保育士の仕事内容とは?1日の流れや給料・やりがいについても解説!
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保育士とは、乳児〜小学校就学までの子どもを預かり、保育・教育をする仕事のことです。将来の夢として挙げられることも多い人気の職種ですが、保育士がどのような仕事内容で働いているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育士の詳しい仕事内容や1日のスケジュール、やりがいや向いている人の特徴についても解説していきます。本記事を読むことで、働く際の具体的なイメージを浮かべることができ、保育士を目指すかどうかの判断材料になるでしょう。
また、給与事情にも触れていきますので、保育士の仕事に興味のある方や資格取得に向けて挑戦したい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
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目次
2.保育士の仕事内容
3.保育士のなり方
4.保育士の勤務時間や1日のスケジュールについて
5.保育士の給料事情
6.保育士のやりがい・大変なこと
7.保育士に向いている人
8.まとめ
1.保育士は子どもと保護者どちらも支える仕事
保育士は「専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」と児童福祉法第18条第4項で位置づけられる国家資格保持者です。
全国の保育所を中心に、児童養護施設や乳児院、母子生活支援施設、障害児施設などの児童福祉施設等で保育や地域の子育て支援の仕事を行います。
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2.保育士の仕事内容
ここでは保育所における具体的な仕事内容を紹介します。代表的な業務として以下の3つに分けて解説していきます。
- 子どもの保育
- 保護者支援
- 地域交流・子育てサポート
一つずつ見ていきましょう。
子どもの保育
保育士は、乳児〜小学校就学(0歳〜6歳)までの子どもを預かり、身の回りのお世話や保育・教育などを行います。
ただ「保育・教育」と一口に言っても、その内容は多岐に渡ります。例えば、身の回りのお世話をしつつ、基本的な生活習慣(挨拶・食事・排泄・着替え・睡眠など)を「自分でやりたい」と子ども自身で行えるように手助けするのも仕事の一つです。
これは子ども一人ひとりの年齢や発達の状況に応じて、遊びや行事活動、生活体験を通じて「言語能力」、「運動能力」など心身の成長や社会性・自立心の醸成のサポートをすることが求められます。
また、子どもの学び・成長する環境を整えるために、健康状態の管理も欠かせません。子どもの成長とともに、適切な教育を行うにあたり、屋外活動であれば行動範囲も広がり、身体能力が向上することで、子ども同士のトラブルも発生しやすくなります。
目の届かなくなる可能性も高くなりますが、衛生状況の確認、体調の変化など、より一層注意を払う必要があります。
保護者支援
日中の子どもの様子をよく見ている保育士は、保護者とのコミュニケーションも欠かせません。子育てに関して悩んでいる保護者がいれば、保育のプロからの目線で適切なアドバイスを求められることもあるでしょう。
また、連絡帳などを通して子どもの成長や日々の様子を伝えることも、保護者にとっては安心する材料になります。保護者と普段から積極的にコミュニケーションを取り、不安を取り除くことで、安心して子どもを任せられるのです。
他にも、「園だより」などで日々の活動がわかる配布物の作成、保育計画書の作成を行い、共有することも仕事内容の一つです。
地域交流・子育てサポート
子どもにとって良い保育・教育を行うには、地域との交流も欠かせません。さまざまな大人と交流することで、子どもの成長を促進する狙いもあります。そのため、地域住民との交流を深めておくことも保育士の仕事です。
他にも、施設内が常に清潔で安全であるように確認したり、教材を作成・選定したりするなどの仕事もこなします。また、入園式・卒園式・運動会・遠足などの行事の企画・運営も保育士が行うため、幅広い仕事を経験できるでしょう。
4月:入園式
5月~6月:保護者会、遠足
7月~8月:プール、七夕、夏祭り
9月~11月:保護者会、運動会、遠足、ハロウィン
12月:クリスマス
1月~3月:お遊戯会、節分、ひな祭り、卒園式
他にお誕生日会やお泊り会などのイベントも行われています。
