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介護福祉士国家試験に合格するための過去問題集5選|選び方と活用方法を徹底解説

  • 更新日
投稿者:加藤 直也

介護福祉士国家試験の合格には過去問題集を活用した対策が欠かせません。しかし、様々な出版社から多数の過去問題集が発売されており、自分に合ったものを選ぶのが難しいと感じる受験生も多いでしょう。

本記事では、過去問題集の選び方のポイントや具体的なおすすめ問題集、効果的な活用法をわかりやすく解説します。自分に合った過去問題集を選び、確実に点数をアップできる対策を立てるのに役立ててください。

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1.過去問題集の選び方のポイント

介護福祉士国家試験に合格するためには、適切な過去問題集を選ぶことが重要です。過去問題集には様々な種類があり、内容や特徴が異なるため、自分に合ったものを選ばなければなりません。ここでは過去問題集を選ぶ際の3つのポイントをご紹介します。

出題傾向に合わせた問題が収録されているか

介護福祉士試験では、毎年一定の出題傾向があります。例えば「生活支援技術」の分野は出題数が最も多く、合格には高得点が欠かせません。一方で「医療的ケア」は比較的新しい出題分野なので、出題数は少ない傾向にあります。優れた過去問題集は、このような出題傾向を反映した問題が収録されています。単に過去に出題された問題を掲載しているだけでは不十分で、出題頻度の高い分野の問題が多く、重要度に応じた配分がなされているはずです。出題傾向に合わせた適切な問題構成になっているかどうかを確認し、自分の苦手分野を集中的に学習できる過去問題集を選びましょう。

解説が丁寧で理解しやすいか

過去問題を解いただけでは知識が定着しません。間違った問題については、なぜ間違えたのかを理解する必要があります。そのため、過去問題集の解説が非常に重要になります。解説が丁寧で理解しやすいものであれば、間違いの原因を把握しやすく、知識の定着が図れます。逆に解説が簡単すぎるなど、分かりにくい表現が多ければ、学習効果は半減してしまいます。優れた過去問題集は、図表やイラストを用いた丁寧な解説が施されています。解説を読めば、なぜその選択肢が正解なのかが理解できるようになっているはずです。解説の質を確認し、自分の理解を深められる過去問題集を選びましょう。

最新の出題基準に準拠しているか

介護福祉士試験の出題基準は、介護保険制度の改正などに合わせて3年ごとに見直されています。したがって、最新の出題基準に準拠していない過去問題集を使っていては、試験に出る問題と異なる内容を学習することになってしまいます。最新の過去問題集であれば、最新の出題基準に基づいた問題が収録されているはずです。出版年月日や対応年度を確認し、最新年度の出題基準に準拠した過去問題集を選ぶことが大切です。

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2.おすすめの過去問題集5選

介護福祉士国家試験に向けて様々な出版社から参考書が発売されていますが、それぞれのテキストによって特徴があります。ここでは、おすすめの過去問題集5冊を紹介します。

介護福祉士過去&模擬問題集(翔泳社)

価格: 2,948円(税込)

  • 過去8年以上の本試験から出題頻度の高い問題を厳選
  • 最新の第36回本試験問題を収録
  • 模擬問題1回分を収録
  • 購入者特典として過去3年分の本試験問題がダウンロード可能

出題頻度が高い重要問題に特化している問題集です。介護福祉士試験で高得点を取るには、頻出問題を確実に解ける力が欠かせません。そうした観点から、効率的な学習が可能な構成となっています。問題は出題頻度が高い順に配列されているため、重要度の高い問題から手を付けられます。さらに模擬問題は本番さながらの雰囲気で問題に取り組めるため、リアルな緊張感を体感できます。

介護福祉士国家試験過去問解説集(中央法規)

価格: 3,520円(税込)

  • 過去3年分の本試験問題375問を収録
  • 各問題の解答理由と解説を詳細に記載
  • マークシートと赤シートが付属

問題の解説が非常に丁寧で理解を深められる問題集です。各問題には詳細な解説がついており、なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が不正解なのかを丁寧に解説しています。問題の解答理由だけでなく、関連する知識の補足説明や最新の法令改正、統計データなども掲載されているので詳しく学びたい方におすすめです。また、図表を多数使って視覚的に理解を促す工夫もあり、わかりやすい一冊です。

