介護士のおすすめ転職時期はいつ?転職の流れや円満退職のポイントも紹介
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転職を考えた時に「いつ転職するべき?」と時期に悩んだことはありませんか?今回は介護職の方におすすめの転職時期と円満退職のための転職スケジュールを紹介します。
転職活動を開始するタイミングから退職までの流れも解説しているので、転職を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
1.介護職の方におすすめの転職時期
はじめに介護職の方が転職する際に、おすすめの時期と控えたほうが良い時期を解説します。介護業界は、慢性的に人手が不足しているため通年募集のケースが多いです。しかし、そんな中でも転職に適した時期と転職活動を控えた方が良い時期があるのをご存じですか?
おすすめは求人数の増える1月~3月
転職活動は、求人数が増える1月から3月がおすすめです。転職を考えている人が退職するタイミングとして考えるのは、ボーナスの支給時期や年末・年度末の区切りを重視しているのが理由となります。
特に、冬のボーナスをもらってから退職する人や、年度末で退職を考えている人が退職を伝えるタイミングなので、求人数が最も多い時期です。1月から3月をおすすめする理由は次の通りとなります。
- 募集があまり出ない人気の職場でも、1~3月のタイミングでは募集が出ることが多い
- 4月に新卒が入社する前なので先輩職員にも余裕があり、丁寧な指導を受けることができる
- 求人の多い時期なので、好条件で職場を選びたい方に向いている
しかし、求人数が多い1月~3月は求職者の数も最も多い時期なので、ライバルが多いのも事実です。この時期に活動するには、できるだけ早く開始し条件の良い案件を見逃さないことが大切になります。
ボーナス支給後の9月と10月も狙い目
次に狙い目の時期は9月と10月です。この時期は、夏のボーナスをもらってから退職を伝える人が多くなります。10月はこれから下半期を迎えるタイミングで、採用側が新規採用に向けて動き出す時期でもあります。
1月から3月ほどではありませんが求人数が増える割に新規求職者は増えないので、競争が少なく狙い目です。余裕を持ってじっくり転職活動したい方に、向いている時期と言えるでしょう。
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詳細を見る年末年始は控えよう
介護職は通年で募集を行っているケースが多いですが、人手不足になりがちな年末年始は避けるようにしましょう。
長期休暇の時期は人員配置の面で介護の現場も忙しく、施設側も採用活動に十分な時間と手間を割けない可能性があります。結果的に就職が決まるまで時間がかかってしまい、思うように転職活動が進まない可能性があるからです。
また、今の施設でも、長期休暇の人手不足のタイミングで退職すると同じ職場で働いている方に迷惑がかかってしまいます。これは、年末年始以外にもゴールデンウィークや夏のお盆前後でも同じことが言えるので、転職活動をする際には注意しましょう
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2.時期を気にせず転職した方が良いケース
ただし、時期を気にせず転職した方が良いケースもあります。次のような場合は、転職したい理由によっては時期を問わず、早めに転職を検討した方が良いでしょう。
職場の環境・待遇が悪い
次のように職場の環境や待遇が悪いと感じている場合には、時期にかかわらず早めに転職活動を始めましょう。
- サービス残業が多い
- 休みが取れない
- パワハラなどハラスメントの横行している
職場環境の改善は相手がある問題なので、自分の力ではどうしても解決できない場合があります。普段から相談しても改善しない、上司に解決する意思がないなどの場合は、自身の身を守るためにも思い切って転職するべきです。
介護職そのものが続けられない
身体的・精神的に仕事を続けることができない場合は、無理せず退職し休養をとることが大切です。責任感が強いと、無理をしてでも仕事を抱え込んでしまい身動きがとれなくなってしまうことがあります。
原因不明の身体の不調や落ち込みなどを感じるようになったら、少し距離を置いて自分を見つめてみましょう。信頼のおける友人や同僚、医師などに相談するのもおすすめです。
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3.具体的な転職スケジュール
具体的な転職時期が決まったら、職場に迷惑をかけないよう退職までのスケジュールを考えることが必要です。ここでは具体的な転職スケジュールを解説します。
求人を探す
求人を探す際の転職活動は、通常3〜4ヶ月程度かかると言われています。転職時期が決まったら、逆算して転職活動を開始しましょう。
医療・介護業界の場合、応募から内定までスピーディーに進むケースも少なくなく、応募から10日前後で内定をもらい、実際に転職するまでに1ヶ月程度しかかからない場合もあります。条件の良い人気の職場はすぐに決まってしまうので、気になる職場がある場合は早めに行動するようにしましょう。
