介護職の副業ってアリ?ダブルワークのメリットや注意点、おすすめの働き方を解説!
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「今の収入を増やしたい!」と考えたときに選択肢の1つになるのが「副業」です。みなさんは副業をしてみようと考えたことはありますか?
副業にはメリットもありますが、検討する前に確認すべきこと、注意すべきこともあります。実際に複数の職場を掛け持ちで働いている介護職もいるようですが、果たして問題ないのでしょうか?
この記事では副業に関する基礎的な内容から、おすすめの副業先までご紹介します。
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目次
2.ダブルワークのメリット
3.ダブルワークのデメリット
4.ダブルワークで注意すべきこと
5.おすすめの副業先を紹介
6.介護職の副業はメリットもあるけど、よく考えて無理なく始めよう
1.副業・ダブルワークとは
仕事を掛け持ちしている際に、副業やダブルワークという言葉をよく使いますよね。どちらも、複数の仕事をしている状態を示す言葉ではありますが、意味合いは微妙に異なります。
まず、副業とは、「本業があり、空いている時間で他の仕事をするような働き方」を指すケースが多いです。一方で、ダブルワークとは、「どちらが本業というわけではなく、同じくらいの時間や収入」であるときによく使用されます。
これらの言葉は、厳密に区別されているわけではないため、臨機応変に理解する必要があります。以前は副業禁止の会社が多数派でしたが、近年は働き方改革の影響で副業を認める会社も増えつつあり、求人においても副業・ダブルワークOKとする会社をよく見かけるようになりました。
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2.ダブルワークのメリット
ダブルワークをすることにはどんなメリットがあるのでしょうか。実は、収入面のほかにも介護職にとって良いことがあります。ダブルワークを検討していれば、ぜひ参考にしてください。
収入が増える
ダブルワークをすると単純に勤務時間・日数が増えれば収入は増えます。ダブルワークを始める動機の多くは、収入面のアップではないでしょうか。
業務経験を積むことができる
働く時間が長くなればその分多くの業務経験を積めます。同業種であれば、専門的なスキルをより早く身に付けることにつながり、異業種であれば新たな発見が得られるかもしれません。
介護職の場合、同じ介護の仕事でも、異なる施設形態を選ぶと、幅広い知識や技術の向上につながり、本業でも副業で得た経験を生かせます。
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3.ダブルワークのデメリット
ダブルワークには多くのメリットがありますが、同様に気を付けたい点も存在します。事前に注意点を理解したうえで、本業との両立ができそうか確認しておくことが大切です。
体力的につらい
ダブルワークをすることによって必然的に休養日は少なくなります。ダブルワーク先では本業が休みの日、あるいは本業での勤務終了後より勤務することになるため、十分に回復する時間がとれず疲れが溜まってしまうこともあります。
体調を崩してしまい、本業を休むことになってしまうとダブルワークをする意味がなくなってしまうので、事前に体調管理が問題なくできるかどうか検討してみましょう。
シフトの調整が難しい
休日が固定で、休みの日にダブルワークの仕事を入れようと思っても、必ずしも希望通りのシフトに入れるとは限りません。本業とのシフトの調整がうまくいかないと、結局、ダブルワークが実現できない可能性もあります。
本業の休日が固定でない場合はさらにシフトの調整が難しく、スケジュールの管理が大変かもしれません。
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4.ダブルワークで注意すべきこと
介護職として働きながらダブルワークをしようと考えている方は、始める前に必ず以下の点を確認しておきましょう。ここを疎かにすると思わぬトラブルにもつながりかねません。ダブルワークをする注意点を理解したうえで、問題がないか判断することが大切です。
まずは就業規則を確認しよう
就業規則をもとにダブルワークをしても大丈夫か確認しましょう。現代はダブルワークOKの会社の増えてはいるものの、未だに禁止している職場も少なくありません。介護施設の中には、ノウハウの流出を恐れて、同業他社での副業を禁止していることもあります。
ダブルワーク可能な場合も、同業界で副業を行っても問題ないかについても確認をしましょう。禁止されているにもかかわらずダブルワークを行い、それが明らかになってしまった際には、解雇されてしまう可能性もあるので注意が必要です。誰にもダブルワークをしていることを伝えてなくとも、納付する住民税の金額から発覚することもあります。
ダブルワーク先に住民税を普通徴収に変えてもらっても、確実にバレない保証はありません。また、普通徴収を選択できないケースもあるので注意が必要です。禁止されていない場合も本業の職場の許可は取っておくことはトラブルを避けるうえで大事なことです。
健康第一。働きすぎは禁物
