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介護職の4大ストレス原因|限界を感じた時の対処法や転職を検討すべきケースは?

  • 更新日
投稿者:小松 和貴

働くうえで感じたくない「ストレス」。介護職の皆さんはどのようなことが原因でストレスを抱えているのでしょうか。今回は介護職が抱えているストレスの原因やその対処法・解消法について紹介していきます。

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目次




1.介護職のストレス原因4選

介護職でストレスを感じていても、「もしかしてこの悩みは私だけ?」「誰も分かってくれないのかな」と心細くなることもありますよね。悩みを打ち明ける人がいない場合、なおさらです。


しかし、もしかするとあなたと同じ悩みを抱えている介護職はたくさんいるかもしれません。特にストレスの原因として多いものを以下にまとめました。


人間関係

人間関係1.一緒に働く職員との人間関係

介護職は、少人数のチーム制で業務を行うことが多いです。人数が少なければそれだけ閉鎖的になりやすく、アットホームな面もある一方で職員同士のトラブルも起こりやすいといった特徴があります。


10代~60代など幅広い年代が同じチームで仕事をするため、世代間で価値観の違いが起こりやすく、コミュニケーションがストレスの原因になる方も多いです。


人間関係2.利用者さんやそのご家族との人間関係

職員同士の人間関係だけでなく、利用者さんやそのご家族との人間関係の悩みを抱えている方も少なくありません。「利用者さんとうまくコミュニケーションが取れず、良い関係を築けない。」「利用者さんのご家族から無理難題を押し付けられる。」といった悩みもよく耳にします。


介護職員は利用者さんやそのご家族と良好な人間関係を構築することも求められます。利用者さんやそのご家族から、一生懸命仕事をしていても、心ない言葉を浴びせられたり、心を開いてもらえず介護拒否をされたり、辛い状況に悩まされることも多いでしょう。苦手な相手でも仕事であれば向き合う必要があるため、ストレスを感じる人も少なくありません。


また、人材不足でそもそも利用者さんやそのご家族一人一人と向き合える時間が少ないとなかなか良好な関係を築くことが難しく、悩ませれる機会も多いです。


介護職は利用者さんの生活を支える仕事であるからこそ、利用者さんやその家族と良い人間関係を築くことが基本です。感謝の言葉を励みに頑張る介護職も多いですが、認知症のある方などにはときに乱暴な言葉を浴びせられることもあり、ストレスになってしまうことも多いでしょう。


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身体的負担

夜勤を含む不規則な勤務や、要介護度の高い方の身体介護などを日常的に繰り返していると、多くの人が身体的な負担の大きさを実感する時がきます。慢性的な腰痛や肩こりを抱え、いつまで経っても治らないことにストレスを溜めてしまうことも少なくありません。


また、特養や老健などの入所施設の場合は夜勤があるため勤務が不規則になってしまいます。夜勤は拘束時間が長く慣れるまでは体力的にきついと感じる人も多いようです。不規則な勤務の場合、どうしても生活リズムが乱れてしまいます。寝不足や身体の不調もストレスの原因となります。


人手不足

介護業界は常に人手不足と言われています。施設が運営するのに必要な法定人数をギリギリ確保できていても、職員1人当たりの業務負担はとても大きいものです。そのため、有給はもちろん、やむを得ない時の休みを取ることすら言い出しにくい雰囲気の職場もあります。


1人が抱える業務内容が多いと、時間内に仕事が終わらず、残業続きになることも。仕事の負担が大きくなり、業務量の多さがストレスの原因となることもあります。


介護職の処遇改善手当や職場環境は整備されつつありますが、将来的に介護職の需要はますます高まっていくことが予想されます。介護業界の人材確保は今後も大きな課題となるでしょう。


給料が低い

少しずつ処遇改善のための施策は行われているものの、まだまだ努力や働きぶりが給与額に反映されていないと感じる介護職が多いのも事実。「もう少し給与が出れば…」と不満に感じながら働いている人も多いです。


介護職の平均月収・平均年収
介護職の平均月収・平均年収
平均年齢

44.2歳
平均勤続年数7.9年
平均年収約362.9万円
平均月収約25.6万円
平均ボーナス約53.9万円

出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」(企業規模計10人以上)


介護職の平均月収は25.6万円、平均ボーナスは53.9万円です。年収にすると約353万円になります。手取り額は月収の7割~8割程度の額になることが多いので、およそ18万円~20万円程度となります。


また、介護職は勤続年数に応じて給料が上がっていく傾向にあります。業務負担が大きいのに給料に反映されず不満も溜まりやすいようです。資格を取得することで手当が付く職場も多いですが、人手不足の職場の場合、資格を取りたくても勉強時間を確保できないというケースもあるようです。


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2.あなたは大丈夫?「燃え尽き症候群」に注意!