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詳細を見る退職の意思表示・退職日の相談
退職の意思が固まったら、職場に退職の意向を伝えます。退職後の欠員補充や引継ぎの時間を考慮して、最低でも2ヶ月前には伝えるようにしましょう。
退職の意向を伝える際、退職日は自分の都合で一方的に伝えるのではなく、職場とよく相談しお互い納得できるスケジュールで退職できるようにすることが大切です。職場と円満な関係を保ったまま退職できると、転職活動もスムーズに進められます。
業務の引継ぎ
退職の意思を伝えたら、自分の退職後の業務に支障が出ないよう、担当業務の引継ぎを行いましょう。引継ぎの内容は口頭ではなく、後任の方がいつでも確認できるようにノートやパソコンに保存しておくと親切です。できるだけ丁寧に説明しておくと、後任の方の不安も軽減されるので退職後の問い合わせが少なくなり、結果として利用者様にも安心して施設を利用していただけます。
また、有給が残っている場合は、退職を伝えるタイミングによっては全て消化できない場合や、消化できても十分な引継ぎが行えない可能性があります。有給を消化する場合は、その取得期間も考慮して、できる限り早めに意向を伝えることが重要です。
退職届の提出・退職手続き
退職届は、退職日が確定した後で提出するのが一般的です。退職届の様式が指定されていることもあるので、事前に職場に確認しておく良いでしょう。提出する書類が「退職届」ではなく「退職願」だったり、提出先が直属の上司ではなく人事だったりするので、あわせて確認が必要です。
退職日になると、職場のものを返却したり必要な書類を受け取ったりするなどの作業があります。一般的に職場へは、社員証や名刺・健康保険証・備品等を返却が必要です。また、職場からは源泉徴収票や雇用保険被保険者証を受け取ることになりますが、退職当日には間に合わないことが多いので、その場合は本人宛に郵送されてくることになります。
退職後すぐにハローワークや市区町村で手続きが必要な場合は、あらかじめ離職票や社会保険の資格喪失証明証が必要なことを伝えておくと、スムーズに手続きができるでしょう。
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4.職場を円満に退職する方法
退職を決めた後、職場を円満に退職するために押さえておきたいポイントを解説します。
職場へ迷惑をかけないよう配慮する
円満に退職するためには周囲への配慮が必要不可欠です。退職時期を決める際には、十分な引継ぎや欠員補充ができるよう配慮しましょう。なるべく早めに退職の意思を伝えるのがポイントです。退職日が近づいてきたら、後任の方への引継ぎや人事への退職手続きをきちんと行いましょう。
納得してもらいやすい退職理由を伝える
円満に退職するには、退職理由が大切となります。退職理由が曖昧だと職場からの引き留めに合いやすく、時間がかかってしまう恐れがあるからです。
退職理由は、前向きなものかやむを得ない理由であれば納得してもらいやすいでしょう。例えば、引っ越しや家族の介護・結婚出産などのライフスタイルの変化が理由であれば引き留められることは少ないでしょう。
また、腰を痛めた、体調不良など勤務を継続することが不可能なやむを得ない理由をあげると納得してもらいやすいです。さらに、ほかに働きたい施設が見つかった、他の仕事を経験してみたいなど前向きな理由を伝えるのもおすすめです。
ただし、給与や福利厚生など待遇面などを理由にすると、給与を上げるからなどと引き留めに合いやすいので、くれぐれも注意してください。
周囲に感謝を伝える
円満に退職するには、周囲へ感謝を伝えることを忘れないようにします。まず周囲へ退職を伝える際には、「ご迷惑をおかけしますが、精一杯、引継ぎをさせて頂きます。」などの一言を添えるとよいでしょう。
また、退職日には「今までありがとうございました。また一緒に働く事があれば、よろしくお願いします。」など感謝の気持ちを伝えることも重要です。周囲の理解が得られれば、退職への段取りもしやすくなるので、転職の準備もスムーズに進みます。
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5.まとめ
介護職の方が転職する際におすすめの時期と、円満退職のためのポイントを紹介しました。介護業界は通年募集を行っていることが多く、時期を問わず転職がしやすいのが特徴です。しかし、いまの職場に負担をかけることなく、スムーズな転職活動を行うには次の点に注意しましょう。
- 転職時期は1月から3月までか9月・10月がおすすめ
- 転職活動は順序よく計画的にスケジュールを立てることが重要
- 円満に退職できるように十分な引継ぎを行い感謝の気持ちを伝える
- こ退職時期を決めたら、逆算した行動をとることが重要
今回の記事が転職を検討されている方のお役に立てば幸いです。コメディカルドットコムであなたにピッタリの職場を見つけましょう。
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