クエスチョン・バンク介護福祉士国家試験問題解説(医療情報科学研究所)

価格: 4,896円(税込)

  • 第23回から第36回までの14年分の問題を徹底研究
  • 豊富なイラストと表で理解を促進
  • 購入特典として講義動画と未収録過去問の解説あり

圧倒的に豊富なイラストや表が掲載されている問題集です。イラストや表を多用することで、複雑な制度の仕組みや医学知識がスッキリと頭に入ります。さらに、重要問題に絞り込んだコンパクトな1冊となっているため、ポイントを絞って効率よく学習できます。また、購入特典として人気講師の講義動画が視聴でき、本書未収録の過去問題の解説も読めるため、理解を深めるのにとても便利です。

ユーキャンの介護福祉士 よくわかる!過去5年問題集(ユーキャン)

価格: 2,750円(税込)

  • 第32回から第36回までの直近5年分の問題を収録
  • 各問題に詳細な解説を記載
  • 問題を科目別に分類

この問題集は最新5年分の問題を網羅しているのが特徴です。直近の出題傾向を確実に把握でき、解説も丁寧でわかりやすくなっています。問題が科目別に分類されているため、苦手分野を集中的に学習することもできる一冊です。

介護福祉士過去7年本試験問題集(新星出版社)

価格: 3,300円(税込)

  • 第30回から第36回までの過去7年分の本試験問題を収録
  • 各問題の解答解説を掲載
  • 問題を科目別に分類

この問題集は長期間の過去問題を網羅しているのが特徴です。過去7年分もの問題を収録しているため、幅広い知識の定着が図れます。各問題にはわかりやすい解答のポイントが記載されており、解説を読めば理解が深まります。問題が科目別に分類されているので、苦手分野に重点を置いた学習も可能です。

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3.過去問題集の効果的な活用法

介護福祉士国家試験に合格するためには、過去問題集を効果的に活用することが重要です。ここでは、過去問題集を最大限に活かすための3つの活用法をご紹介します。

苦手分野の特定と重点的な対策

過去問題集を解くことで、自分の得意な分野と苦手な分野がはっきりと見えてきます。苦手分野については、重点的に学習時間を割くようにしましょう。テキストや参考書を活用して知識の補強を図り、さらに過去問題で反復練習を重ねることが大切です。

時間を計って本番さながらの演習

介護福祉士試験は制限時間内に解答する必要があります。時間内に解ききれないと、高得点を取れない可能性があります。そこで過去問題集を活用して、時間を計りながらの本番さながらの演習を行うことをおすすめします。
時間配分を意識した演習を重ねることで、実際の試験でも焦ることなく、落ち着いて解答できるようになります。また、自分のペースも把握できるため、後半の問題に手間取ることを防げます。時間内に解ききれる実力をつけるためにも、本番さながらの演習は欠かせません。

解説を活用した理解の徹底

過去問題を解いただけでは、知識の定着が不十分な場合があります。間違った問題については、なぜ間違えたのかを理解する必要があります。そのため、過去問題集の解説をしっかりと活用することが大切です。
優れた過去問題集は、図表やイラストを用いた丁寧な解説が施されています。解説を読めば、なぜその選択肢が正解なのかが理解できるようになっているはずです。間違えた問題の解説を丁寧に読み込み、知識の定着を図りましょう。
このように、過去問題集を効果的に活用することで、確実に得点力がアップします。苦手分野の特定と重点対策、本番さながらの演習、解説を活用した理解の徹底を心がけ、合格を目指してください。

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4.介護福祉士国家試験の勉強法

介護福祉士国家試験に合格するためには、適切な勉強法が欠かせません。ここでは効果的な勉強法について、以下の5つのポイントを解説します。

計画的な学習が重要

介護福祉士試験の出題範囲は広範囲に及ぶため、計画を立てて効率よく学習を進めることが大切です。まずは過去問を解いて現在の実力を把握し、苦手分野を特定しましょう。その上で、苦手分野から重点的に勉強するスケジュールを組むとよいでしょう。
具体的には、1日の学習時間を決め、その中で苦手分野に多くの時間を割り当てます。例えば1日2時間の学習なら、苦手分野に1時間半、得意分野に30分といった具合です。さらに週単位、月単位でスケジュールを立て、計画的に進めましょう。
計画を立てることで、無理なく着実に学習を進められます。また、計画の立て直しも柔軟に行えるため、モチベーションの維持にもつながります。