年度の変わり目である3月や4月が最も忙しい時期になります。入園式や卒園式といったイベント、クラスが変わりネームプレートなど必要なものの準備などに追われます。また、4月以降は環境が変わったばかりで慣れないということもあり、普段行えていた業務にいつも以上時間がかかってしまうと言ったこともあります。
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3.保育士のなり方
保育士には誰でもなれるわけではなく、働くためには「保育士資格」の取得が必要です。保育士資格を取得するルートは2つあります。
1つ目は、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」や「大学・短大・専門学校」で学び、卒業する方法です。施設によっては2年制から4年制、昼間部や夜間部まであるのが特徴です。最も一般的なルートなので、高校卒業後に保育士になりたいとお考えの方は、この方法を選ぶのが良いでしょう。
2つ目は、年に2回実施される保育士試験を受験し、合格する方法です。この方法は、専門教育を受けていなくても受験資格さえ満たしていれば受験することができます。そのため、社会人になってから保育士を目指す方におすすめの方法です。
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4.保育士の勤務時間や1日のスケジュールについて
保育士の勤務時間や1日のスケジュール、休みについて解説していきます。この章を読むことで、保育士がどのような働き方をしているのか把握できるようになります。
保育士の勤務時間
保育士の勤務時間は勤務先によっても異なりますが、1日8時間勤務を7:00〜20:00の間で行うのが一般的です。シフト制を導入している保育園では、「早番・遅番」の2交代制、「早番・中番・遅番」という3交代制を設けているケースが多いです。
3交代制のシフト例を紹介すると、早番が07:30〜16:30、中番は08:30〜17:30、遅番になると09:30〜18:30などがあります。保育園では、クラスによって登園、退園時間が異なるため、シフト制が導入されることが多いようです。
また、年度が変わる前後やイベント開催の前後は、準備などで忙しくなることもあるでしょう。その場合、配布物の作成やイベントなどの準備によっては、残業が発生することも珍しくありません。
保育士の休み
先ほどもお伝えしたように、シフト制を導入している保育園が多いため、週休2日が一般的です。多くの保育園が土日・祝日を休園にしているため、保育士も同様に休日となります。
ただし、シフトによっては月1回〜3回土曜出勤があり、その場合は平日に振替休日を取得できるケースが多いようです。そのため、土曜日に職員会議を行なっている保育園や、休日保育を実施している園では、完全土日休みは難しいといえるでしょう。
保育士の1日のスケジュール
保育士がどのようなスケジュールで働いているのかがわかるように、出勤〜退勤までの詳しい流れをご紹介します。
清掃や当日の仕事内容を確認し、園児を迎える準備を行います。
子どもたちと挨拶をしながら、健康状態などをチェックをします。保護者と会話をしながら、子どもの健康状態を把握することも欠かせません。普段と様子が違う子どもがいた場合は、1日を通してこまめに様子を見守ります。
まずは、出欠の確認などを行います。施設によっては、体操や歌を歌う場合もあるようです。職員同士の朝礼では、前日からの申し送り事項や連絡事項、注意事項を共有します。
クラス(年齢別に別れることが一般的)ごとに保育を行います。歌や工作、運動、手遊び、読み聞かせなどを行うこともあります。また、運動会やお遊戯会などの行事前は、その練習を中心に行うことが多いです。子どもたちの年齢やそれぞれのレベルに合わせた活動を行い、保育士はケガやトラブルがないように見守り、適切な手助けを行います。
配膳の準備や子供たちに手洗いやうがいなどを促します。アレルギーがある子どもには、除去食が配膳されているかチェックします。
子どもたちと一緒に昼食を食べながら、食事の様子を見守ります。好き嫌いなく食べられるように優しく声掛けを行い、箸の持ち方などを指導します。離乳食が必要な年齢の子どもには、食事を食べさせてあげるなどの配慮が必要です。昼食後は、片付けや歯磨きを促します。
昼食が終わると、子どもたちはお昼寝の時間に入ります。安心した環境でお昼寝ができるよう環境を整え、こまめに様子を見守ります。この際に、保育士も休憩をとることが多いです。休憩といっても保育日誌や連絡帳の記入、これからの行事の用意など溜まっている仕事をこなす場合があります。SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐために、適宜様子をチェックすることも必要不可欠です。
