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臨床工学技士の年収が安いのは本当か?|年収アップの方法やおすすめ転職先まで解説

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

臨床工学技士とは、人工透析の装置や人工心肺、人工呼吸器などの生命維持装置を操作し、医療のサポートをする専門家です。

この臨床工学技士に関しては、年収が安いとも言われています。

この記事では臨床工学技士の年収が本当に安いのかどうか、そしてその年収をアップするためにはどのような方法があるのかなどを中心に、臨床工学技士という資格に関して解説していきます。

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1.臨床工学技士の年収は?

臨床工学技士は国家資格であり、受験資格を満たしたうえで国家試験に合格する必要があります。そんな臨床工学技士の年収をチェックしてみたいと思います。

厚生労働省が運営するHP「jobtag」によると、「令和4年賃金構造基本統計調査」から抽出された臨床工学技士の平均年収は443.3万円となっています。国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」によると、令和4年における給与所得者全体の平均年収が458万円ですので、給与所得者全体からみても、やや低い年収であるということになります。

ほかの医療従事者と年収を比較

臨床工学技士の平均年収を、同じ医療現場で働くほかの有資格者と比較してみたいと思います。データはすべて「jobtag」からのデータとなります。

資格 年収
臨床工学技士 443.3万円
看護師 508.1万円
臨床検査技師 508.9万円
診療放射線技師 543.7万円
薬剤師 583.4万円

出典:厚生労働省jobtag

ほかの有資格者と比較しても臨床工学技士の平均年収は低く、医療の現場においても年収は低い職業ということになります。

もちろんこれは全国の平均値ですので、すべての方が年収が低いというわけではありません。あくまでも全体を見れば低い傾向にあるということになります。

都道府県別の年収

臨床工学技士の年収を、都道府県別で確認すると、ほかの職業とはやや違う結果が出ています。

都道府県別で年収が高い3つと、いわゆる三大都市と言われる東京都、大阪府、愛知県の3つを並べてみましょう。

都道府県 平均年収
山口県 578.5万円
徳島県 574.5万円
滋賀県 563.8万円
東京都 432.9万円
大阪府 470.4万円
愛知県 438.1万円

出典:厚生労働省jobtag

一般的にこうした職業別の年収では、東京や大阪といった大都市部の年収が高く、地方に行くほど年収は低くなります。しかし臨床工学技士の場合、都市部の年収がさほど高くないという特徴があります。

東京都と愛知県に関しては、全国平均を下回っていますので、これから臨床工学技士として就職、転職を考えている方は、都市部にこだわらずに就職先を探すのがおすすめということになります。

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2.臨床工学技士の年収が低い理由

臨床工学技士の年収は、医療関係者の中でも低く、給与所得者全体の平均よりも低いというデータが出ています。医療関係で働き、しかも国家資格でもある臨床工学技士の年収が低い理由に関して考えていきたいと思います。

独占業務がない

臨床工学技士は国家資格です。しかし独占業務を持たない資格であり、名称独占資格となっています。名称独占資格というのは、その資格を取得していないと名乗れない資格です。つまり、名刺や名札に「臨床工学技士」と書くことができるのは、臨床工学技士の資格を持つ方のみということになります。

独占業務とは、その資格を持っていないとできない業務のことです。一般的な資格の中でも、この独占業務があるかないかで、収入には差が出る傾向にあります。

つまり、臨床工学技士の資格は、資格を持たない方でも、もちろん知識や経験があればできる業務のための資格ということになり、それが年収の低さに表れているという可能性が考えられます。

業務が限定的

臨床工学技士の業務は、医師の指導の下、「生命維持装置」に含まれる装置を操作し医療をサポートすることです。また、こうした医療機器の保守点検管理も臨床工学技士の業務となっており、十分活躍の場がある仕事ということができます。

ただし、臨床工学技士が扱える医療機器には限度があり、MRIやエコーといった危機に関しては、ほかの資格を持つ方の療育となるため扱えません。

扱える危機が限定的であり、また担当できる業務も限定的となるため、そこまで年収が高くないという傾向にあります。

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3.臨床工学技士の資格で年収1,000万円は目指せるか?

