「心と体のトータルサポート」でワンストップの地域医療を。多職種連携で経験値アップも｜医療法人聖心会 清水クリニック

1.幅広い部門で多くの職種が活躍

清水クリニックが目指す「心と体のトータルサポート」とは、どのようなものでしょうか？

川崎さん：

精神科といえば、メンタルの治療がメインというイメージがあるかもしれません。しかし、精神的なストレスや心の不調が体にも影響を及ぼす例は非常に多いです。そこで当院では、体の不調にもしっかりとアプローチをし、患者さんが安心して日常生活を送れるようにサポートしています。

清水聖保院長が当院を開業した根底には、「ここに来れば全てをワンストップで解決できるクリニックにしたい」という思いがあるそうです。その考えのもと、心の健康について相談できる専門外来に加え、禁煙外来や頭痛外来、リハビリテーション施設や年代別の精神科デイケア、子どもの発達ケアなど、幅広い部門による診療体制を整えてきました。

多くの部門があるため、医師や看護師はもちろん、多様な職種のスタッフが働いています。さまざまな職種で連携しながら業務を進めるため、多くの経験が積めると思いますよ。例えば、心理学のスペシャリストである臨床心理士や公認心理士がカウンセリングなどを担当する他、精神保健福祉士や社会福祉士が患者さんの生活や社会復帰を支援しています。リハビリ施設には作業療法士や理学療法士、柔道整復師が在籍。この他にも、介護福祉士やケアマネージャー、保育士などが勤務しています。

幅広い職種のスタッフが働いているからこそ、大切にしていることはありますか？

川崎さん：

職種によって、患者さんに対する視点はさまざまです。医師や看護師だけでなく、各職種が専門性を生かした意見をしっかりと出し合うことを大切にしています。一方で、多くの意見が出るからこそ、それを上手にまとめていくことも重要です。意見は違えど、「患者さんのため」という思いに違いはありません。患者さんの状態がより良くなるような方向性を目指し、丁寧な話し合いを通して合意を形成していくようにしています。

また、クリニック外との連携も重要です。例えば高齢の患者さんの場合、ケアマネージャーや訪問看護師、ホームヘルパーなど、地域のさまざまな職種が関わって支えています。当院のスタッフ同士はもちろん、こうした地域の関係者とも情報共有や意見交換ができるよう、密接なコミュニケーションを心がけています。

2.「入りやすい精神科」を目指して

クリニックの雰囲気はいかがですか？

川崎さん：

精神科というと物静かな場所というイメージを抱かれがちですが、患者さんにとって「ここに来れば落ち着ける、安心できる」という居場所になることが大切だと考えています。何気ないことですが、患者さんとの日常会話やあいさつなどのコミュニケーションを大切にし、敷居が低く入りやすいような雰囲気作りをしています。

当院は院長をはじめ、女性スタッフが多く活躍しているのも特徴で、優しく柔和なムードの職場だと感じます。子育て中のスタッフも多く、産休や育休といった制度もしっかりと整っています。子どもの病気などで急なお休みを取る場合でも、お互いに快くフォローし合える空気ができていますよ。有休も取りやすいため、メリハリをもって働ける環境だと思います。

求める人材について教えてください。

川崎さん：

先ほども説明した通り、クリニック内外を問わず、さまざまな職種で協力し合って患者さんを支えるのが私たちの仕事です。自分の意見をしっかりと持ちつつ、周りとコミュニケーションを取りながら仕事をするのが好きな人なら、きっと働きがいがありますよ。医療の仕事は決して楽ではありません。そんな中でも、目標を持って働いているスタッフはどんどん能力が伸びていると感じます。ぜひ、そのような向上心のある方と一緒に働きたいですね。

スキルアップを目指すスタッフに対しては各種支援制度も用意しているため、経験も積みやすいと思います。例えば外部での研修会などに出席する場合、参加費は当院が補助します。当院では多くの専門職が勤務していますが、中には資格の取得を目指して勉強しながら働いているスタッフもいます。新しく入ったスタッフには、先輩がサポート役としてフォローする体制が整っているので、安心して医療法人聖心会 清水クリニックへご応募いただきたいです。