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生活相談員の面接対策!アピール内容から身だしなみまで、ポイントを徹底解説!

  • 更新日
投稿者:高田 眞帆

「生活相談員の面接で失敗したくない」
「苦手な面接に受かるためのポイントを知りたい」

このような悩みはありませんか?

生活相談員は、清潔感や身だしなみなど第一印象が大切な仕事です。そのため、面接でも応募者の第一印象が重視されます。

本記事では、日本最大級の医療・介護の転職サイトとして、数多くの転職成功者を見てきた実績から、生活相談員の面接対策を解説します。この記事を読めば、面接時に慌てることなく、自信を持って面接に臨めるようになるでしょう。

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1.生活相談員に求められること

まずは生活相談員に何を求められているかを知ることで、志望動機や自己PRで何を伝えればよいのか明確になります。生活相談員に求められることは以下の3つです。

  • 介護現場の知識・経験
  • コミュニケーション力
  • 相手に寄り添えること

それぞれ解説します。

介護現場の知識・経験

生活相談員の仕事に介護現場の知識や経験は必要です。介護の知識や経験がなければ、利用者様やご家族からの相談を受けられません。
また、生活相談員が営業を行う際も、介護施設の特徴を理解していなければ利用者様に適切なアプローチができないでしょう。

介護の知識や経験がない生活相談員は、利用者様やご家族に不信感を与えてしまい、生活相談員、広くはその施設の信用を失うことになります。そのため、介護現場の知識や経験は求められるでしょう。

コミュニケーション力

生活相談員の仕事を円滑に進めるためには、コミュニケーション力も重要です。利用者様やご家族、他職種との連携など、コミュニケーションを取る機会が多い業界です。
コミュニケーションを円滑に取れなければ、利用者様にとって満足度の高い介護サービスを提供できません。

また、他の介護士や看護師、ケアマネ、関連施設との連携・調整など他職種と協力しながら業務を進めるため、コミュニケーション力は必須です。施設によっては生活相談員が訪問営業を担当することもあります。新規入居者さんを獲得するためにも、必要な能力といえるでしょう。

相手に寄り添えること

利用者様やご家族の気持ちに寄り添える力も求められます。相談者の状況はさまざまであり、価値観や考え方も人それぞれです。その中で「どのような課題を抱えているのか」「どのようなことを求めているのか」などを理解しなければなりません。

自分の価値観や考え方を押し付けてしまえば、利用者様やご家族はより一層不安になります。相手の気持ちに寄り添いながら相談に乗ってくれる生活相談員がいれば、利用者様やご家族も安心です。信頼できる生活相談員として、相手に寄り添って一緒に考えられる人が求められるでしょう。

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2.生活相談員の面接で聞かれる質問・回答例

面接で失敗しないために必要なのは「準備」です。面接で聞かれる質問を事前に理解し、回答例を用意しておくことで、自信をもって面接に臨めます。
ここでは、生活相談員の面接でよく聞かれる質問を回答例とともに見ていきましょう。

経歴

これまでどのような仕事に就いてきたのか、どのようなスキルをもっているのかを確認するための質問です。経歴は、簡単かつ具体的に伝えることが大切です。

例えば、「〇〇職として〇年経験してきました」などのように簡潔に答えましょう。面接時間は限られているため、経歴や保有スキルは、応募先に貢献できそうな経験やスキルを優先して伝えるのがポイントです。

【質問】

「今までどのような仕事に就いてきましたか?」

【回答例】

「これまで介護職として3年の経験があります。1年目は特別養護老人ホームの介護士として、利用者様の入浴介助や食事介助など身体介護を中心に行ってきました。2年目からは利用者様の身体介護に加え、ご家族とのコミュニケーションにも力を入れるようになりました。そこでは利用者様の状態を密に共有することを意識し、家族全体のサポート体制を強化しました。ご家族とのコミュニケーションを重ねるにつれ、相談員の仕事に興味を持ち、現在は社会福祉士の資格取得を目指して勉強中です。」