子どもたちを起こして布団の片付けを行います。
おやつを食べる前に手洗いやうがいなどを促し、食べ終わった後も歯磨きをするように指導します。おやつを食べ終わった後は、子どもたちの自由な遊びの時間です。
子どもたちを集めて帰りの歌を歌ったり、「さようなら」の挨拶などを行ったりします。子どもたちに明日の予定を共有し、帰り支度を始めます。
お見送りのピークは、17:00~17:30です。子どもを引き渡す際に、その日の様子や行ったことを保護者に伝えます。延長保育がある場合は継続して対応します。保護者が迎えに来るまでの時間を自由時間としていることも多いので、一緒に遊びながら子どもから目を離さないようにしなければなりません。
子どもたちが帰ったら施設内の掃除や戸締り、明日の準備を行います。職員同士で会議を行うことも多く、保育士日誌の作成などの事務作業をこなします。お遊戯会や運動会などの行事の前後はその準備を行うこともあるようです。
※出勤・退勤時間はシフトによって異なります。
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5.保育士の給料事情
ここでは、保育士の給料事情について解説します。保育士=給料が低いというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
近年の動きとしては、政府が処遇改善に向けて積極的に動いており、給与は上昇傾向にあります。最新のデータをもとにまとめているので、ぜひ参考にしてください。
平均給与
「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均給与は以下のように示されています。
・2022年度平均月給:266,800円
・2022年度平均年間賞与:712,100円
平均月収と平均賞与をもとに計算すると、平均年収は約391万円になります。この平均給与は手取り金額ではなく、所得税や社会保険料などが控除されていない額です。手取り額は額面の約75%~85%と言われていますので、おおよそ21万円前後になると考えられるでしょう。
給料の年間推移
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに、保育士の給料がどのように変化しているのかを下記の表でみていきましょう。
年度 | 月収 | 年間賞与 |
2018年 | 239,300円 | 707,700円 |
2019年 | 244,500円 | 700,600円 |
2020年 | 249,800円 | 747,400円 |
2021年 | 256,500円 | 744,000円 |
2022年 | 266,800円 | 712,100円 |
2017年度の月収と比較しても約2万程度の差があり、この5年で保育士の給料が年々上昇していることがわかります。これは、政府が保育士の処遇改善に向けて積極的に施策を推進しているためです。
また、政府は2022年2月より、収入を3%(月額9,000円)引き上げるための補助を実施していました。「補助金」という形での施策は2022年9月をもって終了しましたが、2022年10月以降は「処遇改善等加算Ⅲ」という形で公定価格を引き上げることで、実質的な収入の3%程度(月額9,000円)引き上げが継続されています(2023年6月現在)。
公定価格とは、保育園に対して自治体や利用者から園の運営のために支払われる費用のこと。「処遇改善等加算Ⅲ」はその公定価格の一部として、職員の賃金引き上げにつかうことを条件に園へ支給されます。
「補助金」は一時的な政策としての側面が大きく、いつなくなるかわからない不安がありましたが、今回は公定価格への加算として組み込まれていますので、ある程度恒久的な継続が期待できます。
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6.保育士のやりがい・大変なこと
「保育士=大変」というイメージを持ち、不安に感じる方も多いようです。しかし、具体的に何が大変なのかがイマイチわからない方もいらっしゃると思います。
また、保育士になると、どのようなやりがいがあるのか気になる方も多いでしょう。ここからは、保育士として大変なこと、やりがいを感じる瞬間を解説していきます。
保育士のやりがいを感じる瞬間
まずは、保育士として働くことで、どのようなやりがいを感じるのか、以下の5つを解説します。
・子どもたちの成長を近くで感じられた時
・子どもたちとの絆を感じる時
・保護者と良好な関係を築くことができた時
