敷地内に託児所も完備◎新築の病院で働く魅力｜医療法人医仁会 藤本病院

1.新築される病院について

新棟への移転の理由を教えてください。

小野さん：

藤本病院は約50年の歴史がある病院です。新築移転は施設の老朽化や耐震基準の見直しなども大きな理由ではあるのですが、ただ単に建物を新しくするだけではなく、今後もより安全で安心できる医療を提供したいという想いがあります。

新棟では健診フロアを設けることにより、これまで曜日に制限があった健康診断を終日受け入れ可能になります。さらには訪問診療の体制も強化され、地域の皆様により手厚い医療を提供する病院へと生まれ変わります。

新棟での勤務は、どのようなメリットがありますか？

小野さん：

当然ですが、新しく清潔な環境で働けます。古い建物で感じていた不便さや、働きづらさからは解放されるはずです。また、新棟のオープンに伴い、新しく人員を募集しているので、実質的にオープニングスタッフとして働けるのも大きな魅力だと思います。

また、当病院には子育て中の職員も安心して働けるように託児所が併設されているのですが、今回の新棟建設に伴い、敷地外にあった託児所が施設内に移転することになりました。すぐ近くに託児所があることで、お子さんを預けている職員も、より安心して働く環境を整えることができました。

2.風通しがよく、雰囲気の良い職場

職員の働きやすさに関して、何か取り組んでいることはありますか？

小野さん：

はい。藤本病院では、少しの時間を活かして「ヒットビット」という取り組みを行っています。これは、ひとりひとりが考える改善提案やアイデアなどを全員と共有することで、職員同士のコミュニケーションの活性化を図り、より良い職場を作っていこうというものです。

ここで話し合った内容はデータ化し、全職員が閲覧できるようになっています。他部署の様子を知ることで、横のつながりも強くなっていると感じています。年に1回は優秀な提案や活動を表彰する機会も設けていて、みんなで楽しみながら職場環境の改善に取り組んでいます。

ちなみにヒットビットの時間では、プライベートな話題も発表する機会があり、「昨日家族で〇〇に行きました！」とか、「先週〇〇という映画を見ました！」といった話をすることもあります。普段あまり話さない職員同士でも会話が生まれるきっかけになっており、職場全体の雰囲気がよくなっていると実感しています。

ライフイベントに応じた配慮はありますか？

小野さん：

例えば子育て中の職員には、法定を超える時短勤務制度を独自に設けています。法律では小学校入学までが時短勤務制度の対象ですが、当院では希望に応じて小学3年生まで時短勤務を選択できます。また、子どもの成長に合わせて残業の少ない部署への異動など、それぞれの状況に応じて柔軟に対応しています。

職員が利用できる託児所では、勤務時間中はずっと子どもを預けておけるので、幼稚園の送り迎えの必要がないのもメリットです。新棟では院内に託児所を移設するので、より利用しやすくなると期待しています。

職場の雰囲気を表すエピソードはありますか？

小野さん：

院内には各種サークルがあり、メンバー同士盛り上がっていますね。ヒットビットの時間を利用して、新しいサークルの提案をすることもでき、仕事以外でも職員同士が交流できる機会を大切にしています。

中途採用の方への研修体制はどうなっていますか？

小野さん：

部署ごとに異なりますが、基本的にはOJTが中心です。教育担当の職員がマンツーマンでじっくりと指導します。スキルや経験に応じて研修期間は調整していますので、ブランクがある方でも安心して復職できると思います。

3.医療業界での転職を検討している方へ

どのような方に入職してほしいですか？

小野さん：

非凡なスキルよりも人間性を重視しています。個人プレーよりもチームワークを大切にできる方、患者さんや同僚に敬意を持って接することができる方など、相手の立場に立って物事を考えられる人と一緒に働きたいですね。

これまで小さなクリニックでしか勤務経験がない方でも大丈夫です。当病院には、多様な経験を持つ職員が多く、サポートし合う環境ができていますので、あまり心配なさらないでください。

これから藤本病院での就職を考えている方へメッセージをお願いします。

小野さん：

長年地域に根差してきた病院が新しく生まれ変わる瞬間に立ち会えるのは、医療を仕事にする方にとって、とても貴重な経験になるのではないでしょうか。新体制では、健康診断や訪問診療の拡充など新たなチャレンジも多く、新しい仲間の力が必要不可欠です。

藤本病院は職員同士の距離が近くとても和やかな雰囲気のため、今の職場の人間関係に悩んでいる方も、きっとすぐに馴染めると思います。地域医療に貢献したい、チームワークを大切にしたい、そんな想いを持つ皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。