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保育士から違う仕事に転職は可能?おすすめ職種・業種15選をご紹介!

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

「保育士は他職種に転職しやすい?」
「資格を活かして転職するならどんな職種がおすすめなんだろう?」

本記事の読者様は上記のような疑問をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、保育士の他職種転職事情についてプロ目線から徹底解説。
おすすめの職種・業種15選やキャリアチェンジのコツについても紹介しています。

ぜひ最後までお読みください!

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そもそも「保育士から違う仕事に転職したい」は可能か?

結論から申し上げますと、保育士から違う仕事への転職は可能です。先ほどご紹介した厚生労働省の調査でも、20%近い人が転職に成功していることがわかっています。転職の際、保育士以外の仕事の経験がないと不利なのではないかと不安にならなくても大丈夫です。

ただ、保育士から違う仕事に転職する準備を始める前に考えてほしいことがあります。それは、保育士をやめたいのか?それとも、今の職場をやめたいのか?ということです。

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「保育士をやめたい?」それとも「今の職場をやめたい?」か明確にする

そもそも自分が今、保育士を辞めたいのかそれとも今の職場を辞めたいのかを明確にすることは大切です。もし今、職場への不満が募っていたり過重労働が続いていたりして、もう限界だと感じているなら要注意です。

まずは深呼吸して、自分の本当の気持ちに向き合ってください。ストレスがかかり、張りつめた思いのまま無理やり転職活動を始めても、なかなか思うようにはいかないでしょう。転職、それもまったく違う業種への転職には心の折れるような出来事もつきものです。

冷静な自分を取り戻してから、「保育士をやめたい?それとも、今の職場をやめたい?」とよく考えてみてください。

今後、保育士の延長上で子どもに関わる仕事をしたいのか、それともまったく違う職種で働きたいのかを確認しましょう。保育士をやめて他の職種へ転職する場合と、職場を変えるだけでよい場合では、転職の難易度が異なります。今後の転職活動の方針を決める重要な部分ですので、ぜひ冷静に判断してください。

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保育士から違う仕事に転職するメリット・デメリット

保育士をやめたいのか、それとも今の職場をやめたいのかわからない場合は、違う職種に転職するメリットとデメリットを比較することが重要です。

保育士から違う仕事に転職するメリット

転職のメリットとしてまず挙げられるのは、新しいスキルが身につくことです。新たな仕事に就く前や就いた後に、これまでとは異なるスキルを身に着けられるでしょう。また、キャリアアップの可能性が広がることもメリットのひとつです。

経験やスキルを身に着けることで仕事でのポジションが上がる可能性があります。キャリアアップと同時に期待できるのは、給与や福利厚生などの待遇改善です。

さらに、違う業種への転職によって保護者対応や職場の人間関係によるストレスの軽減も期待できるでしょう。転職先にもよりますが、長時間シフトや過重労働から解放されるメリットもあります。

保育士から違う仕事に転職するデメリット

一方、デメリットとしては以下のようなものがあげられます。まずは未経験の職種で一から経験やスキルを積み上げる必要があります。業種に特有のスキルのほかにも、基本的なパソコンスキルが求められる場合がほとんどです。

さらに、子どもや保護者といったカテゴリー以外の不特定多数の人たちに対するコミュニケーションスキルも必要です。このようなスキルを身に着ける努力が必要であることを予想しておきましょう。 待遇面のデメリットとしては、研修期間中や経験値が低いうちは給与が低くなる可能性があること、入社後半年間は有給休暇の取得ができないことがあります。

やはり違う仕事をしたい、と思う場合には、これから紹介する職種をおすすめします。ぜひ参考にしてください。

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保育士の経験を活かして違う仕事に転職する方におすすめの職種

ここからは、保育士の資格を生かしながらキャリアアップや待遇面での条件アップも期待できる、おすすめの職種をご紹介します。

なお、ここで紹介しきれなかった保育士以外の仕事については、こちらの記事に詳しく掲載していますので合わせてご参照ください。

ベビーシッター

保育士資格、さらには保育士としての経験をお持ちなら、ベビーシッターはおすすめです。ベビーシッターは主に利用者の自宅に出向き、子どもの保育をしたり食事などのサポートをする仕事です。