社会人として働く以上、高収入の目安となるのが年収1,000万円ではないでしょうか。では、臨床工学技士として年収1,000万円は現実的に狙えるのかどうかという点に関して解説していきましょう。

不可能ではないが難易度は高い

臨床工学技士の資格を活かして働き、年収1,000万円を目指すというのは不可能ではありません。不可能ではありませんが、かなり難易度が高いのも事実です。

そもそも平均年収が443.3万円ですから、その職業で年収1,000万円となるとごく限られた方のみということになります。上記のように、臨床工学技士は業務の幅が狭く、同じ病院で働き続けたからといって、将来的に年収1,000万円になるとは考えにくいところです。

1,000万円とは言わないまでも、臨床工学技士として年収をアップさせるためにはどのような方法があるのかという点に関しては、次の項で解説していきます。

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4.臨床工学技士として年収アップを目指すなら?

臨床工学技士として年収アップを目指す場合、どのような方法があるかという点を考えてみましょう。

そもそも臨床工学技士として働くといっても、働く場所は病院には限りません。このあたりも考慮しながら考えていきます。

私立の大きな病院に転職する

臨床工学技士にはいろいろな働き方が考えられますが、やはり活躍の場の中心は病院ということになります。年収アップを目指すのであれば、まずは何より働く病院選びというのが重要でしょう。

病院には私立の病院と、国公立の病院があります。国公立の病院で働くためには、臨床工学技士の資格以外に、公務員試験を受験して合格する必要があります。また、国公立の病院で働く臨床工学技士は公務員となるため、給料も公務員の規定に沿って決定します。

公務員の給料は、毎年人事院で見直され、世間一般の給与水準よりやや安く設定されます。そのため高収入を目指すのであれば、国公立の病院ではなく私立の病院を選ぶ方が高収入を望めるでしょう。

同じ私立の病院でも、できるだけ規模の大きな病院や、給与水準の高い病院に勤務することで、収入アップが期待できます。

病院勤務以外の働き方を考える

臨床工学技士の資格が活かせる職場は病院に限りません。特に収入アップという点を考えると、医療機器メーカーの営業職という働き方があります。

医療機器メーカーの営業職の方の多くは、臨床工学技士ではありませんし、臨床工学技士ほど医療機器に詳しいわけでもありません。その知識を活かして営業をしたり、営業先で困っていることに関して臨床工学技士の知識を持って答えるという働き方も可能です。

同じ営業マンであれば、より商品知識の豊富な営業マンから購入したいというのは誰もが思うことです。また、営業の仕事の場合、インセンティブがもらえる可能性もあり、営業マンとして結果を残すことができれば、病院勤務で働いているよりもさらに高い年収を目指すこともできるでしょう。

もちろん営業マンとしてのコミュニケーションスキルなどは必要となりますが、こうしたスキルに自身がある方にはおすすめの働き方と言えます。

ほかの資格を取得する

臨床工学技士の年収が安い理由のひとつに、業務の幅が狭いということがあるとすれば、できる業務を増やすことで年収アップが望める可能性は高くなります。そのために必要になるのが資格です。

臨床工学技士と併用できるような資格を取得することで、より業務の幅が広がる可能性があるとともに、資格手当を受け取れる可能性もあります。資格手当に関しては、勤務している病院によりますが、資格手当の分だけ年収アップするのは間違いありません。

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5.臨床工学技士におすすめのダブルライセンス

臨床工学技士として年収アップを目指す方法のひとつとして、ほかの資格を取得するという方法があります。こうした複数の資格を業務で活かすことをダブルライセンスといいますが、臨床工学技士が目指すべきダブルライセンスにはどのようなものがあるかを紹介します。

