【完全ガイド】看護師の転職方法を徹底解説!はじめてでも安心|転職成功のコツまで解説
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看護師の主な転職方法と転職活動の進め方、転職を成功させるコツなどを詳しく解説していきます。これを読めば転職が初めてという方も転職活動の進め方を理解できる内容となっています。
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目次
2.転職エージェントと転職サイトの違いとは?
3.看護師の転職の流れとは?転職準備から退職までを紹介
4.看護師が転職を成功させるためのコツ
5.まとめ
1.【看護師の転職方法】具体的な4つの方法を紹介します!
ここでは、看護師の転職方法を4つ紹介します。具体的には以下のとおりです。
- ホームページ
- ハローワーク・ナースセンター
- 転職エージェント(人材紹介)
- 求人サイト
上記以外にも、知人からの紹介や新聞紙・フリーペーパーの求人広告などから求人を見つける方法もあります。
病院や施設のホームページから直接応募する
まず紹介するのは、病院や介護施設などのホームページから求人を探し、直接応募する方法です。後述する転職サイトなどを介さないため、応募から面接、条件の交渉などを全て自分で行う必要があります。
この方法は病院や施設に直接応募ができるため、転職活動を効率的に行うことが可能です。また、直接応募は採用側にとっても「採用コストを抑えられる」というメリットがあります。
志望度の高さをアピールできる方法でもあるため、応募先がすでに決まっている方向けの転職方法といえるでしょう。
【メリット】
- 応募先が決まっている場合は効率的
- 志望度の高さをアピールできる
- 採用する側は採用コストが抑えられる
【デメリット】
- 応募先が決まっていない場合は非効率
- HPの情報が古い場合がある
- 日程調整や条件交渉を自分で行わなければならない
ハローワークやナースセンターを利用する
ハローワークやナースセンターは、それぞれ公的なサービスなので安心して利用できる方法です。
1)ハローワークとは…
厚生労働省が全国500ヶ所以上に設置する公共職業安定所で、就職や転職を目指す人に対して職業紹介や求職相談を行っている。
2)ナースセンターとは…
日本看護協会が運営する中央ナースセンターと都道府県看護協会が運営する都道府県ナースセンターがあり、求人紹介を行っている。
ハローワークは全国に拠点があるため、地方や小規模クリニックの求人も豊富に掲載されています。また、民間サービスで取り扱いが少ない国立病院の求人も扱っているので、国立病院で働きたい方にはおすすめです。
ナースセンターの場合、元看護師に専門的な相談ができるなどのメリットがあります。民間のサービスと比較すると、転職サポートに物足りなさを感じるかもしれません。
ハローワークとナースセンターは、求人票に写真などの情報はないため、病院へ見学に行ったり、口コミなどを調べたりする必要があります。
【メリット】
- 公的サービスなので安心感がある
- 地方や小規模クリニックの求人も豊富
- 元看護師が対応するので専門的なことも相談できる(ナースセンターの場合)
【デメリット】
- 民間のサービスと比べると転職サポートが手薄
- 扱う情報が少ないため求人の見極めが難しい
- 職場の雰囲気などが求人情報から伝わってこない
転職エージェント(人材紹介)を利用する
転職エージェントは、利用者一人ひとりに専任の担当者がついて転職サポートをしてくれるサービスです。豊富な求人数から、求職者の希望に合った職場を紹介してくれたり、履歴書作成のサポート、面接の練習などを行ったりします。
転職エージェントは、専任の担当者から転職のサポートを受けられるのが最大のメリットと言えるでしょう。転職サポートが充実しているので、転職活動が初めての方や忙しくて時間が取れない方におすすめです。
転職エージェントは、求職者が内定を確定させることで成功報酬を受け取れる仕組みになっているため、内定の意思決定を急かすエージェントも多いです。そのため、マイペースに転職活動を進めていきたい方には不向きといえます。また、利用する転職エージェントや専任の担当者によってサポートの質が異なるため、よく調べてから利用するのが重要です。
【メリット】
- 求人数が豊富で正社員以外の働き方を探せる