保育士資格を持つベビーシッターは、特に乳幼児のいる家庭への需要が大きいといえます。基本的に一人で少人数の子どもを保育する仕事のため、人間関係のストレスが軽減されることや大人数を担当することはないことがメリットです。

時給が高く働き方の自由度も大きいため待遇面での改善が期待されます。

子育て広場

子育て広場、または子育て支援センターでは子育ての悩みを相談する窓口としての役割を持っています。

場所によっては一時保育を実施しているため、保育士資格を持っている人材や子育て経験のある人材は重宝されます。

短時間勤務の求人が多いため、時短勤務を希望する方にもおすすめです。

学童スタッフ

学童スタッフは、児童が放課後に遊んだり宿題をしたりするのをサポートする仕事です。

特に資格は必要ありませんが、保育士の資格は歓迎されます。

小学校が終わってから本格的な仕事が始まるため、朝は遅い時間に始業する場合が多いです。

保育ママ

保育ママまたは家庭的保育事業者の仕事は、自宅に0~2歳の子どもを預かって保育することです。

本的には3人までの少人数保育です。保育ママとして働くには開業するか、すでに開業している人と協業して働く必要があり、責任は大きいですが自分で働き方を決められるというメリットがあります。

保育ママになるには資格が必要ですので、保育士資格が役立ちます。

ベビーホテル

ベビーホテルは夜間や早朝に子どもを保育する施設です。夜間保育または24時間保育と呼ばれることもあります。

ベビーホテルといっても対象となる子どもの年齢は乳幼児だけでない場合もありますし、必ず宿泊するわけでもありません。

職場によって業務内容が異なるため、時間や働き方の希望によって転職先を選べます。ベビーホテルで働くには保育士資格が必要で、基本的には一般的な保育園と同様の業務内容が多いです。

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーは保育士とは異なり、最大4人までの少人数保育のための民間の資格です。

すでに保育士の資格を持っている場合、チャイルドマインダーの資格を持っていて損はないといえます。

写真スタジオのカメラマン

写真スタジオでは、乳幼児や子どもの写真を撮る機会が多くあります。

カメラマンだけでなく、撮影や着替えを手伝うスタッフの仕事にも保育士資格が役立ちます。

子どもの笑顔を引き出したり、注意をひいたりする点で保育士としての経験が活かせるでしょう。

塾講師

勉強はそれほど得意ではないという方にも、塾講師はおすすめです。

未就学児や小学生を対象にした塾なら、保育士資格を持っている講師の需要は高いです。

個別指導の塾や、英語を教える塾、受験対策用の塾など希望の仕事に合わせて職場を選べるメリットもあります。基本的に需給が高く、短時間勤務の求人が多いです。

子ども向け用品の販売スタッフ

子ども向け用品の販売スタッフには、保育士としての経験が大いに活かされます。

子ども向け用品を扱う店の中には保育園で使うものを専門で取り扱うショップもありますので、ぜひ検討してみてください。

給食関連の仕事

最後に紹介するのは、給食関連の仕事です。栄養士または調理師の資格を持っているなら特におすすめです。どちらも持っていなくても調理補助員として働けます。

保育園や幼稚園での調理補助員であれば、保育士としての経験が役立つでしょう。小学校や中学校などに給食を提供する給食センターもあります。

直接子どもたちの保育をすることはなくても子どもに関わる仕事です。こちらも昼間だけの時短勤務の求人が多いことが大きなメリットです。

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保育士から違う仕事に転職!キャリアチェンジにおすすめな異業種5選

ここまでで保育士としての経験を活かせる職種をご紹介しました。一方で、保育の仕事から離れて全く違う業界で再出発したいと考えている方もいるでしょう。

そんな方におすすめの仕事を5つご紹介します。

1:受付、一般事務

受付、一般事務のお仕事は安定して需要があり、高いビジネススキルを求められない場合が多いです。基本的なパソコンスキルだけでも可とする求人がありますので、他業種では最初におすすめします。一度事務の仕事を経験すると、別の職場でも同様の仕事をしやすくなります。

ただ、就業を希望する人も多いため、高倍率になりやすい難点があります。厚生労働省の調べによると、1人の求職者につき0.48社の求人数となっていて、求人数よりも求職者が多いのが現状です。また、終業後のキャリアアップの見込みは低いので注意が必要です。