ここで紹介するのは、主に臨床工学技士としての実務経験があれば挑戦できる資格が中心となります。

もちろん、臨床工学技士とともに、臨床検査技師の資格を取得すれば、それだけ年収アップは望めます。しかし、すでに臨床工学技士として働いている方が、臨床検査技師の資格を取得するためには、一度職を辞めて勉強に専念する期間が必要です。こういった職を辞めて取得する資格に関しては触れずに、働きながら取得ができる資格を紹介していきましょう。

臨床工学技士の実務経験が活かせる、また臨床工学技士の仕事で活かせる資格にはいろいろな資格が考えられますが、ここでは代表的な資格として「日本臨床工学技士会」が認定する資格と、学会が制定する資格にわけて紹介します。

日本臨床工学技士会認定制度

日本臨床工学技士会認定制度とは、日本臨床工学技士会が認定する制度であり、臨床工学技士資格を持つ方が受講できる講座を受講し、さらに認定試験に合格することで取得できる資格制度です。

    <専門臨床工学技士>

  • 呼吸治療関連専門臨床工学技士
  • 血液浄化関連専門臨床工学技士
  • 手術関連専門臨床工学技士
  • 心・血管カテーテル関連専門臨床工学技士
  • 高気圧酸素治療関連専門臨床工学技士
  • 内視鏡関連専門臨床工学技士
  • 不整脈治療関連専門臨床工学技士

    <認定臨床工学技士>

  • 認定血液浄化関連臨床工学技士
  • 認定集中治療関連臨床工学技士
  • 認定医療機器管理臨床工学技士

どちらも指定の講座を受講後に試験に合格すると認定されます。更新は5年おきとなりますので、自身の勤務状況で活かせる資格を選んで挑戦するのがおすすめです。

学会認定制度

日本臨床工学技士会以外の学会が認定している資格もいろいろな資格があります。代表的な資格をいくつか紹介しましょう。

  • 透析技術認定士
  • 体外循環技術認定士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 臨床ME専門認定士
  • 臨床高気圧酸素治療装置操作技師

それぞれの医療行為におけるスペシャリストであることを証明する資格となります。

透析技能認定士は、臨床工学技士として透析治療での2年以上の実務経験がある方が挑戦できる資格です。必要な受験資格を満たしたうえで、指定された講習を受講し、さらに試験に合格することで取得できる資格となっています。

ほかの資格も同様に、実務経験と講習受講、そして試験合格できる取得できます。

そのほかのおすすめ資格

そのほかのおすすめ資格としては、「第1種ME技術実力検定」があります。ME検定には1種と2種がありますが、臨床工学技士の資格を持っている方にとって、ME2種はそこまでプラスになる資格とはいえません。

しかし、ME1種となると、ME機器及び関連機器の保守点検や安全管理、さらにME機器についての指導や教育を、ほかの医療従事者に対してできるだけの知識を有していることが証明できるため、臨床工学技士としても活用できる資格となります。

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6.臨床工学技士に将来性はあるか?

臨床工学技士は、年収という面ではやや低い部分があるものの、働き方や資格の取得などでさらに高年収を目指すことはできます。では、この臨床工学技士という仕事の将来性という部分ではどうなのか。近年の動きなども加味して将来性を考えていきたいと思います。

法改正で業務の幅は拡大

臨床工学技士の業務に関しては、2021年の法改正において業務範囲が拡大されました。法改正で追加された新たな業務は以下のような業務となります。

  • 手術室・集中治療室で生命維持管理装置を用いて治療する際の、輸液ポンプやシリンジポンプの静脈への穿刺(せんし)・薬剤投与の操作・終了後の抜針や止血
  • 生命維持管理装置を用いた心臓や血管のカテーテル治療での、身体に電気的刺激を与える装置の操作
  • 手術室で生命維持管理装置を用いて行う鏡視下手術での、体内に挿入された内視鏡用ビデオカメラの保持および操作
  • 透析治療における表在化動脈または表在静脈への穿刺および抜針

