埼玉県が認めた、女性が働きやすい職場。地域に根付いた病院で働く魅力｜医療生協さいたま 熊谷生協病院
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埼玉県熊谷市にある熊谷生協病院は、2023年に開設70周年を迎えました。
長年にわたり、市民に愛され親しまれている熊谷生協病院は、地域社会に貢献する重要な医療機関として、緊急医療から在宅医療まで幅広い医療サービスを提供しています。
2013年には埼玉県より「多様な働き方実践企業」認定を受け、女性の働き方やワークライフバランスへの取り組みが大きく評価されました。つまり、職員の「働きやすさ」にお墨付きをもらっている熊谷生協病院。今回は事務長を務める渡辺さんに、職員の働きやすさに対する取り組みや、教育研修制度、病院の雰囲気などをたくさん教えていただきました。
医療生協さいたま熊谷生協病院 渡辺事務長
目次
1.子育て中・子育て経験者が8割、院内保育も充実
「多様な働き方実践企業」とはなんですか？
渡辺事務長：
「多様な働き方実践企業」とは、女性がいきいきと働ける職場環境づくりのために、努力や実践、環境整備に取り組んでいる企業であると埼玉県が認定するものです。例えば「女性が仕事と家庭を両立できるような柔軟な勤務形態の導入」や、「出産後の復職支援」、「育児休業の取得促進」などが評価基準となります。他にも、出産や育児を経験した女性職員が職場に復帰し、実際に活躍していることなども重要な認定基準のひとつとなっています。
10年以上前にこの認定を受けていますが、なぜ熊谷生協病院は認定を受けられたと感じていますか？
渡辺事務長：
熊谷生協病院は、職員の子どもが幼稚園や小学校などまだ小さなうちは、時短勤務を選択できたり、退勤時間を早める分早く出勤できる働き方などが評価され、2013年にこの認定を受けました。働き方に関しては、本人の希望があればしっかりと相談に乗りますし、生活と仕事とのバランスが保てるよう、できる限り柔軟に対応しています。
産休後に復帰する職員が多いのも、こういった取り組みや周りの職員の理解があるからだと思います。もともと熊谷生協病院は小児科専門の病院だったこともありますので、子どもを大事にする気持ちや、家庭を大切にして欲しいという雰囲気が病院全体にあるのかなと感じています。
他には女性管理職が一定数いることや、法定義務を上回る短時間勤務制度が職場に定着していることなども認定における評価基準となっています。熊谷生協病院は看護部長のみならず、事務長などの他の部署に関しても女性の管理職の方は多いですし、残業も業界内ではかなり少ない方ではないでしょうか。
2.働きやすさと教育制度
併設されている病児保育施設について教えてください。
渡辺事務長：
熊谷生協病院には、熊谷市から運営を委託されている病児保育施設「こぐまちゃんち」が併設されています。この施設は、主に熊谷市民の方々に利用いただくためのものですが、当病院で働く職員もこのサービスを利用できます。お子様の急な体調不良や風邪などで幼稚園に連れて行けない場合には、病児保育施設に子供を預けられますので、安心して勤務できる環境が整っています。
職場や働く職員はどんな雰囲気ですか？
渡辺事務長：
当病院には幅広い年代の職員が働いていますが、部署や役職を超えて職員同士とても仲が良いので、本当にアットホームな職場だと思います。コロナ前は毎年、会場を借りて忘年会をやっていました。みんなで考える出し物がとても面白く、職員の意外な一面が見れたので楽しかったですね。
実は院長も歌が大好きで、コーラスのサークルのようなものを作って歌を披露していました。院長はとても気さくで明るい方なので、いつも職員と積極的にコミュニケーションを取っています。そういった部分も、病院全体の雰囲気づくりやひとりひとりの働きやすさにつながっているのだと思います。
設立70周年のイベントは病院の駐車場で行ったのですが、職員だけでなく患者さんや地域の方々も集まってくれて、歌やダンスをみんなで披露しました。改めて職員同士のチームワークの良さを実感するとともに、熊谷生協病院は本当に地域の人々に愛されていると感じましたね。
スキルアップしていくために、どのような教育制度がありますか？
渡辺事務長：
新しく加入した職員には教育を担当する先輩職員が付き、慣れるまで様々な業務を教えていきます。特に小さなクリニックでの勤務経験しかない方は、病院での勤務に不安を感じるとは思いますが、ひとつひとつ丁寧にお教えしますので安心してください。
また、現場でのOJTのみならず、動画教材をはじめとした独自の教育カリキュラムで学んだり、法人本部の研修にも参加できる機会があります。ブランクがあって不安な方や経験が浅い方だけでなく、積極的にスキルアップしていきたいという方でも、手を挙げれば学べる環境がたくさんある職場です。
3.医療業界で転職を考えている方へ向けて
どんな方が熊谷生協病院に合うと思いますか？
渡辺事務長：
熊谷生協病院は、2023年に開設70周年を迎えた歴史と伝統のある病院です。長年にわたり地域医療の基盤として、地元の方々に信頼され、親しまれながら医療サービスを提供してきました。規模こそ大病院ではありませんが、その分、ひとりひとりの患者さんに寄り添った細やかなケアを大切にしています。
地元に愛されている病院で腰を据えて働いていきたい、地域に根付いて患者さんの役に立ちたいという方にはぴったりな病院だと思います。働く職員も優しく、穏やかな方ばかりです。チームワークを重視した、アットホームな職場で働きたいという方からのご応募をお待ちしています。