2:接客

接客業には、保育士経験者に特有の配慮や気配りが役立ちます。こちらも需要が大きく未経験からでも始めやすい職種です。

接客業の幅は広く、自分の興味のある分野に挑戦しやすいメリットがあります。ただ、土日や祝日に休みが取りづらく、シフトが不規則になる可能性があります。

3:営業

営業の仕事にも、保育士特有の配慮や気配りを活かせます。営業職は求人数が多く、一方で離職率も高い傾向にあります。

体力や人と話すエネルギーが必要な仕事ではありますが、営業職での経験があれば他のオフィス系の職業に転職しやすくなりますのでおすすめです。

4:IT関連

IT関連業は近年成長が著しく、安定して求人数が多い職種です。経済産業省によれば、すでに深刻なIT人材不足がわかっています。未経験からのスタートも可能な求人もありますが、就業前や研修期間中にIT関連の知識やスキルを身に着ける必要があります。

スキルを身に着ければITスキルは生涯使えるものになったり、完全リモートワークで働けるようになったりする見込みがあるのでおすすめです。

5:介護

介護職は需要が高まっています。人手不足のため未経験でも採用されやすい職種です。転職後に介護関連の資格取得をすることも可能です。

保育士としてのホスピタリティ精神を活かせます。ただ、ハードワークのため介護の分野に興味がある人向けといえます。

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保育士から違う仕事への転職を成功させる5つのポイント

ここでは、保育士から違う仕事への転職を成功させる5つのポイントをご紹介いたします。

1:スキルの棚卸

まず、自分のスキルの棚卸をしましょう。自分には保育士としての経験の他には何もスキルがない、と思っていても意外に多くのスキルがあるものです。

例えば、仕事でエクセルやワード、パワーポイントを使っていたならすぐに一般事務の仕事に活かせます。他にも学生時代にやっていた部活やアルバイト、趣味で長く続けていることなども挙げてみてください。このとき、「できること・経験」だけでなく「好きなこと・やってみたいこと」をなるべく多く書き出してみて転職の可能性を広げましょう。

また、「〇〇が好き」と考える際の〇〇に入る言葉を、名詞ではなく動詞にしてみると仕事につながりやすいです。「本が好き」であれば、もう一歩進んで「絵本を子供たちに読み聞かせるのが好き」「本を選んで人に紹介するのが好き」などと動詞にしてみます。読み聞かせが好きなら子どもの笑顔を見られる仕事、本を選んだり紹介したりするのが好きなら営業職など、転職先のイメージがつきやすいです。

2:条件の確認

次は条件の確認です。休日、勤務時間、給与、待遇など、希望を書き出してみましょう。その後、自分の中で譲れることと譲れないことをはっきりさせます。

未経験からの転職なのだから仕事をもらえれば何でもいいと思っていても、実際に勤務し始めると耐えられなくなることも十分にあり得ます。

できるだけ長くストレスなく続けられる仕事を選ぶために、条件をしっかりと決めておきましょう。

3:魅力的な履歴書・職務経歴書を作る

重要なこととして、魅力的な履歴書・職務経歴書を作ります。これまでの職歴でどんな実務に携わったのかを読みやすく書きます。

それと同時に、自分の仕事への取り組み方や試行錯誤の様子、持っているスキルをアピールし、採用された際のイメージを持ちやすい内容にしてください。

入社後にやってみたいことや目標などもできるだけ具体的に書いておくとよいでしょう。

4:積極的に自己PR

未経験で保育士から違う仕事に転職する場合、経験値やスキルの不足があることは明らかです。それを補って余りあるものをアピールすることが転職成功のカギです。 転職の際に使う自己PRの例を見てみましょう。

「これまで〇年間、保育の仕事にやりがいを感じて取り組んでまいりました。その中でも特に、企画や提案が得意です。こういったスキルをより発揮できる仕事に挑戦したいと考え、退職を決意しました。」 「保育士としての経験の中で、保護者様への報告や面談によってコミュニケーションスキルが鍛えられました。また、業務の中で貴社の製品に出会い、自分のコミュニケーションスキルを活かして貴社の製品の良さをより多くの人に伝える仕事がしたいと考え、応募いたしました。」