これまでできなかった業務や操作ができるようになり、臨床工学技士が活躍する場はさらに広がったといえます。将来的にも活躍の場が広がっていく可能性もあり、ますます活躍できる資格といえるかもしれません。

年々高度化する医療には必要不可欠

近年では医療機器の分野にもAIが活用され始めており、どんどん新しい医療機器が導入されています。使用する機器が高度化するということは、それだけ機器を扱う臨床工学技士の存在が重要になっていきます。

使用する医療機器が高度化するということは、それだけ扱いが難しくなるということです。より専門的な知識が求められるため、取り扱いの専門家である臨床工学技士の存在感は大きくなることが予想されます。

もちろん臨床工学技士として日々新しい情報に耳を傾け、新たな知識を身に着けていく必要がありますので、この点での努力が重要です。臨床工学技士としての知識を高めていけば、より重要な存在として医療現場で活躍できるでしょう。

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7.臨床工学技士になるためには?

臨床工学技士は、生命維持装置を操作し、医療の一端を担う重要な仕事です。そんな臨床工学技士となるためには、国家資格を取得する必要があります。そんな資格取得の方法について簡単に解説していきましょう。

受験資格を満たす

臨床工学技士の試験を受験するためには、受験資格を満たす必要があります。主な受験資格は以下の通りです。

  • 大学入学資格を持つ方で、臨床工学技士養成所において3年以上学んで修了した方
  • 大学で2年、もしくは高等専門学校で5年以上学び、さらに臨床工学技士養成所において1年以上学んだ方
  • 大学で1年、もしくは高等専門学校で4年以上学び、さらに臨床工学技士養成所において2年以上学んだ方
  • 大学もしくは短期大学で、指定の科目を履修したうえで卒業すしている方

分かりやすく言えば、指定科目を履修したうえで大学等を卒業していればそれで受験資格を満たします。大学等で指定科目を履修していない場合は、1~2年程度指定養成所に通う必要があります。高卒の方の場合は、指定養成所で3年学ぶのが条件と考えれば大きく間違ってはいないでしょう。

いずれかの方法で受験資格を満たせば、国家試験に挑戦することができます。

国家試験に合格する

臨床工学技士試験は年に一度実施されます。試験は例年3月上旬に行われ、同じく3月の下旬に合格発表が行われます。2023年度の試験は、2024年3月3日(日)に試験が行われ、2024年3月26日(火)に合格発表が行われました。

試験地が北海道、東京都、大阪府、福岡県の4都道府県と限られているため、受験を考えている方は、どこで受験をするのか?その際どのように試験地に行くのかなども併せて準備しておきましょう。

気になる試験の合格率ですが、2023年度試験の合格率を紹介しておきましょう。

受験者数

合格者数

合格率

2,630名

2,090名

79.5%

出典:公益財団法人 医療機器センター

2023年度試験の合格率は79.5%。例年80%前後で合格率は推移しています。受験資格を取得し、しっかりと受験準備ができれば十分合格する可能性の高い試験といえるでしょう。

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8.臨床工学技士資格を取得するメリット

受験資格を満たすためにはある程度の時間が必要ですが、受験資格さえ満たしていれば、取得しやすい資格ともいえる臨床工学技士の資格ですが、取得するメリットはどのようなことが考えられるでしょう。

収入が安定しやすい

臨床工学技士の資格は、確かにほかの医療系資格と比較すれば年収自体は低い傾向にありますが、それでも活躍の場は日本全国にあるため、安定的な収入が得られるというメリットがあります。

公務員資格を取得し、国公立の医療機関に勤務すれば、収入の安定感という点ではかなり高くなり、安心して働けるというメリットがあります。近年では不安定な職種が多いものの、病院は比較的安定感がある勤務先ですので、職を失う怖さというものは少なくなるでしょう。