・運動会やお遊戯会を成功させられた時
・卒園した子どもたちに再会した時
・上司に褒められた時
・自分自身の成長を感じた時
子どもたちは、大人が驚くほどのスピードで日々成長しています。例えば、「昨日までは食べられなかった野菜を頑張って一口食べられた」など、毎日接する中で、小さな成長を見守ることができます。
また、クラスの担任を受け持つことがあれば、1年を通して成長を感じることもできるでしょう。そのため、入園したときよりも格段に成長した姿を見ることができ、卒園・進級で送り出す瞬間にやりがいを感じる保育士も多いようです。
保育園で長時間過ごす子どもたちにとって保育士は、家族のように安心できる存在といえます。子どもたちから伝えられる「ありがとう」や「先生だいすき」などの言葉は、仕事をする上でのモチベーションに繋がるようです。日々の仕事の中で、「子どもたちから必要とされている」と実感できる瞬間はやりがいを感じるでしょう。
また、自分が受け持ったクラスの子どもたちは、より可愛く思うようになり、責任感も重くなります。そのため、日々の何気ない時間や年間の行事などを通して、より強い絆を感じ、充実感を持って仕事をする方も多いです。
実は、子どもたちとの関係だけでなく、保護者との関係もやりがいにつながることがあります。保護者と適切なコミュニケーションをとり、良い信頼関係を築くと、子どもとの関係性も取りやすくなるでしょう。
また、保護者から「いつも感謝しています」などの言葉をもらうと、仕事のモチベーションにもつながります。さらに、育児などのアドバイスを求められる機会が増え、信頼関係を築いていくときにやりがいを感じる方も多いです。
運動会やお遊戯会は入念な準備が必要になり、一緒に作業をする同僚の保育士や子どもとの団結力が強まる行事です。また、行事は子どもたちの成長を近くで見ることができます。一つの行事を通して、子どもたちと一緒に成功体験や達成感を味わう瞬間は、特別なやりがいを感じることができるでしょう。
一緒に長い時間を過ごした子どもたちが、数年経ってから姿を見せてくれることもあります。卒園後に遊びに顔を見せてくれる子どもたちも多く、卒園後も繋がっていられることに喜びややりがいを感じる保育士も少なくありません。立派に成長した子どもの姿を見ることは、保育士にとっても大きな喜びになるでしょう。
働く中で職場の上司に認められることは大きなやりがいにつながります。自身の企画した行事や作成した書類、また会議における積極性などについて先輩職員に褒められると、「もっとがんばろう」とやる気がわいてきますよね。
保育士は子どもの相手から大人同士の会議、さらに黙々と進めるひとり作業まで、仕事内容の幅がかなり広い職業です。その分、自分の得意なことが見つかり、それによって周囲に認められるチャンスも多く転がっているといえます。
上記のいずれとも少しずつ関わってきますが、どんな仕事においても自分の成長を実感できたときにはやりがいを感じられます。行事の実行も、子どもや親とのコミュニケーションも、回数を重ねるにつれて思いどおりにこなせるようになっていきます。
普段はなかなか感じられないかもしれませんが、ふとした時に以前よりもスムーズに業務に取り組めている自分に気づき、達成感を感じられる瞬間が訪れます。
またそのように着実に成長を続けていると、園全体での行事の司会など、これまでよりも大きな仕事を任される機会もあります。そのような機会は、あなたの成長が周りからも認められた証拠。自分の成長を主観的にも、客観的にも感じられるのが保育士という仕事です。
保育士の大変なこと
次に、保育士として大変なことを以下の5つご紹介していきます。
・子どもたちへの責任感
・深刻な人手不足問題
・職場での人間関係
・保護者との関係性
・体力的な消耗
子どもたちの命を預かることの責任感の大きさに、プレッシャーを感じる保育士も多いです。常に怪我のリスクや体調の変化に目を向ける必要があり、安全に配慮しなければなりません。安全に配慮していても子どもたちは活発に遊ぶため、怪我をすることもあるでしょう。その責任感から、大変さを感じることもあるようです。
厚生労働省「保育士の現状と主な取組|保育士の有効求人倍率の推移(全国)」によると、令和2年の保育士の有効求人倍率は2.18倍となっています。これは、全職種平均の1.10倍と比較しても高い数字であることがわかるでしょう。人手不足の問題で、保育士1人に対する業務量が多くなる傾向にあり、持ち帰り業務が増えてしまいます。
その結果、長時間の残業を余儀なくされ、労働環境に不満をもつ保育士も多いようです。また、保育士1人あたりが担当する子どもの数も多くなり、体力的な面での大変さを感じることもあるでしょう。
