代まで幅広い年代の施設長がおりますが、看護師や介護福祉士といった資格手当、勤続手当に加えて役職に応じた手当が支給されております。介護業界だけでなく他業種を含めても、年齢別の平均賃金に負けない、あるいは上回る待遇を得ています。

最後に、応募者に向けてのメッセージをお願いします。

石井さん：

介護業界は、ほかの業界に比べてテクノロジーの部分で2周ほど遅れていますが、当社は積極的に最新の技術やノウハウを受け入れ、業界を牽引していきたいと考えています。そして、入居者様にとっても、介護するスタッフにとっても、よい環境を整え、「快護」の理想に近づきたいと考えています。

この思いに共感し、株式会社OA総研とともに歩んでいける方を求めています。少しでも興味が湧いた方は、施設見学においでください。皆様の応募を心よりお待ちしています。