自分らしく、生き生きと。充実のキャリアアップ制度でやりがいある職場◎子育て支援も手厚い|社会医療法人 祐生会
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大阪府高槻市や茨木市などで、ケアミックス病院や福祉施設を展開している社会医療法人 祐生会。「真心の医療と福祉を通じて地域の人々に貢献する」ことを理念に掲げ、職員一丸となって患者さんに寄り添うサービスを提供しています。
患者さんの笑顔のためにも、まずは職員の笑顔から。祐生会では、職員がやりがいを持って生き生きと働ける職場環境を目指し、さまざまなサポート制度を整えてきました。中でも研修制度やキャリアアップへの支援に力を入れる他、家庭と仕事の両立を叶える子育て支援も充実させています。
今回は、祐生会・人事課採用担当の河本聖子さんを取材。メディカルサポーター(看護助手)や看護師を対象とした支援制度や、子育て中の職員へのサポートについてお話をお聞きしました。
目次
1.手厚い研修制度、看護師になるための奨学金も
まず、研修制度について教えてください。
河本さん:
メディカルサポーターの場合、日々の業務に関するトレーニングや二次救命処置、患者さんへの対応マナーなどに関する研修を通年で実施しています。メディカルサポーターは未経験者も多い職種ですが、しっかりと技術指導することで、安心して仕事ができるように気を配っています。
看護師は勤務年数に応じて確実にレベルアップしていけるよう、各ステップで到達すべき目標を定めた上で、必要な教育研修を継続的に行っています。こうした院内での研修に加え、資格取得などのキャリアアップも積極的に支援しているのが大きな強みです。
メディカルサポーターの場合、どのようなキャリアアップ支援がありますか?
河本さん:
看護師などの国家資格の取得に活用できる奨学金制度があります。一定期間勤務していて勤務態度に問題がないなどの条件を満たせば、病院の推薦のもと、准看護師の専門学校に進学ができます。その入学金や授業料を、奨学金という形で法人が負担する制度です。
准看護師の資格を無事に取得できたら、次のステップとして正看護師の資格取得に向けた進学も可能です。もちろん、その入学金や授業料にも奨学金制度が使えますよ。卒業後、貸与した金額に応じた年数を正職員として勤務すれば、奨学金の返還は全額免除となります。
奨学金制度はどれくらいの方が利用されていますか?
河本さん:
常時20人前後の方が働きながら学校に通っていますよ。通学している間はアルバイトとして雇用され、学校優先でシフトを組めるので安心してくださいね。また、希望する人は病院の独身寮も利用できます。
看護師の資格以外でもスキルアップに力を入れています。例えば、3年間の実務経験があれば介護福祉士の資格も取得できるため、働きながら資格取得を目標に勉強に励む方もいます。一方で、スキルや頑張りに応じて評価する人事考課制度を採用しているため、メディカルサポーターとしてキャリアを積んでいくこともできます。
2.認定看護師の資格取得も後押し
続いて、看護師のキャリアアップについてもご説明いただけますか?
河本さん:
看護師に対しては、認定看護師の資格取得をサポートしています。資格を取るのに必要な研修は出張扱いとなるため、給与をもらいながら勉強に集中できます。
ちなみに認定看護師とは、特定の看護分野で高い技術と知識を持つ者として、日本看護協会から認定を受けた看護師のことです。認定看護師になると、院内で勉強会を開催できるようになるなど仕事の幅が広がりますよ。
これまでに8人が支援制度を活用して認定看護師になりました。救急看護や脳卒中看護、手術看護、糖尿病看護など、さまざまなフィールドで活躍しています。
給与をもらいながら勉強もできる環境が整っているのはうれしいですね。
河本さん:
制度面はもちろんですが、職場の理解が得やすい雰囲気ができているのも大きいと感じます。認定看護師の研修中は出張扱いのため現場勤務はできませんが、その分ほかの職員がしっかりとカバーする体制が整っています。
また、スキルアップのために夜間の大学院に進学した看護師もいますよ。この場合はさすがに出張扱いとはなりませんが、進学にかかる費用や入学金・授業料などは奨学金として法人が負担します。シフトも学業を優先できるように考慮します。
3.院内保育園で子育て支援も万全
子育て中の職員へのサポートも充実しているとのことですが、具体的にどのような支援がありますか?
河本さん:
高槻市のみどりヶ丘病院と茨木市の茨木みどりヶ丘病院には、病院近くに法人が運営する保育園があります。正職員は無料(食費実費負担)で利用できますよ。必要に応じて夜勤時の預かりも対応しています。 実際に利用している職員からは、「保育園があるおかげで安心して復帰できた」という声が多いですね。常時30~40人の職員が産休・育休に入っていますが、ほぼ100%が復帰できています。
また、私たちの病院では男性の看護師やメディカルサポーターもたくさん活躍しています。病院の保育園にお子さんを預けて働く男性職員もいますし、育休を取る人も多いですよ。他にも、時短勤務や子どもの行事に合わせたシフトの考慮など、子育てと仕事を両立できるようなサポート体制を備えています。
お話を伺い、キャリアアップへの支援から子育て支援まで、長く働ける環境が整っていると感じました。
河本さん:
その辺りはとても手厚いと思いますね。実際、早期退職する人は少ないです。先ほども言ったようにメディカルサポーターは未経験者が多いですし、看護師もブランクを経て入ってくる人もおります。そのような職員に対しても、ていねいな教育や研修を通してしっかりと寄り添う体制ができていると考えています。