志望理由

志望理由は面接で必ずといっていいほど聞かれる質問です。志望理由から、志望度や意欲、その人材が事業所にマッチしているか確認するために質問されます。

「なぜ他ではなく、この事業所を選んだのか」具体的な理由を説明しましょう。志望動機の書き方がわからない方は、以下の手順に沿って構成を考えてみるとよいです。

  1. その応募先を選んだ理由
  2. 選んだ理由に対して、きっかけになった根拠やエピソードを伝える
  3. どのように貢献できるかを伝える

【質問】

「当施設を志望する理由は何ですか?」

【回答例】

「御施設を志望した理由は、若手社長が中心となって活気あふれる職場を提供している点に強く惹かれたからです。私は介護福祉士の資格を保有しており、デイサービスの介護士として5年間働いてきました。以前、御施設を見学した際、スタッフ一人ひとりが利用者のニーズに合わせた柔軟な対応を行い、定期的な研修や勉強会を通じてスキルアップを図っている姿に感銘を受けました。
前職では半年間のリーダー経験を通じて、利用者様やご家族とのコミュニケーションの強化に努めてきました。御施設でも、これまでの経験とスキルを活かし、スタッフと協力しながら、利用者様に最適なサービスを提供したいと考えています。」

前職の退職理由

前職の退職理由は、「トラブルメーカーの恐れはないか」「また同じ理由で辞めてしまわないか」などを確認する質問です。そのため、「給料が低い」「同僚と揉めたから」などのネガティブな理由は避けるべきでしょう。

とはいえ、嘘をつくのはNGです。事実を伝えながらも、できるだけポジティブな表現に言い換えて伝えるようにしてください。

【質問】

「前職を退職された理由は何ですか?」

【回答例】

「前職ではデイサービスの介護士として1年間勤務し、多くの利用者様とそのご家族に対するケアを提供してきました。退職を決意した理由は、生活相談員としての役割に挑戦し、より幅広い視点から利用者様をサポートしたいと考えたからです。生活相談員の募集に力を入れている御施設で、利用者様やご家族に合ったサービス提供をしたいと思っています。」

夜勤は可能か

生活相談員は、介護業務も兼務することがあり、施設によっては夜勤に入る場合もあります。夜勤人材を欲している施設であれば、この質問をされることがあるでしょう。

夜勤に入れないのに「入れる」と答えてしまうと、入職後、トラブルに発展する可能性があります。そのため、夜勤に入れない場合は、具体的な理由を伝えるのが大切です。また、施設によって業務範囲は異なるため、事前に確認する必要があります。

【質問】

「夜勤には入れますか?」

【回答例】

「現在育児中のため、夜勤と18時以降の残業には入れません。ただ、育児が落ち着けば残業や夜勤も入れるようになります。」

いつから勤務可能か

介護業界は人手不足の施設も多いため、できるだけ早く勤務できる人を求めている場合があります。具体的な入職日を伝えましょう。
ただし、「わかりません」と答えてしまうと、入職する意思が低いと思われるため避けるべきです。

【回答例】

「〇〇月〇〇日から入職可能です。」

「前職の退職手続きを進めている段階なので、〇〇月〇〇日から入職できます。」

最後に何か質問はあるか

逆質問をすることで、入職意欲の高さを示せます。応募先のホームページや求人票を見ただけではわからなかったことを質問しましょう。
聞きたいことがなくても、「特にありません」と答えるのではなく、「面接中に伺うことができましたので、大丈夫です。」と答えると丁寧でよいです。

【回答例】

「社会福祉士の資格取得を目指しているのですが、求人票に記載してあった資格支援制度の具体的な内容を教えてください。」
「夜勤にはどの程度入りますか?」
「職場の雰囲気を知りたいので、スタッフの年齢層や男女比を教えてください」

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3.生活相談員の面接でアピールすべきこと

ここでは、生活相談員の面接でアピールすべきことを経験の有無に分けて解説します。

生活相談員の経験の有無

まずは、生活相談員の経験の有無でアピールすべきことを見ていきましょう。

生活相談員の経験がある場合

生活相談員としての経験がある場合は、具体的な実績やスキルをアピールすることが大切です。どのような相談業務を行い、どのようにして利用者様やご家族の課題を解決してきたのか説明します。

実績が思い浮かばない場合は、これまで担当した業務から学んだこと、それをどう活かせるかを話すとよいでしょう。具体的な実績やスキルをアピールできれば、即戦力として採用されやすくなります。

