診療放射線技師の退職金はどれくらい?|定年後どうするかについて解説
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「人生100年時代」と言われる現代、定年後の資金をどうするかは大きな課題です。診療放射線技師にとっても例外ではありません。ここでは診療放射線技師の退職金はいくらぐらいかについて見ていきます。
退職金で老後の資金を十分確保できるのか、できない場合にはどうすればいいかも紹介するので参考にしてください。定年後の進路にはいくつか選択肢があります
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目次
1.診療放射線技師の退職金の相場とは?
診療放射線技師は退職金をどのくらいもらっているのでしょうか?勤務先によって違ってきますが、一般的な相場について見ていきましょう。
退職金の基本的な計算方法
診療放射線技師の退職金の計算方法は、一般的な民間企業と大きな違いはありません。基本的には基本給×勤続年数×給付率によって、計算されます。
給付率は医療機関によって異なりますが、0.6〜1.0くらいが相場だと思ってください。同じ医療機関でも自己都合退職か会社都合退職かなど退職理由によって、異なる給付率が適用される場合もあります。
基本給が高かったり、同じところで長いこと働き続けたりすれば条件は良くなります。退職金もより多くもらえるわけです。
診療放射線技師の退職金相場
退職金の計算方法をベースにして、診療放射線技師として5年間勤務した場合の退職金相場は130万円ほどです。基本給は約37万円として計算しています。5年間勤務しても100万円を超える金額が入ってくる計算です。
もし同じところで長期間勤務していた場合、より多くの退職金をもらえる可能性があります。たとえば基本給が29万円で15年勤続して、給付率0.7だった場合を仮定すると300万円を超えてきます。
また基本給が32万円・10年間勤続した場合で給付率が0.8だった場合、250万円を超える退職金になる計算です。このようにケースバイケースでより多くの退職金のもらえる可能性があるわけです。
ほかの医療スタッフとの比較
5年間勤務した診療放射線技師の退職金相場は130万円程度でした。この金額は医療スタッフの中では良い方なのでしょうか?
診療放射線技師に近いポジションで仕事をしている医療スタッフに、臨床検査技師や臨床工学技士がいます。彼らが5年間勤続した場合の退職金相場は、約116万円でした。臨床検査技師や臨床工学技士と比較して、診療放射線技師の方が若干多くもらえます。基本給が診療放射線技師の方が高いので、退職金も多くもらえるわけです。
看護師の退職金を見てみると、勤続5年の場合50〜100万円程度が相場のようです。看護師と比較しても、診療放射線技師の退職金は多めといえます。
年金はどのくらいもらえる?
定年退職した場合、退職金のほかに年金の支給もあるでしょう。診療放射線技師は、どこかの医療機関に正規雇用として働いている場合が多いでしょう。正社員として勤務すれば、厚生年金が定年後支給されます。
厚生年金の支給額ですが、平均すると月額で男性16万円、女性10万円強です。男女の間で結構な差のあることが分かります。これは現役時代、いくら保険料を納めていたかで変わってくるためです。給料やボーナスが多ければ、それだけ多くの保険料を納めます。そうすると老後の年金額も大きくなるわけです。
その他にも配偶者や子どもがいる場合には加算があります。また長期間厚生年金に加入していた場合、特例で優遇される可能性があります。ケースバイケースで違ってくるので、自分の場合をシミュレーションしてみましょう。
実際のところ退職金で足りる?
診療放射線技師の退職金や年金で、老後の生活を賄えるか、これは難しいと思ってください。まず夫婦でゆとりのある老後を過ごすためには、月々約36万円必要になると言われています。
節約したり、単身世帯だったりすると月々30万円かかると思った方がいいでしょう。60歳定年で、平均寿命が80歳くらいと言われていますから老後20年あったと仮定すると7,000万円を超えてきます。
これからの時代、90歳くらいまで生きる高齢者も決して珍しくありません。そうなってくると、老後の生活が30年に達します。すると1億円を超えてくる計算です。
しかもこれはあくまでも生活費をベースにしたものです。税金や何かローンを組んでいれば、月々の返済も入ってきます。さらにより多くの資金が必要です。診療放射線技師の退職金や年金だけでは賄えないことがお分かりでしょう。
スカウトサービス登録はこちら2.診療放射線技師の退職金の高い所とは?