だらけている看護師

介護職のような心理的なストレスを抱えやすい職種は、「燃え尽き症候群(バーンアウト)」になりやすいと言われています。不調を感じた時、それをすべて単なるストレスのせいと決めつけるのは危険です。


「燃え尽き症候群(バーンアウト)」とは何か?

燃え尽き症候群とは、意欲を持って頑張って仕事をしていた人が、突然やる気をなくし無気力になってしまう症状のことを言います。一種のうつ病とも考えられており、場合によっては治療や休養が必要になる症状が現れることもあります。


仕事に対して熱心で、真面目な性格である人が燃え尽き症候群になりやすいと言われています。特に、介護職のように、誰かのために尽くしたり、誰かの気持ちを常に配慮するような対人援助の現場では、過剰な気配りや自己抑制をしがちで、これがストレスとして積み重なり発症しやすいようです。


燃え尽き症候群の代表的な症状

肉体的症状

・吐き気

・不眠

・食欲低下

・息切れ

・胃腸の不具合

・高血圧

・飲酒量の増加


精神的な症状

・仕事に対する意欲の低下

・無関心

・自信の喪失

・強い疲弊感

・怒りっぽい

・プライベートでも常に仕事のことで頭がいっぱいになる


以上のように、燃え尽き症候群になると、体の不調や言葉・態度の変化として症状が現れます。これらの症状は、気になってもまだ我慢できると判断される程度のこともあり、我慢して頑張っているうちに深刻度が増していくこともあるため注意が必要です。


燃え尽き症候群の予防策

燃え尽き症候群を予防するためには、心の余裕をなくさないようにすることが重要です。例えば、十分に休める日を確保する、仕事の限界を決めて任せられるところは任せるなど、仕事から離れる時間を意識的に作りプライベートとのバランスをとるようにしましょう。


仕事をする日には、「今日、自分が行うべき仕事は何なのか、どこまでなのか」を明確にして、終了点を決め、それ以上はやらないことも有効。仕事で悩んだ時や助けが必要な時は、積極的に誰かに相談し、1人で抱え込まないようにするのも、心の負担を軽くするコツです。


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3.辞めることも検討した方がいいブラック施設

ストレスの原因はそもそも働く環境が過酷すぎるから、いわば「ブラック」だからということが大いに考えられます。ここでは退職した方がいいと考えられるブラックな施設の特徴を紹介していきます。


自分が働く施設がこの特徴に多く当てはまる場合は、無理して働こうとせず、転職など施設を離れることを視野に入れてみてもいいのではないでしょうか。


1.労働基準法が守られていない働き方を求められる

労働基準法では、原則として1日8時間、1週間あたり40時間という労働時間の規定があります。これは労働者を守るためにつくられた基本的な法律であり、労働者はこの法律に沿った働き方をする権利があります。しかし、人材が足りていない施設ではこの法律を守っていない働き方を強要してくる場合もあります。


満足に休憩時間が取れなかったり、夜勤の割増賃金が適切に支払われていなかったりするケースも労働基準法に違反する行為です。このように当たり前に守られるべき法律を守らない施設はブラックな施設と言えるでしょう。


2.医療行為を求められる

介護職ができる医療行為は限られていますが、ブラックな施設だと摘便やインスリン注射、床ずれの処置など介護職が行うことを禁止されて医療行為を求めてくる場合があります。法律で禁止されているにも関わらず、介護職に医療行為を求める施設はブラックと言えます。


たん吸引や経管栄養は研修を受けることで介護職が行うことができる医療行為ですが、研修を受けていない場合は、いくら上から指示があっても介護職が行うことは禁止されています。


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3.サービス残業や休日出勤を求められる

サービス残業や休日出勤を求めてくる施設もブラックと言えるでしょう。人員不足の施設ではサービス残業や休日出勤が慢性化していて、当たり前のように求められるケースがあります。業務量に合っていない給与はストレスの大きな原因になります。このような施設には早いうちに見切りをつけて、転職を考えた方がいいかもしれません。


4.ハラスメントがある

ハラスメントはどの職場にもあり得る問題ですが、いくら上司に相談しても見過ごされてしまうような施設はブラックと言えるでしょう。ハラスメント問題はなかなか上司に相談できず、「自分が我慢すればいい」と考える人も多いですが、それは危険な考えです。


上司に相談できない、または相談しても一向に解決しない場合は、外部の公的機関に相談するのも一つの方法です。


ハラスメントが横行している施設は、そもそも人間関係に問題がある可能性が高いです。人間関係の悩みは大きなストレスに繋がりますので、施設を離れる選択肢を取ることも、自分を守るために賢明な判断と言えます。