- ネットでいつでも求人を閲覧できる
- 希望や経験に合った職場を探してくれる
- 転職サポートが充実している
- 面接調整や条件交渉を代行してくれる
【デメリット】
- 会社や担当者によってサポートの質が異なる
- 担当者とのやり取りが必要
- 地方の求人は少なめ
- マイペースに転職活動を行うことができない
求人サイトを利用する
最後に紹介するのは、求人サイトに登録して自分で応募する方法です。Web上に掲載されている求人に応募するタイプなので、前述した紹介会社(エージェント)と似ています。
しかし、求人サイトの場合はサポート担当者がつきません。そのため、内定の意思決定を急かされることなく、自分のペースで転職活動を行えます。また、求人数が豊富で正社員以外にも多様な働き方の求人を探せる点が魅力です。
本サイトのコメディカルドットコムも求人サイトに該当します。
【メリット】
- 自分のペースで転職活動を進めることができる
- 求人数が豊富で正社員以外の働き方を探せる
- ネットでいつでも求人を閲覧できる
- 医療・福祉業界に特化したサイトや看護師専門のサイトがある
【デメリット】
- 転職のサポートがない
- 面接調整や条件交渉を自分で行う必要がある
- 求人数が多いことで求人を選ぶのが大変な場合もある
求人サイトはマイペースに転職活動を行いたい方におすすめです。サポート担当者はつきませんが、転職活動に役立つコンテンツが豊富なので、ぜひ一度チェックしてみてください。
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2.転職エージェントと転職サイトの違いとは?
転職エージェントと転職サイトの違いは、大きく分けて以下の2つがあります。
- 求職者と採用担当者の間にエージェントが入るかどうか
- 料金が発生するタイミング
これから転職活動を行う方は、自分に合う転職サービスはどちらなのか判断する材料にしてください。
求職者と採用担当者の間にエージェントが入るかどうか
転職エージェントと転職サイトの違いの一つが、「求職者と採用担当者の間にエージェントが介入するかどうか」です。
転職サイトの場合、エージェントが介入することはなく、24時間自由に求人票を検索・閲覧することが可能です。気になる求人を見つければ、転職サイトを通じて手軽に応募できる点が魅力といえます。
転職エージェントの場合、エージェントが介入し求職者の転職サポートを行います。自分で求人検索することもできますが、希望条件を担当者に伝え、その条件に合った求人を紹介してくれる仕組みです。
転職エージェントを使用して転職活動を行う流れは、以下のとおりです。
- 求人サイトから気になる求人に応募もしくは会員登録
- エージェントが面談し、経歴や希望条件に合った求人をピックアップ
- エージェントから求人の詳細を説明を受ける
- 気になった求人に応募
- 書類選考通過後面接
- 内定
転職エージェントは、応募書類の添削・面接対策から面接調整、入職後の条件交渉までエージェントがサポートしてくれます。求人サイトは、全てのやり取りを求職者と採用担当者間で行う点が2つの違いです。
料金が発生するタイミングが異なる
転職エージェントと転職サイトの違いの2つ目は、採用側が転職サービス会社に支払うタイミングが異なる点です。転職サイトの場合は、求人を掲載する際に費用が発生します。転職サイトから応募がない・採用に繋がらない場合でも、一定の費用が発生する点が特徴です。
転職エージェントは採用が決定した場合のみ、採用企業から転職エージェントに手数料を支払います。そのため、採用が決まらなければ料金も発生しません。一見すると、転職エージェントを利用した方が求職者・採用側にとって良い選択に思えます。
しかし、転職エージェントは採用が決定した場合に支払う手数料が高額です。料金相場は年収の20〜35%で、看護師1名採用するだけで100万円以上かかることも少なくありません。その点、転職サイトは何名採用しても費用は最初に支払う掲載費用のみです。
転職エージェント・転職サイトにはそれぞれメリット・デメリットがあり、どちらがベストかは利用する人によって異なります。転職活動に慣れていない看護師さんは、次に紹介するコメディカルドットコムがおすすめです。
コメディカルドットコムは成果報酬型の転職サイト
