求人に記載のある有給休暇って何？

有給休暇って何？

正しくは「年次有給休暇」と言い、労働基準法で定められた労働者の立派な権利でもあります。字そのままで”給与が出る休暇”という意味です。基本的には入社後6ヵ月間継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤した労働者には年間10日間が与えられる形となります。その後は、勤続年数が増えるごとに付与日数も増え、入社6年6ヵ月でもらえる「年間20日」が法律で義務付けられた付与日数の上限になります。

求人を見る際のポイントは？

有給休暇は法律によりどの企業、事業所でも一律で付与されるものですので、「有給がない」ということはありません。しかし、有給休暇の取得率であったり、付与されるタイミングは異なってきます。一般的に、有給の平均取得率は50％程度と言われていますが、職場によっては有給が取りやすかったり、企業全体で有給の取得を推奨するなどを行っており、取得率が70％以上、多いところではほぼ100％の求人もあります。また、有給休暇を付与するタイミングも入職してすぐというケースもございます。そういった求人は募集内容のどこかに記載されているケースが多いので気になる方はよく見てみるようにしてください。

有給休暇目当ての転職はNGです

有給休暇の取得率や付与されるタイミングが求人毎に異なるからと言ってそれ目当てで転職するのはやめましょう。面接の際に有給休暇に惹かれてと言っても印象はよくありません。どういった事情で有給休暇を使っていきたいのかなどをしっかり話すことで理解を得るようにしてください。医療・介護・福祉はまだまだ女性が多く活躍されている業界です。お子様の関係で有給を取得したい方も多くいらっしゃるかと思いますので面接時の「志望動機の伝え方」はしっかりと考えをまとめておくようにしましょう。

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