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4.ストレスのおすすめ対処法・解消法

森の中を歩く女性

介護職が日頃抱えがちなストレスは、どのような発散方法があるのか知っておくと役に立ちます。


それぞれの価値観を受け入れる

コミュニケーションのとりづらい職員や利用者・家族に対して、その都度ストレスを感じているとキリがありません。自分と違う価値観をすべて共感しようと思えば疲れます。「こういう考え方があるんだな」と違いを理解してみようと試みると、自分自身が冷静になり、ストレスに感じにくくなります。


人に悩みを打ち明ける

1人で悩みを抱えるより、誰かに打ち明けると気分が楽になります。内容によっては同僚に話しづらいこともあるでしょう。そんなときは、家族や友人に愚痴をこぼすのもひとつの手です。悩みを打ち明けることで、悩み自体が誰かの力によって解決することもありますし、すぐに解決しなくてもスッキリとした気分になります。


生活習慣を整える

介護職は不規則勤務などによって生活のリズムが整いにくいです。できるだけ睡眠時間は確保し、体をしっかりと休めるよう整えましょう。また、食べるものにも配慮し、偏った食生活で体調を崩さないように注意することも大事です。


身体を動かす

運動は、心と体の両方に良い効果をもたらします。特別にハードな運動をする必要はなく、ウォーキング等の有酸素運動でもOKです。体を動かせば血行が良くなり、全身の緊張がほぐれ、心身のリラックスに効果的です。


趣味に打ち込む

楽しみとなる趣味があれば、仕事のことで頭がいっぱいにならず、休日や仕事終わりのプライベートの時間がリフレッシュの時間に変わります。「仕事が終わったらあの映画を見ながら美味しいものを食べよう」など、仕事が終わった後にやりたいことを見つけましょう。


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5.対処できそうにないストレスには転職も1つの選択肢

ガッツポーズする看護師

ストレス解消法を試みても、ストレスの原因によっては改善が見込めないこともあるかもしれません。あなた自身の体と心を守り、本来は大好きなはずの介護職という仕事を続けるためには、転職も1つの有効な選択肢です。


心機一転切り替えることも検討してみてはいかがでしょうか。


自分に合った職場を見つけることが大事

転職を検討している段階まで進んでいる方は感じているかもしれませんが、「ストレスが少ない」職場というものはありません。どの施設においてもきつい業務や辛い環境は存在します。


では改善が見込めない職場からの転職ではどういったことが重要かといえば、自分に合った職場を見つけることです。一言に介護施設と言っても、さまざまな種類が存在します。特に「人間関係」や「身体的負担」といったストレスを感じる代表的な原因に対しては、施設形態で解決することも多いです。


では、ストレスの原因別におすすめの転職先を確認していきましょう。


人間関係に悩んでいるなら「訪問介護」

職場の人間関係に悩んでいる方におすすめなのが、「訪問介護」です。訪問介護は、自宅で生活している要介護者や要支援者に対し、家事の支援や身体介護を行う仕事です。


基本的には1人で訪問することとなるため、同僚に気を遣う場面がとても少なくなります。もちろん、同じ事業所内で連携を図ることは必要ですが、勤務中の多くの時間は1人で仕事するため気分は楽かもしれません。


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利用者さんを抱えるなど、自分自身の体の負担が悩みの場合、デイサービスやデイケアのような通所系のサービスがおすすめです。基本的に、入所系の施設よりも通所系の施設の方が利用者の要介護度は低め。


そのぶん、身体的な介護の必要度は少なくなります。また、日勤のみの勤務で働けるので体調も整えやすいです。


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給料に悩んでいるなら「入所施設」

給料に不満がある方は、特別養護老人ホームがおすすめです。夜勤に入ることができれば、そのぶん夜勤手当で給与を多くもらうことができます。


また、特養の場合は住宅手当や扶養手当など充実している施設が多く、基本給と合わせると高い給与になるケースも多いです。基本給だけにとらわれず、手当が充実しているかどうかチェックしてみましょう。


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転職時に気をつけなければいけないポイント

同様に転職を行う際には失敗するリスクも存在します。特にストレスで限界を迎えている場合は、現職を離れることで頭が一杯になっていることが多く、転職に失敗するケースも少なくありません。


そのためよくある失敗例から気をつけるポイントをピックアップして紹介します。最低限知っておくべきことでもあるのでよく確認するようにしましょう。


よくある失敗1 雇用条件の確認を怠る

入職前には必ず雇用条件が書面で提示されますが、内容をよく確認せずに捺印して提出してしまうと、望まない結果になることも。面接時に話していたことが適用されているかをしっかり確認しましょう。また確実に確認すると同時に、しっかり保存しておくことも心がけましょう。