また、臨床工学技士という仕事は、そこまで体力が必要な仕事ではありません。確かな知識と技術があれば、長く働くことができる資格でもありますので、将来性という点でもおすすめの資格となります。

ほかの資格とダブルライセンスで高収入も

臨床工学技士という資格だけでは高収入を望むのは難しいところですが、臨床工学技士の資格を持っていることで狙えるほかの資格もあります。こうしたほかの資格とともに、ダブルライセンスで働くことで収入アップの可能性は高くなります。

長く安定して働けるうえ、収入という面でも問題が解決するということであれば、当然取得のメリットは大きいでしょう。狙うべきダブルライセンスは、仕事の現場で活用できるものがおすすめ。実際に臨床工学技士として働きながら、自分に必要な資格を見極めて挑戦するのがおすすめとなります。

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9.臨床工学技士が活躍する職場

臨床工学技士の資格が活躍するのは病院等の医療機関だけではありません。医療機関も含めて、臨床工学技士の資格を活きる職場に関して紹介していきましょう。

国公立病院

国公立の病院で働く方は、原則公務員として働いています。そのためには、当然ですが公務員試験をクリアする必要があります。臨床工学技士の資格を取得してうえで、さらに公務員試験にも合格する必要がありますので、就職するまでが大変ですが、就職後の安定感はかなり高くなります。

ただし、国公立の病院で働く場合、年収面ではそこまで高いものは期待できません。公務員の年収に関しては、一般企業の年収を参考に定められていますので、基本的には一般企業よりも安い傾向となります。

ただし、公務員の年収は安定して上がっていくというメリットがあるため、長く臨床工学技士として働くことを考えれば、長期間安定した年収を望むことができるためおすすめです。

私立病院

国公立の病院と違い、私立の病院はそれぞれの施設で年収が決まります。当然高年収が狙える病院に就職できれば、最初に紹介した平均年収を大きく超えるような年収を手にすることも可能です。

また病院といっても総合病院に限りません。臨床工学技士の業務は、生命維持装置の操作が中心です。生命維持装置を使用する病院は総合病院だけではなく、例えば人工透析専門のクリニックなども含まれます。

就職先、転職先としての選択肢が多く、しかもある程度高年収も目指せるため、多くの臨床工学技士の方が私立の病院や医療機関で働いています。

医療機器メーカー

最後に紹介するのが上でも少し触れた医療機器メーカーです。臨床工学技士が実際に使用するような機器を販売するメーカーで、営業職に就けば自身の持つ知識を最大限に生かすことができるでしょう。

自身の知識を活かして営業マンとして成績を残すことができれば、医療機関で働く臨床工学技士を大きく超える年収を目指すことも可能です。営業職の場合、歩合制や成約ボーナスのようなシステムを導入している企業が多く、高年収という点ではおすすめの働き方となります。

さらにカスタマーサポートや、サービスエンジニアなどといった働き方もありますので、転職先や就職先としては選びやすいともいえるでしょう。

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10.まとめ

国家資格である臨床工学技士ですが、令和4年の平均年収は443.3万円となっており、同じく医療系の有資格者と比較しても年収は低い傾向にあります。臨床工学技士の年収が安い理由には、できる業務が限られているという点や、独占業務を持たない資格であるという理由が考えられます。

臨床工学技士として年収アップを目指すには、いくつかの方法がありますが、そのひとつが転職です。年収という面だけを考えれば、医療機関にこだわらずに医療機器メーカーなどに転職するのもひとつの選択肢でしょう。

臨床工学技士として医療機関で働きながら高年収を目指すのであれば、ダブルライセンスがおすすめです。自身の業務に直結する資格を選んで取得して、業務に生かすことで、年収アップが目指せるでしょう。

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URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f

2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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