診療放射線技師の退職金はどこに勤務するかでピンキリです。退職金が多くもらえるところもあります。退職金が多くもらえるところにはいくつか特徴があるので、主なポイントをピックアップしました。
規模が大きい
規模の大きな施設は、基本給が高いので多くの退職金のもらえる傾向が見られます。とくに系列の医療機関や介護施設などを日本各地に展開しているようなところは、経営基盤が盤石です。よって従業員を厚遇することも可能です。
経営の安定しているところは、昇給制度も充実しているところも少なくありません。スキルアップのためのサポートも手厚くて、やりがいのある職場も少なくありません。
ただし大規模施設の場合、従業員も多くなります。その中で大規模な昇給を稼ぎ、より多くの退職金を手にするためにはさらなる努力が必要です。絶え間なくスキルアップのために研鑽できるような診療放射線技師にはおすすめの職場です。
国立・公立の医療機関
民間の医療機関と比較して、国立や公立の施設は退職金の高くなる傾向が見られます。基本給が民間と比較して高いので、同じ勤続年数であればより多くの退職金がもらえるわけです。昇給もしやすいので、20年以上勤続できれば退職金が1,000万円前後になるような施設も見られるほどです。
ただし国立や公立の医療施設の募集要項を見ると、入職へのハードルが高いと言われています。ある程度のスキルやキャリアがないと、簡単に採用されないかもしれません。もし民間で勤務している診療放射線技師が国立や公立の施設へ転職したければ、いろいろなキャリアを積み重ねていくことが大事です。
基本給の高い職場
退職金を算出するにあたって、基本給は重要な要素です。基本給が多ければ、同じ勤続年数だと退職金はより多くもらえます。そこでもし退職金のことを踏まえて転職するのであれば、基本給の高いところを選ぶと良いでしょう。
基本給の高い医療機関を見てみると、東京や大阪のような大都市にある病院が多い傾向です。また昇給制度が充実していたり、スキルアップのためのプログラムが手厚かったりすると、キャリアを重ねることで昇給しやすいと言われています。
ここで紹介しているのは、基本給の高さです。夜勤手当や残業代、通勤手当などは基本給には含まれません。手当で一見月収が高くても、基本給が低ければ思ったほどの退職金をもらえない可能性があります。
退職金が見込めない職場で働いている場合には?
現在勤務している施設の退職金があまり多くないようであれば、退職金をより多く受け取れる施設に転職するのも一考です。退職金が多く受け取れる医療機関はスキルアップのサポートが充実しているところも少なくありません。また昇給制度が整備されているところも多く見られます。
また基本給や給付率がどうなっているかにも着目してください。退職金を算出するにあたって重要な数字になるからです。ただしスキルアップや昇給しやすい施設であれば、たとえ基本給が低くてもすぐに昇給できる可能性があります。
最初の基本給の金額にあまりこだわってしまうと、最終的な退職金が思ったよりももらえない恐れが出てきます。基本給も大事ですが、その後の昇給ペースがどうかもチェックしましょう。
スカウトサービス登録はこちら3.診療放射線技師として長く活躍するには?
診療放射線技師の退職金で、老後の長期間生活を賄うのは難しいかもしれません。そうなるとできるだけ長く働き続けて、老後に必要なお金を稼ぐのも一つの方法です。では診療放射線技師として、何歳まで活躍できるのでしょうか?
診療放射線技師は何歳までできる?
診療放射線技師として何歳まで働けるか、基本的に年齢制限はありません。診療放射線技師の免許は、何歳になったら返納義務が発生するといったルールはないからです。
また診療放射線技師の資格取得について、年齢制限も設けられていません。いったん社会人として仕事を始めて、その後専門学校や養成所に通って診療放射線技師の資格を取得することも可能です。
ただし勤務先の医療機関で、独自に定年を設けている場合も少なくありません。定年に達すれば、退職してまた別のところに就職するなど考えなければなりません。
定年はどのくらい?
