自然豊かで、アットホームな雰囲気 キャリアアップ支援も充実｜公益財団法人慈愛会 奄美病院

1.地域との距離が近く、あたたかい雰囲気

奄美病院は、どのような地域医療を担っていますか？

奄美病院は、奄美大島にある精神科の病院です。併設施設として、訪問看護ステーション、障害福祉サービス事業所、グループホーム、相談支援事業所もあります。「入院から地域へ」という考えのもと、患者様が順調に地域生活を送れるよう、精神保健福祉活動に力を入れています。今年、開院から65周年を迎えた、地域の中核的な精神科病院です。

職場の雰囲気はいかがですか？

職員、患者様、業者さんが皆同じ地域に住んでいますので、お互いの関係が近く、アットホームな雰囲気です。コロナ禍を経てどうしてもお互いの距離感が少し遠くなったと感じることもありましたが、コロナ禍が明けた最近は、再び地域のお祭りなどにも参加し、職員同士の親睦や地域との関わりを深めていこうとしています。ちょうど来週も地域で150チームほどが参加する舟こぎ競争があり、私も奄美病院のメンバーとして出場するので、仕事終わりに夕日が差し込むビーチで練習しています。

奄美大島全体が世界自然遺産に登録されていますし、自然を楽しみながら仕事をできるのは大きな魅力ですね。実際に、奄美大島以外の出身でマリンスポーツが趣味の方や、環境を変えて仕事したいという方々も入職してきます。

奄美大島は離島のイメージが強いと思いますが、島にはショッピングできる施設も多くあり、中心部には「街」が広がっています。鹿児島空港と奄美空港の間では飛行機が毎日飛んでいますし、福岡や大阪、東京、沖縄にも乗り継ぎなく飛行機で行けますので、本州・九州との交通の便も、島外の方が想像するより良いのではないでしょうか。

2.入職前～入職後のスキルアップまで、充実した奨学金

ワークライフバランスはいかがですか？

時間外労働は少ないです。職種などによっても異なりますが、時間外労働は1ヶ月あたり平均7時間ほどです。人を多めに採用して一人一人の負担を軽減したり、業務のICT化を進めてきたりしました。看護師に関しては、それぞれの家庭の都合や希望を聞いて、夜勤の免除や時短勤務を適用しています。働きやすい職場なので、他院から奄美病院に移って来る職員もいます。

入職支度金や奨学金の制度が充実していると聞きました。

入職する看護師、薬剤師で、条件を満たす方には1人あたり10万円の入職支度金を支給し、1年以上勤務した場合は返済を免除しています。毎年5，6人が支給を受けています。看護学生向けの奨学金制度もあります。看護師養成校の卒業年度の1年間、一定額が貸与され、定められた期間の勤務をすれば返済不要となる複数の種類の奨学金を用意しており、今年度はこの奨学金の支給を受けて入職した看護師が3人いました。

入職後のキャリアアップも支援しており、認定看護師の資格や、特定行為をするために必要な資格を取得する方などには最大140万円の奨学金を出しています。こちらも、資格取得後、一定期間勤務すれば返済は免除されます。奨学金制度はさらに充実させていきたいと考え、職種の拡充や、金額の引き上げの検討を進めているところです。キャリアアップに関しては金銭的な支援だけでなく、鹿児島県内の慈愛会グループと連携した研修にも力を入れていますので、入職後も継続的にスキルを磨くことができます。

3.多職種が連携し、患者様の生活をサポート

どんな人材を求めていますか？

多職種が連携し、チーム医療を提供していきたいと思っていますので、協調性や社会性のある方に入っていただきたいですね。

入職を考えている方へのメッセージをお願いします。

以前は精神科病院というと入院がメインとなる実態がありましたが、今は「入院から地域へ」という考え方のもと、自宅や併設施設での患者様の生活もサポートしています。新しく入職してくださる方と一緒に楽しく仲良く、患者様を支えていければと思っています。興味があれば是非、奄美病院へ！ご応募お待ちしております！