コメディカルドットコムは、前述した転職エージェントと転職サイトの良い部分を合わせた転職支援サービスです。転職サイトのように求人を掲載していますが、掲載費用が一切かかっていません。
費用が発生するのは、コメディカルドットコムを利用して採用されたタイミングです。料金も年収ベースで換算して5〜10%程度なので、看護師1名採用しても高額な手数料を払わずにすみます。
そのため転職エージェントのように、高額な採用費用を理由に求職者が不採用になることもないでしょう。コメディカルドットコムは、国内最大級の医療福祉サイトとして、全国の医療機関・介護施設の求人を多数掲載しています。求人情報は毎日更新されているので、自分にピッタリの条件を見つけられるでしょう。
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3.看護師の転職の流れとは?転職準備から退職までを紹介
ここでは、看護師の転職活動の流れを解説します。転職活動の一般的な流れは以下のとおりです。
- 転職準備・使用する転職サービスを選ぶ
- 情報収集・希望条件に合った求人を探す
- 求人に応募・応募書類の準備
- 書類選考・面接経て内定をもらう
- 退職の手続きをする
一つずつ見ていきましょう。
①転職準備・使用する転職サービスを選ぶ
転職に向けて準備を始めます。具体的には以下の3つの準備です。
- 転職の目的を考える
- 希望条件を考える
- スケジュールを立てる
まずは「なぜ転職をするのか」、「希望条件」などを考えます。漠然とした状態で転職活動を始めると、なかなか転職先が決まらず長期化しやすいからです。転職活動が長引いてしまうと、希望条件がブレたり、焦って条件とは異なる転職先に決めたりする恐れがあります。
看護師の転職にかかる期間は、一般的に2ヶ月前後です。2〜3ヶ月を目安に転職活動を行い、ある程度のスケジュールを立てて転職活動を行いましょう。
転職する目的や希望条件が明確になったら、利用する転職サービスを選びます。利用する転職サービスは、複数登録しておくと安心でしょう。
②情報収集・希望条件に合った求人を探す
利用する転職サービスに登録した後は、実際に求人を見て情報収集します。自分の希望条件にマッチする求人が見つかれば、応募してみましょう。
同時に複数社応募しても問題ありませんが、2〜3件程度に応募してみるとよいです。応募数が多すぎるとスケジュール調整が難しくなり、少なすぎると活動効率が悪くなります。自分の希望条件にマッチした求人から志望度の高い病院・施設を選び、応募するようにしましょう。
③求人に応募・応募書類の準備
応募が完了すると、応募先の採用担当者から連絡がきます。履歴書や職務経歴書などの応募書類を準備し、応募先に送ります。
選考方法については、応募先の病院や介護施設によって異なるので、採用担当者の指示に従いましょう。
履歴書・職務経歴書の書き方は下記の記事を参考にしてください。
看護師の履歴書の書き方を徹底解説!郵送・メールでの提出マナー、志望動機のコツも
看護師の転職の際に役立つ、履歴書の基本的な書き方から項目別のポイント、注意点、送付の仕方までご紹介します。
詳細を見る【サンプルあり】看護師の職務経歴書!基本の書き方や自己PRのポイントを紹介
看護師の職務経歴書の基本的な書き方やルールをご紹介します。
詳細を見る自己PRや志望動機の書き方に悩んでいる方は、以下の記事を参考にしてください。
【例文あり】看護師の自己PRの書き方!手順や注意点もご紹介
看護師の転職活動におけるPR文の書き方について、様々な例文を交えてご紹介します。
詳細を見るパターン別例文あり!看護師の志望動機|採用されるための作成法を紹介
看護師の志望動機を作成する際に、参考となる例文や避けるべきNGワード、書き方のポイントを解説します。
詳細を見る④書類選考・面接経て内定をもらう
書類選考を通過した後は面接です。面接では、志望動機や転職理由など必ず聞かれる質問から、看護師ならではの質問があります。スムーズな受け答えができるように、事前に回答を考えておきましょう。
また、回答を考えるだけでなく声に出して練習すると、本番でもスムーズに質問に答えることができます。質問に対する回答の内容だけでなく、面接者の表情や姿勢、目線なども細かくチェックされます。
特に看護師は常に人と接する仕事なので、コミュニケーション力が大事です。面接時では顔を上げて、ハキハキと答えるように意識しましょう。
看護師面接のよくある質問&回答例14選!答え方のポイントを徹底解説!