グループ学習も有効

一人で黙々と勉強を続けるのは意欲が続きにくい場合があります。同じ目標を持つ仲間とグループを作り、お互いに教え合いながら切磋琢磨するのも良い方法です。分からないことを質問し合えるメリットもあります。

グループ学習のメリットは、以下の通りです。

  • モチベーションの維持が図れる
  • 分からないことを相互に質問できる
  • 複数の視点から学習できる
  • 競争意識が芽生え、努力へとつながる

一方で、グループ学習には注意点もあります。メンバーの学習レベルに大きな開きがあると、お互いに悪影響を与えかねません。事前に学習レベルを確認し、同程度のメンバーでグループを作ることが賢明です。

学習範囲を絞り込む

介護福祉士試験の出題範囲は非常に広範囲にわたります。限られた時間で効率よく学習するには、学習範囲を絞り込むことが重要です。
まずは過去問を解いて、自分の苦手分野を特定します。そして苦手分野に重点を置いて学習計画を立てましょう。さらに、出題頻度が高い分野や重要度の高い分野を優先的に学習するのも効果的です。

実践的な学習を心がける

介護福祉士試験は知識だけでなく、その知識を実践で活用する力が問われます。テキストの内容を暗記するだけでなく、実例を想定しながら学習するなど、実践的な学び方を心がけましょう。
例えば、「生活支援技術」の分野では、利用者への具体的な介護方法が問われます。テキストで介護の手順を学んだ上で、実際にどのように介護を行うかをイメージすることが大切です。
また、過去問題の設問文にも利用者の状況が書かれていることがあります。設問文をよく読み、利用者の状態を具体的にイメージすれば、より実践に即した回答ができるはずです。

過去問題を繰り返し解く

介護福祉士試験に合格するには、過去問題を繰り返し解くことが不可欠です。過去問題を解くことで、出題傾向を把握でき、時間配分の感覚も身につきます。
最低でも過去5年分の問題は解いておきましょう。間違った問題については必ず解説を読み、理解を深めることが大切です。さらに、苦手分野の問題は重点的に解き直すなどの工夫をすると良いでしょう。

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5.介護福祉士国家試験の難易度

介護福祉士国家試験は、国家資格試験の中では比較的簡単な部類に入りますが、一定の難易度があり、適切な対策を立てないと合格は難しいでしょう。

出題形式と問題数

介護福祉士試験の特徴として、出題形式が5肢択一式であり、出題科目数が11科目と比較的少ない点、問題数が125問と少なめである点が挙げられます。他の国家資格試験と比べると、出題形式が選択式で論述式がなく、出題科目数と問題数が少ないため、一見すると簡単に見えるかもしれません。

合格基準の高さ

しかし、合格基準は総得点の60%程度と高めに設定されています。さらに、11の出題科目すべてから一定の得点を求められるため、どれか一つの科目で得点が取れなければ不合格となってしまいます。合格率の推移を見ても、第1回の23.2%から年々上昇し、直近では80%を超えていますが、それでも5人に1人以上が不合格になっていることから、一定の難易度があることがわかります。

出題範囲の広さ

また、出題範囲が広範囲に及ぶため、幅広い知識を身につける必要があります。介護の専門知識に加え、医学、心理学、社会福祉制度など、多岐にわたる分野の知識が問われます。介護の実務経験がない受験生は、介護の実践的な知識が身についていないため、合格に向けた対策が難しくなります。

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6.まとめ

介護福祉士国家試験に合格するための過去問題集の選び方と活用法について、詳しく解説しました。過去問題集は、出題傾向に合わせた良問が収録されていること、解説が丁寧で理解を促進すること、最新の出題基準に準拠していることが重要なポイントです。おすすめの5冊の過去問題集を紹介し、それぞれの特徴を説明しました。本記事を参考に、自分に合った過去問題集を選び、着実な対策を立てて、合格を目指してください。

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セカンドラボ株式会社

URL:https://note.com/2ndlabo/n/n56335bc8255e

2017年にセカンドラボ株式会社に入社。介護施設を担当する部門に配属され営業に従事。その後チームリーダーに就任。現在は事業部の統括的な立場でメンバーのマネジメントに関わる業務を主に担う。その他広報やコンテンツマーケティング等の業務も担当。

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