保育園は女性が多い職場なので、女性特有のトラブルに悩まされる保育士も少なくありません。実際に、保育士の退職理由を見ると、「職場の人間関係(33.5%)」が最も多く挙げられています。
ただし、人間関係のトラブルはどの職場でも起こりえる問題です。保育士の人間関係が特別に悪いわけではないことは理解しておきましょう。
出典:厚生労働省「保育士の現状と主な取組|過去に保育士として就業した者が退職した理由」
保護者と良好な関係を築くことが難しいと感じる保育士も多いようです。近年では、モンスターペアレントと呼ばれる保護者もいます。必要以上に厳しい指摘やクレームに悩まされることもあるでしょう。
そのため、保護者との適切なコミュニケーションは必要不可欠ですが、難しい保護者がいるのも事実です。クレーム対応も保育士の仕事の一部なので、子どもたちだけでなく保護者とも良好な関係性を目指す必要があります。
元気いっぱいの子どもたちを相手にする保育士の仕事は、やはりある程度体力が求められることが否めません。
皆さんも経験があるかもしれませんが、小さな子供は大人と違って「疲れてきたから休もう」といった加減ができません。つねに全力で走り回り、大きな声で叫び、体力が切れたら倒れるように眠る……それが子どもなのです(それがかわいいところでもあるのですが)。
そんな子どもたちを朝から晩まで相手にするわけですから、仕事に慣れるまではへとへとで帰宅してすぐにベッドへ……といった日々が続いてしまうことも。対策としては日頃からしっかり運動を行い、しっかり食事を摂ることはもちろんのこと、つねに全力で子どもに向き合って疲れ果ててしまわないよう、自分なりの「力の抜き方」を覚えることも大切です。
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7.保育士に向いている人
「保育士に興味はあるけど、自分に務まるか不安」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、保育士に向いている人の特徴をご紹介します。1つの参考にしてもらえると幸いです。
子どもが好きで子どもの成長を一番考えられる人
まずは、子どもが好きであることは必須です。ただ子どもが好きなだけでなく、子どもたちが成長する上で何が必要かを考えられる力も求められます。
子どもたちが間違った行動をした際は、叱る場面もあるでしょう。子どもたち一人ひとりと向き合い、何が成長に必要かを考え行動できる方は保育士に向いているといえます。
体力面に自信がある人
1日を通して活発で元気な子どもたちと一緒に過ごすには、十分な体力が必要不可欠です。どんなに疲れていても、子どもたちの前では辛い顔を見せないことも、プロの保育士として求められるでしょう。
また、子どもたちから風邪などをうつされないように、毎日の体調管理もしっかり行うことが大切になります。
コミュニケーション能力が高い人
保育士は、子どもたちとのコミュニケーションだけでなく、保護者や地域住民と良好な関係性を築く必要があります。毎日の挨拶から情報共有など、積極的なコミュニケーションを取ることが保護者との関係性を築くためには大切です。
また、運動会や外遊びなどの音が原因で、地域住民からクレームがきてしまうこともあるでしょう。そのため、普段から地域住民に対しても、コミュニケーションをしっかり取ることが求められます。誰とでも分け隔てなくコミュニケーションを取れる方は、保育士に向いているといえるでしょう。
感受性が豊かな人
保育士は、子どもたちの感性に共感できる豊かな感受性が求められます。毎日新しい発見をする子どもたちと一緒に考えたり、解決したりすることで、子どもの好奇心がさらに広がるでしょう。
また、子どもの些細な変化を連絡帳などを通して保護者に報告することで、良好な関係性を築くことも可能です。したがって、感受性が豊かで人の気持ちに寄り添える方は、保育士に向いているといえるでしょう。
8.まとめ
保育士の仕事は大変なイメージもありますが、その分やりがいも大きい仕事です。仕事内容や勤務時間などは職場によってさまざまですが、子どもたちの成長を近くで感じられるというやりがいは共通しています。
また、政府も処遇改善に向けて積極的に施策を推進しているため、今後給料が上がることも期待されている仕事です。何よりも子どもの笑顔や成長した姿を見られることは、保育士の大きな魅力といえるでしょう。
今後、保育士として働くことを目指す方は、日本最大級の求人サイト「コメディカルドットコム」を利用してみてはいかがでしょうか。
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