先ほども紹介したように、診療放射線技師そのものに年齢上限はありません。しかし勤務先の医療機関に定年制度が設けられている可能性はあります。定年が何歳かは、勤務先によって変わってきます。
2021年に改正高年齢者雇用安定法が改正されました。その中で「65~70歳の労働者の就業機会を確保する」旨が明記されました。それに伴い、70歳までの定年引上げや雇用継続制度などの措置を講じるように努力義務が新たに設けられています。
診療放射線技師はこれまで65歳定年としている医療機関が多かったでしょう。しかしこのような法改正によって、70歳まで診療放射線技師として活躍できる可能性が出てきました。ただしあくまでも努力義務なので、医療機関によって対応が変わってきます。何歳定年か、転職する際にはしっかりチェックしておきましょう。
定年後の選択肢
定年を迎えた診療放射線技師には、今後の進路としていくつかの選択肢があります。現在勤務している医療機関に再雇用してもらう、別の医療機関に再就職する方法があるでしょう。
またもし十分老後資金を確保できているのであれば、定年をきっかけにリタイアする人も出てくるでしょう。その他には診療放射線技師として独立起業する人も見られます。
診療放射線技師で引き続き仕事をしたいと思っている人の中では、再雇用を希望する人が多いようです。やはり今まで慣れ親しんだ職場で勤務するのが安心だと思うからでしょう。
スカウトサービス登録はこちら4.定年後の再就職の現状
定年後に引き続き働きたいと思えば、どこかに再就職するのも選択肢の一つです。しかし再就職するといっても、実際のところ難しいのが現状です。また入職しても体力面や人間関係の問題も見られます。
再就職は難しい
定年後に診療放射線技師がほかの医療機関に再就職するのは、かなりハードルが高いと思ってください。診療放射線技師に限らず、採用する側はできるなら若い人材が欲しいと思うためです。
高齢者の場合、採用してもいろいろとネックがあるからです。まずせっかく採用しても、長期間働き続けてもらうのは難しいかもしれません。また別の医療機関で長年勤務していると、前の職場のやり方が染みついてしまって、新しい職場のやり方に合わない可能性もあります。
体力との相談も必要
診療放射線技師は、年齢関係なく現場の第一線で活躍することになるでしょう。レントゲンの撮影業務やポータブル撮影、外科用イメージ捜査などがメイン業務です。いずれの業務もそれなりの体力が必要になります。
定年後の65歳や70歳になってから、このように第一線で活動するのは難しいでしょう。再就職先では、このように現役バリバリの働き方が求められるわけです。
定年を迎えた診療放射線技師は、このようなハードワークに対応できるか慎重に検討しなければなりません。また体力面の問題で、医療機関側も定年後の診療放射線技師の採用に積極的ではありません。
職場の人間関係の難しさ
再就職できたとしても、職場の人間関係に悩まされる可能性があります。ほかの診療放射線技師のスタッフが若手ばかりの場合、なかなか職場の中に溶け込めない可能性があるからです。
若手からしても定年後の高齢スタッフが入ってきても、どう接すればいいか分かりません。腫れ物に触るような接し方になってしまうでしょう。その結果、少し職場で浮いた存在になりかねません。
また職場で高齢の診療放射線技師が増えてしまうと、なかなか部署における世代交代の進まない恐れがあります。結果的に若手の仕事へのモチベーションが低下するかもしれません。そして職場の作業効率性が悪化してしまいます。
スカウトサービス登録はこちら5.定年後でお金に困らないために
診療放射線技師として定年を迎えた後、老後資金をどう確保するかは大きな課題です。そこで定年後お金に困ることがないように、定年前の段階から準備しておきましょう。では具体的にどのような準備をすればいいか紹介するので、参考にしてください。
定年後のキャリアプランを立てておく
定年後も引き続き診療放射線技師として活動したければ、前もって定年後のキャリアプランを検討しておきましょう。定年直前になって考えるのは少し遅いかもしれません。何年も前から今後どうしたいのか考え、キャリアプランに基づき今できることをしておきましょう。
たとえば再雇用も選択肢の一つです。しかし再雇用の場合、これまで部下だった後輩が上司になる可能性もあります。もし職場の人間関係に気を使ってこなければ、お互い気まずくなるでしょう。すると再雇用を希望しても、引き続き同じ職場で働けない事態も起こりうるわけです。
将来後輩が自分の上司になる可能性もあるので、後輩の指導をおろそかにしないように心がけましょう。このように将来を見据えて行動するように心がけることが大事です。
診療放射線技師以外のキャリアを検討する
診療放射線技師だけでなく、ほかの関連する資格も取得しておくのもおすすめです。診療放射線技師以外のスキルやノウハウを持っていれば、守備範囲が広くなります。任せられる領域が広くなるので、高齢者でも採用したいと思う医療機関も増えるでしょう。
診療放射線技師以外の資格を取得すれば、診療放射線技師以外の求人にも応募できるようになります。複数の収入源を確保しておけば、定年後もお金に困る可能性も低くなるわけです。
診療放射線技師以外のノウハウを持っていれば、若手や後輩もさまざまな仕事に関する相談ができます。職場のスタッフから慕われ、働きやすい環境を確保できるかもしれません。
指導者を目指す
診療放射線技師は、現場に出て活動するだけではありません。自分の持っている知識やノウハウを指導する選択肢もあります。もし診療放射線技師として、後輩などに指導する経験があれば、指導者としてキャリアスタートする方法も出てくるでしょう。