未経験で自信がないかもしれませんが、応募の際には消極的なことは話さずに、例のように積極的な姿勢を見せていきましょう。

履歴書は退職理由の書き方に注意

履歴書では退職理由の書き方に注意してください。「職場に不満があった」「〇〇が大変だった」などのネガティブな言葉は基本的にNGです。

「給与に不満があった」であれば「キャリアアップを望んでいる」、「成長の機会がなかった」であれば「〇〇のスキルをより高めたい」などのポジティブな印象を持たれる言葉に転換するように心がけましょう。

もし退職理由が明らかなパワハラやセクハラでありそのことを転職先に伝える場合、履歴書などには書かずに面接で正直に話すとよいでしょう。思い出したくない出来事の場合、無理に話す必要はありません。話す際には、自分に非があると思われないためにある程度は具体的に伝えてください。

「周りの人と気が合わなかった」のような伝え方ですと、自分に非があると勘違いされやすいです。「毎日怒鳴り声を聞いていた」「同僚たちは自分を残して全員辞めてしまった」などと簡潔ながらハラスメントがはっきり伝わる言い方をしましょう。ハラスメントのない企業であれば、その理由にマイナスの印象を持つ可能性は低いです。その上でポジティブな転職理由を話してください。

5:転職エージェントを活用する

有効な方法として、転職エージェントを活用します。転職エージェントは未経験転職の強い味方になってくれます。自分の強みや今後やりたいことを分析するように促してくれますし、向いている職種の相談にも乗ってもらえます。

履歴書・職務経歴書の書き方や面接での答え方のアドバイスをたくさん受けられるため、保育士から違う仕事に転職する助けになってくれるでしょう。

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転職エージェントのデメリット

転職エージェントにはデメリットもあり、人によっては利用が向いていません。

ここでは、転職エージェントのデメリットと向いていないと感じた人向けのサービスを紹介していきます。

登録から求人の紹介を受けるまでにタイムラグがある

登録してから実際に求人を紹介されるまでのタイムラグがあります。一般的に企業の採用が増えるのは、年度末である1~3月や期末となる9月が多いです。その時期から外れている場合などは、時間がかかる可能性が高いです。

キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合がある

転職を希望する職種や条件について面談をしたのに、キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合があります。あまり話を聞いてくれなかったり、希望職種への理解がなかったりすると時間のロスにつながります。

内定の催促など本当の理想の職場にいけない場合がある

企業側の都合やアドバイザー自身のノルマなどのために内定を催促される場合があります。それが理想の職場であればよいのですが、自分が希望する条件ではない職場に急いで就職してしまうケースもあります。

転職エージェントのデメリットが気になるなら直接応募型の転職サイト

上のようなデメリットが気になるという方には、直接応募型の転職サイトがおすすめです。キャリアアドバイザーを介さずに応募する形式のため、自分で条件などに納得のいった企業にのみ応募できます。

また、気軽に応募できるのも嬉しいポイントです。あなたが転職を希望している職場が公的機関や地元の中小企業などの場合には、そもそも転職エージェントに登録されていない可能性がありますので、直接応募型を検討してみてください。

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保育所の退職の仕方

転職に伴って難しいのが、現在の職場に退職の意向を伝えることです。退職は同僚の保育士たちだけでなく子どもや保護者にも影響するので慎重に伝えましょう。

退職を伝えるタイミング

退職したい日の3か月前までに退職の意向を伝えます。可能なら3月まで在籍し、子どもたちの成長を見届けてからの退職が理想です。

退職理由の伝え方

間違った伝え方をしてしまうと、在職期間中の働き方に大きく影響してくるので注意が必要です。伝える際にはポジティブな印象を出すようにしましょう。例としては「保育の仕事は好きですが、新しいことにチャレンジしたい」「保育の仕事をしている中で、〇〇に出会ってしまった」などがあります。職場への不満は伝えないでください。

「残りの時間も精いっぱい保育に携わります!」と伝えるとともに「これまで大変お世話になりました」と感謝の言葉も添えることで、人間関係を悪くすることなく退職までの期間を過ごせます。

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まとめ

本記事では、保育士から別の仕事に転職する際のメリットやデメリット、おすすめの職種と転職を成功させるポイント、退職の仕方をお伝えしました。

転職活動中も退職の際にも、ポジティブな言葉を使って自分の考えを伝えることが重要です。ベストな働き方ができるように、前向きに転職活動に取り組んでください。

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2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。

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