よくある失敗2 職場の見学をしない

上記で紹介した施設ごとの違いはたしかにありますが、職場固有の雰囲気が合わないことも多々あります。入職前後でイメージしていたものとギャップが生まれるとストレスの大きな原因になります。面接時、または面接予定を組む段階で見学をお願いしてみましょう。


よくある失敗3 最初の応募先で決めてしまう

早く転職したいと気持ちが先行してしまうと、採用が決まったらすぐに転職に踏み切ってしまうケースは多いです。ですが、他にもいい条件がある求人も見つかる場合があります。まず複数の求人に応募すること、採用が決まっても一度落ち着いて考えることを徹底しましょう。


他にも転職の失敗談はたくさんあります。「避けなければいけない施設」と言うものはありませんが、求人票のアピールポイントとそれに関する詳しい内容が記載していない場合は要注意です。もし面接する場合は、口頭で詳細を確認するようにしましょう。


他にも面接の設定や入職時期に余裕が無い場合は、施設側も人手を早く確保しなければいけない事情がある可能性もありますので要注意です。


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6.ストレスを見逃さないために

普段何気なく感じているストレスも積もり積もれば、心身に大きな影響を及ぼしてしまいます。ストレスを見逃さないようにするにはどうしたら良いか紹介します。


ストレスチェック

ストレスチェックとは2015年より労働安全衛生法に基づき義務化されている労働者のストレスを調査する制度です。従業員50人

以上の事業所は年1回の実施を義務化されており、従業員のメンタルの不調を未然に防ぐことを目的に実施されています。


自己の心身状態の把握やストレス対処のきっかけになり、高いストレスを持っている場合は専門家の指導を受けながら改善していくことが可能になっています。


ストレスチェックの流れ

0. 導入前の準備(実施方法などの社内ルールの策定)

まずは会社が「メンタルヘルスの不調を未然に防ぐためにストレスチェックを行う」という方針を明示します。次に、事業所の衛生委員会が具体的なストレスチェックの実施方法を決定します。これらは明文化され、全ての労働者に通知されます。


1. 質問票の配布・記入

直接またはITシステムなどを用いて配布された質問票に回答を記入します質問票には国が推奨する57項目の質問が存在しており、気分についての質問から仕事量や働きがい、他職員との関係についてなど多岐にわたります。


※医師などの実施者以外の第三者や職員が回答を閲覧することは、固く禁止されています。


2. ストレス状況の評価

回答をもとに、医師などの実施者がストレスの程度を評価します。高ストレス者には医師による面接指導が必要となります。


3. 本人に結果を通知

評価が終わると、ストレスの程度(高ストレスか否か)、医師による面接指導が必要かどうかといったストレスチェックの結果が本人に通知されます。


※先述の通り、企業が回答を入手することは本人の同意を得ない限りできません。


4. 医師による面接指導の実施

医師による面接指導が必要と判断された高ストレス者のうち、指導を申し出た労働者には面接指導が実施されます。


5. 就業上の措置の実施

企業は面接指導から1ヶ月以内に医師に意見を聞きます。意見の内容は就業上の措置が必要か、必要な措置の内容は何か、などです。医師の意見を踏まえて、必要があれば実際に労働時間の短縮などの措置を実施します。


6. 職場分析と職場環境の改善(※努力義務)

あくまで努力義務ですが、企業はストレスチェックの結果をもとに職場環境の改善を行います。回答を部署ごと、課ごとなどの単位で実施者に集計・分析してもらい、その結果から職場を分析し、適切な改善を行います。

出典:ストレスチェック制度 導入マニュアル


ストレスチェックが行われていない場合は

従業員50人未満の事業所はストレスチェックの実施は努力義務のため、実施されていないことも考えられます。そういった場合は自分で定期的にチェックしていく必要があります。厚生労働省のホームページにも手軽にできるサービスがあるので、気になる人は以下のリンクを覗いてみてください。



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7.介護職はやりがいのある仕事!ストレスを溜め込まないよう工夫しよう

介護職は肉体的にも精神的にもストレスがたまる仕事です。しかし、対人援助ならではの、喜びや感動もたくさんあり、やりがいを感じやすい仕事でもあります。もし、今の職場でストレスを感じた時には、無理は禁物です。ストレスの原因を考え、対処し解消していくことが大事です。


それでも改善しない場合は、職場を離れることも選択肢の1つ。せっかく選んだ介護職、これまでのスキルや経験を無駄にしないために、よく考えて自分の将来を検討していきましょう。自分に合った職場を探したい方は、まずは以下のバナーから求人を探してみましょう。

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