診療放射線技師として現役バリバリで仕事を続けるのは、高齢者の場合体力的にも難しいでしょう。しかし指導者であれば、自分が実際に業務するわけではありません。体力面の問題もないので、雇用してくれる医療機関も出てくるでしょう。
ただし指導者になるためには専門性の高い知識や豊富な経験が要求されます。またわかりやすく指導できるか、わからない後輩に対して懇切丁寧に説明できる根気強さも求められると思ってください。
転職サイトを活用する
再就職を定年後検討しているのであれば、転職サイトに登録しておくのもおすすめです。転職サイトの中にはキャリアコンサルタントと言って、自分に合う転職先について提案してくれるサービスを展開しているところもあります。
キャリアコンサルタントは、医療業界に精通しています。定年後の診療放射線技師でも採用してくれるような職場を見つけてくれるでしょう。
キャリアコンサルタントは求人情報の紹介だけでなく、各種相談にも乗ってくれます。「定年後、どのように働けばいいかわからない」などの転職における悩みなども相談できます。基本無料で登録できるので、定年前から転職サイトに登録して、今後の進路について専門家に相談するのも一考です。
必要な金額を把握しよう
50歳を超えてくると、定年がはっきり見えてくる世代のはずです。この段階で、老後どの程度の資金が必要なのかシミュレーションしておくと良いでしょう。早めにいくら必要なのかわかっていれば、どう対処すればいいかも検討できるからです。
まずは住宅関連の費用です。持ち家の場合住宅ローンやリフォーム費がかかります。また賃貸の場合、家賃や引っ越し費用が必要です。高齢者になると、医療サービスのお世話になることも増えるでしょう。医療費や介護費は65歳以上になると年間75万円以上かかる可能性もあります。
またもし孫がいる場合、孫にかかるコストも想定しなければなりません。誕生日のプレゼントやお年玉など渡すこともあるでしょう。もしかすると子どもたちから孫の教育資金に関する相談が来るかもしれません。このように老後になってもいろいろと物入りであることを覚えておきましょう。
お金の使い道で分けておく
今手元にあるお金を区分しておくことも大事です。漠然とお金を使ってしまうと、無駄遣いする恐れがあるためです。生活費と今後使うであろうお金、余剰資金の3つに分けて管理するのがおすすめと言われています。
生活費はどのような場合でも必要になる経費です。また定年前後になると病気など突発的な出費を強いられる可能性もあります。もしもの時のために数カ月分の生活費は手元に残しておくべきです。
今後使うであろうお金とはリフォーム費用や孫に渡すお金などです。3~5年後に使う可能性のあるお金はこちらに分類します。残りは余剰資金としておきましょう。余剰資金がどの程度残るかによって、今後のライフイベントを充実させられるかどうか決まります。
余剰資金は運用する方法も
老後の生活資金を捻出するために、資産運用をすべきという話はしばしば耳にします。この資産運用を希望するなら、余剰資金を使いましょう。資産運用は100%確実に儲かる保証はありません。もしかすると損失を出す恐れもあるので、生活資金など将来必要な資金に手を付けるべきではないわけです。
運用方法はいろいろとあります。もし資産運用について知識がなく、自力で運用する自信がなければ、投資信託をするのも一つの方法です。投資信託はプロに運用を任せる方法です。利益が出れば、出資者に還元される仕組みになります。100%絶対の保証はありませんが、プロが運用するので収益の出る可能性は高まるでしょう。
支出を見直そう
定年後を見据えて、家計を見直してみるのも一つの方法です。無駄な出費がないか、今一度確認してください。出費には変動費と固定費とに分類できますが、固定費をコストカットできれば、節約効果も大きいのでおすすめです。
たとえば携帯代の見直しをしてみましょう。自分が使うよりも大容量のプランに入っていませんか?無駄なオプションに入っていれば、これを抜くことで費用を圧縮できます。
また保険の見直しもおすすめです。本来必要な補償以外も盛り込まれている可能性がありますし、若いころに加入してそのままだとより安いプランが出ているかもしれません。今加入している保険内容を見直して、カットできるものはないか確認してみましょう。
リバースモーゲージの活用
持ち家であればリバースモーゲージで老後資金を確保する方法もあります。リバースモーゲージとは、自宅を担保に借り入れる方式です。自宅を売却するけれども借家契約という形で家に住み続け、家賃を支払うスタイルです。
毎月の支払いは利息のみで、契約者が亡くなったら自宅の売却益で元本返済する形になります。返済負担を抑えながら、まとまった資金を確保できます。
リバースモーゲージで借り入れた資金の使い道に制約はありません。また契約者が亡くなった際に売却益が借入金額を下回っても、相続人に請求されることもありません。子どもたちに迷惑をかけることなく、まとまった資金を確保できる方法です。
スカウトサービス登録はこちら6.まとめ
診療放射線技師の退職金は、ほかの医療スタッフと比較しても決して少なくありません。しかし今後長くなるであろう老後に必要な資金を賄えないでしょう。
診療放射線技師は何歳になっても資格を生かして働けます。ただし長期的キャリア形成の観点から若手の採用を希望する医療機関が多いので、再就職は決して簡単な話ではありません。早い段階から、今後のキャリアについて考えることが重要です。
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