生活相談員の経験がない場合

生活相談員の経験がない場合は、他の職種で培ったスキルや経験をアピールすることが大切です。例えば前職が介護士の場合、他職種と連携して業務を進めたチームワーク力、コミュニケーション能力などをアピールできます。

また、その経験やスキルを生活相談員の仕事にどのように貢献したいかを伝えるのも大切です。加えて、生活相談員の仕事に対する熱意や意欲を伝えられれば、採用担当者に印象を残せます。そのためには、生活相談員の仕事について深くまで理解し、あらゆる質問に対応できるようにするのがポイントです。

介護職の経験の有無

次に、介護職の経験の有無で考える面接でアピールすべきポイントを解説します。

介護職の経験がある場合

介護職の経験がある場合は、その経験を積極的にアピールすべきです。相談員は介護現場の経験や知識が求められるため、現場の経験があると採用で有利になります。

どのような業務内容を経験してきたのか、利用者様やご家族とどのようにコミュニケーションを取ってきたのかを説明できるとよいです。施設によっては夜勤や介護業務を兼務することもあるため、夜勤経験もあれば即戦力の人材としてアピールできるでしょう。

介護職の経験がない場合

生活相談員・介護職の経験がない場合は、コミュニケーション能力や相手に寄り添う力などをアピールすることが重要です。この2つのスキルは、生活相談員の仕事に欠かせないものだからです。

前職での経験を通じて培ったスキルを具体的に説明し、それが生活相談員の仕事にどう活かせるかを伝えます。また、介護職や生活相談員の知識を積極的に学んでいることや、関連資格の取得に向けて努力していることをアピールできれば熱意が伝わるでしょう。

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4.面接時の身だしなみなどその他に気を付けるべきこと

採用面接では面接中だけでなく、その前後の振る舞いも大切です。また、第一印象を決める身だしなみについても気をつける必要があります。
ここでは、面接時の身だしなみやその他に気をつけるべきことを解説します。

到着時間

当然ですが、面接会場に遅刻するのは厳禁です。電車やバスが遅延したとしても、社会人として「時間を守れない人」というマイナスの印象を与えてしまいます。面接には、予定時刻の10分前には到着しておくのがよいでしょう。

大切なのは、「相手の立場を考えて行動する」ことです。30分前など早すぎる到着も施設の負担になります。万が一、面接に遅れそうな場合は、早めに連絡して遅れることを謝罪しましょう。

挨拶

面接で忘れてはならないのが「挨拶」です。採用担当者だけでなく、受付の方やその職場で働いているスタッフの方にも「こんにちは」と元気よく挨拶しましょう。

面接部屋に入る際は「失礼します」と挨拶し、椅子に着席した際には「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします」と挨拶します。

面接が終了したら「本日はお時間いただきまして、ありがとうございました。」と挨拶し、退室する際は「失礼いたします」と一礼して部屋を出ましょう。
また、声の大きさにも注意が必要です。明るく元気な声で挨拶すれば、それだけで印象も良くなります。

身だしなみ

身だしなみで大切なのは「清潔感」です。生活相談員の仕事は特に清潔感が求められます。
面接の身だしなみのポイントは以下のとおりです。

  • 服装は黒や紺、グレーなどのスーツが無難
  • タバコや香水の匂いがしない
  • 長い髪は一つに束ねる
  • 汚れやシワがない服を着用する
  • 控えめなナチュラルメイクがおすすめ
  • 爪を整える

応募先によっては、「カジュアルな服装でもOK」と案内される場合があります。しかし、ジーンズやTシャツなどのラフすぎる服装はNGです。客観的に見て面接にふさわしい身だしなみを意識してください。

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5.まとめ

生活相談員の面接を受ける際は、準備を整えてから臨みましょう。生活相談員に求められるのは、「介護現場の知識・経験」「コミュニケーション力」「相手に寄り添えること」の3つです。

この3つを理解することで、面接の質問に対する回答を考えられます。質問への回答だけでなく、挨拶や時間を守ること、身だしなみといった社会人として基本的なマナーを押さえておくべきです。

生活相談員の面接を受ける方は、本記事の内容を参考にしながら面接の準備を進めてみてください。

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