ダブルワークのデメリットでも触れましたが、ダブルワークを始めると単純に勤務時間が増えます。十分に休養できないまま、働きすぎて健康を害してしまったら、本業にも影響がでてしまい、職場に迷惑をかけてしまうかもしれません。
無理のない回数や時間を考えて、シフトを入れるように注意しましょう。特に慣れないうちは、あまりシフトを入れすぎないなどの対策が必要です。
スケジュール管理はしっかりと
異なる職場にそれぞれシフトを提出する場合、出勤日がバッティングしないように注意が必要です。特に、介護職の場合はシフト勤務で休日が不規則となるケースも多いため、事前に掛け持ちをしても問題がないか確認しておくようにしましょう。
確定申告を行う
副業であっても収入を得ている場合は納税の義務があります。副業の場合、年間の収入が20万円を超えると課税対象となり、確定申告によって副業で稼いだ分の税金を納めないと、処罰の対象になってしまいます。
副業を会社に内緒でしている場合、この税金額によってバレてしまう可能性がありますが、だからといって確定申告を無視するのは絶対に避けましょう。確定申告をしていないことが判明した場合には、延滞税や加算税などが加算されることもあるので、納税額が余計に増えてしまいます。
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5.おすすめの副業先を紹介
ここからは、副業・ダブルワークOKの職場に勤めている介護職の方に、おすすめの副業先をご紹介します。自身の本業を考えて、ダブルワーク可能か見極めるようにしましょう。
夜勤専従のパート
夜勤専従のパートは、少ない日数でもできるだけ稼ぎたい方におすすめです。1回の勤務で15,000円から高いところでは20,000円近い給与になるところもあります。
週1回や月2回といったように少ない日数でもシフトに入ることが可能なので、掛け持ちしやすい働き方と言えるでしょう。主に、特養や有料老人ホーム、グループホームで募集が行われています。
ただし、夜間帯のスタッフ数は少なく、1人夜勤というケースも多いです。そのため、緊急時の対応など介護職としてある程度実務経験が求められるので、夜勤未経験だったりすると働くことは難しいかもしれません。
登録ヘルパー(訪問介護)
短時間だけ空き時間を利用してダブルワークしたい方におすすめです。半日だけ、訪問1件だけという働き方が可能なので、融通を利かせやすい点がメリットです。
訪問介護は資格が必須(初任者研修以上)なので、無資格の場合は例え介護の業務経験があったとしても働くことは難しく、あらかじめ資格を取得しておくことが必要です。
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6.介護職の副業はメリットもあるけど、よく考えて無理なく始めよう
介護職が副業・ダブルワークをするメリットはもちろんありますが、計画性なく行うのは禁物 です。まずは、自分が副業をして問題がないか調べましょう。会社に副業を隠すのは、信用を損ねるリスクにつながります。本業の職場、副業先の職場にはきちんと伝え、理解を得たうえで行いましょう。また、始める前に本業と両立できそうかも確認しておくことをおすすめします。
副業・ダブルワークを上手に活用すれば、収入を増やしたり、他の人より早いペースで業務経験を積めたりすることができます。くれぐれも、副業を頑張りすぎて、本業が疎かにならないように注意しましょう。自分に合った副業先を見つけたい方は、以下の求人も参考にしてみてくださいね。
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よくある質問
ダブルワークをすると単純に勤務時間・日数が増えれば収入は増えます。ダブルワークを始める動機の多くは、収入面のアップではないでしょうか。
②業務経験を積むことができる
働く時間が長くなればその分多くの業務経験を積めます。同業種であれば、専門的なスキルをより早く身に付けることにつながり、異業種であれば新たな発見が得られるかもしれません。
介護職の場合、同じ介護の仕事でも、異なる施設形態を選ぶと、幅広い知識や技術の向上につながり、本業でも副業で得た経験を生かせます。
ダブルワークをすることによって必然的に休養日は少なくなります。ダブルワーク先では本業が休みの日、あるいは本業での勤務終了後より勤務することになるため、十分に回復する時間がとれず疲れが溜まってしまうこともあります。
体調を崩してしまい、本業を休むことになってしまうとダブルワークをする意味がなくなってしまうので、事前に体調管理が問題なくできるかどうか検討してみましょう。
②シフトの調整が難しい
休日が固定で、休みの日にダブルワークの仕事を入れようと思っても、必ずしも希望通りのシフトに入れるとは限りません。本業とのシフトの調整がうまくいかないと、結局、ダブルワークが実現できない可能性もあります。
本業の休日が固定でない場合はさらにシフトの調整が難しく、スケジュールの管理が大変かもしれません。
小松 和貴
セカンドラボ株式会社
URL:https://note.com/2ndlabo/n/n6565a29f667f
2022年4月よりセカンドラボ株式会社に入社。主に病院を中心に医療介護向け求人メディア「コメディカルドットコム」の営業・採用課題のサポートを行う。