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看護師の面接での前向きな転職理由の伝え方を例文を交えて紹介します。
詳細を見る⑤退職の手続きをする
面接に合格し晴れて就職先が決まったら、現職の退職手続きに移ります。現職の就業規則で、「退職日の〇日前までに申し出なければならない」といった決まりがあることも多いため注意が必要です。
その場合は、就職先に迷惑がかからないように、退職日が確定してから入職日を伝えるようにしましょう。また、現職に退職の意思を伝えた後は、仕事の引き継ぎなどをきちんと行わなければなりません。
自分が退職した後も他のスタッフが業務で混乱することのないように、丁寧に引き継ぎ作業をすることが大切です。引き継ぎ作業を行う際は、自分の担当業務を細かく洗い出し、最終出勤日から逆算して進めましょう。
退職願・退職届の書き方|退職の意思を上手く伝える方法とは
退職願・退職届の正しい書き方や注意すべきポイント、円満に退職する方法を詳しく解説します。
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4.看護師が転職を成功させるためのコツ
ここでは、看護師が転職活動を成功させるためのコツを3つ紹介します。
希望条件・譲れない条件を決める
1つ目は、転職活動における希望条件と譲れない条件を決めておくことです。自分がどういった軸で転職活動するのか明確にしなければ、転職先とのミスマッチが起こります。
給与や休日日数だけで決めるのではなく、実際の業務内容にも目を向けるのがポイントです。具体的な条件が思い浮かばない場合は、「なぜ転職することを決意したのか」「現職の悩みや問題点」などを書き出してみるとよいです。
ただし、希望条件を多く設定してしまうと、全ての条件を満たした求人を見つけるのは難しくなります。自分の中で「これだけは譲れない」という条件を3つほど絞ると探しやすくなるでしょう。
職場見学をする
職場見学をすることも、入職後のミスマッチを防ぐために重要なポイントです。ホームページや求人情報、口コミから得られる情報には限界があります。職場の雰囲気や忙しさ、スタッフ同士のコミュニケーションなどをチェックしましょう。
職場見学に参加する際の注意点が以下の3つあります。
- 見学も面接の一部と考えて立ち振る舞いに注意する
- 働いている方の邪魔にならないようにする
- 見学できるかどうかは病院や施設に事前に確認する
求人に「見学可」とあっても、社会情勢や見学先の事情によって見学できないケースもあります。見学は必ず参加できるものではなく、相手の好意で成り立っていることを理解しておきましょう。
転職サイトに登録する
転職活動の方法として、最も利用されているのが転職サイトです。誰でも簡単に利用でき、求人数も豊富なので手早く情報収集できます。転職サイトに登録しなくても求人の閲覧はできますが、登録するメリットもあります。
コメディカルドットコムの場合、登録するメリットは以下のとおりです。
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- スカウトが届く
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これらの機能を使いこなすことで、効率よく転職活動が行えます。それぞれの項目についてみていきましょう。
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5.まとめ
本記事では、看護師の転職方法を徹底解説してきました。看護師の転職方法は以下の4つが挙げられます。
- ホームページから直接応募
- ハローワーク・ナースセンターを利用
- 転職エージェント(人材紹介)を利用
- 求人サイトを利用
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法で転職活動を進めることが大切です。一つの方法だけを利用するのではなく、複数の転職方法を使い分けて活動するのもおすすめです。
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小口 紗穂|看護師
セカンドラボ株式会社
東京大学を卒業後、大学病院の病棟看護師として勤務。アレルギー・リウマチ内科、腎臓内分泌内科、心療内科等幅広い領域を担う病棟で従事。
2023年よりセカンドラボ株式会社に入社。医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。また、看護師の経験を生かし、看護師に関連するコンテンツ作成にも従事。